GIFT

fimo外道部という存在がある。

正確にいえば、存在はしない。

コミュがあるわけでなし、チームがあるわけでなし。

ただ、部長「外道ハンター・リュー」君を筆頭に、確かに存在する。

ええ、私は会長ですが(爆)


この外道部、ただ外道を釣ったからなるというものではない。


私が良く「外道部へようこそ」とコメを入れるが、ただ闇雲に入れているわけではなく、そこには確固たる信念がある。

それは、「魚を分け隔てなく愛する心」

その心に、「Fimo外道部」は存在する。

全国に散らばる部員の正確な心は判らない。

ただ、そのコメを入れるのは、そこには魚への愛情が見られる時だ。


そんな私が外道を釣った時、

…いや、外道というと自分的には語弊があるのだが、判り易く敢えてそう言おう。

そんな時は「GIFTを頂いた」と思う。

何故なら、シーバスを狙って釣っているのだから、シーバスが釣れるのは当り前。

ことシーバスにおいては、状況が悪くて釣れないというのは、ただ腕(または知識)の無い人間の言い訳だ。

勿論、ただ釣るだけではなく、例えばポイントであったりサイズであったり。

より条件を厳しくすれば、釣れない確率は大きくなる。

が、それで釣れないというのは、それ(理想)にまだ腕が追いついてないだけ。

それを凌駕する為に、切磋琢磨するのが釣り人であり、楽しみではないだろうか。


話がずれたが、「シーバスを狙った釣り方」において、違う魚種が釣れた場合は、話は別。

狙ってもおらず、そこに居る・ルアーを食ってくる事を想定していない。

それなのに、ルアーに食いついてくれ、そしてファイトを楽しませてくれる。

正直、年間数百匹の魚と戯れている事を10年以上続けていると、飽きる事がある。

釣り自体は、色んな事を試しながらやっているので飽きる事はないのだが、問題はヒットした後。

基本同じ引き方と暴れ方。

なので、食わせる事だけが楽しみとなり、その後はどうでもよくなってしまう。

ところが、そんな時に「何かが違う」と感じた時、それは「何が釣れたんだろう」というトキメキに変わる(←馬鹿)

魚が水面に顔を出すまでの間、ネットに入るまでの間、そして陸にあげた時。

その一瞬たりとも気が抜けないというのは、最早シーバスでは在り得ないのだ。

そして、ファイト中に「これはもしや…」と思った魚が当たった時、その喜びは倍増する。

そんな時に、「俺、まだ釣り好きなんだな」と思わせてくれる外道を、「自然がくれたGIFT」と思うのだ。

そんな自然に感謝し、そしてまた楽しませて貰う。

そんな気持ちを持ってるからこそ、未だに釣りを続けられてるんだと思う。

なので、魚をぞんざいに扱う輩は、最低な奴と思ってしまう。


と、何故こんな事を言っているかと言うと、今年は事の他外道が釣れない。

今年に入って釣ったのは、エイ・マルタの各1匹のみ。
(鯊も釣ったけど、スレ掛りだったので論外)

バチの時も、デイでも、昨年よりも魚は釣っているがシーバスばかり。

特にデイは、始めて数年で外道大当たりだった事もあり、今年はかなり気が抜けてきていた。

本気で会長の座を降りなければ…と思っていた程だ。


昨日もデイに行ったのだが、丸見えバイトは得られず、仕方なしにベイスラッグでひたすら釣っていく展開。

勿論、他のルアーを試してもいるのだが、X-80Deep(だったっけ?)に1ヒットのみ。

それ以外は、5センチミノー氏のオリジナルが良い感じだったのだが、陸上げで壊したく無い事もあり、全てオートリリース。
(それでも、少しヒビが入っちゃった(泣))

確か6ヒット位だったかな?

日陰は殆ど無く、集中が切れかけていた頃、そのGIFTは来た。















数年振りの鯔様!




外道の王様にして、最高のターゲット。

これを釣れば、周囲が皆笑いに包まれ、そして鼻を摘む(爆)

緊迫した空気を一変させてくれるのも、外道のGIFTたる所以だと思う。

しかも、激しくダートするベイスラのフロントフックにがっちり食いついている。



久しぶりに興奮したぜ!(爆)




あ、シーバス?

確か4時間位やって、20ちょいヒットの8ゲットだったけど、んな事どーでもいいいやw






















 

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