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▼ Revo MGX その2
こんにちはマーケのタチハラです。

今回はREVO MGXスピニングリールシリーズのギアシステムについて解説したいと思います。

アブと言えばアンバサダー、レボベイトキャスティングリールなどの両軸リールのイメージが強いと思いますが、アブ・ガルシアのスピニングリールの歴史は長く、初めてのアブブランド独自のスピニングリールは1955年発売のABU444と言われています。
1970年のアブの小冊子「Tight Lines」に333,444の掲載がありました。

自宅の釣り具部屋を探索して、昔使っていたカーディナルを引っ張りだして来ました。どのリールも傷だらけになるまで使い込んだ懐かしい宝物です。残念ながら私はABU333,444のコレクションは持っていません。

今回はREVO MGXスピニングリールシリーズのギアシステムについて解説したいと思います。

アブと言えばアンバサダー、レボベイトキャスティングリールなどの両軸リールのイメージが強いと思いますが、アブ・ガルシアのスピニングリールの歴史は長く、初めてのアブブランド独自のスピニングリールは1955年発売のABU444と言われています。

1970年のアブの小冊子「Tight Lines」に333,444の掲載がありました。

自宅の釣り具部屋を探索して、昔使っていたカーディナルを引っ張りだして来ました。どのリールも傷だらけになるまで使い込んだ懐かしい宝物です。残念ながら私はABU333,444のコレクションは持っていません。

少し年配の方ならアブ・ガルシアのスピニングリールと言えば33、44に代表されるインスプールのカーディナルを連想される方が多いと思います。カーディナル66,77が1965年に発売され、1969年にカーディナル44、日本で最も人気の高いカーディナル33は1976年に誕生します。カーディナル33は約40年経った現在でも限定で生産され続ける程の超ロングセラーのスピニングリールです。これだけのながきに渡り発売されているスピニングリールは恐らく日本の釣具メーカーのみならず、海外メーカーを含めても極めて稀なリールだと思います。
フライリールですと、歴史のあるハーディにはかないませんが。

話をギアについて戻します。


これはカーディナルC-5のボディ内部です。ギア材質は当時のアンバサダーと同じブラス製です。スピニングリールとしては珍しいウォームギアを採用しています。カーディナルC-5や33のしっとりとヌメーとした?ギアフィーリングはウォームギアとブラス素材の独特な味わいです。日本のシーバス黎明期、1970年代後半~1980年代前半の釣り雑誌に出てくるシーバスアングラーがカーディナル44、66、77、C-4,C-5を使っているのを憧れを持って見ていたものでした。

1980年代以降日本の釣り具メーカーの技術革新が進みスピニングリールにはフェイスギアの搭載が主流となります。 これら3つのギアは材質と加工方法の違うフェイスギアです。

このギアはアブブランドではありませんが、ソルトウォータースピニングリールに採用されていたステンレス焼結のギアです。ブルーマーリンやセイルフィッシュをキャスティングゲームで仕留める為の強度重視のステンレスギア。ステンレスですので、非常に重く、またギアゴリ感のあるフィーリングが欠点です。

これはスピニングリールに長い間使用されて来た、最も一般的な亜鉛ダイキャストのフェイスギア。 カーディナル33、カーディナルC-3まではブラスのウォームギアシステムでしたが、それ以降のアブブランドのカーディナルはすべて亜鉛ダイキャストのフェイスギアへと切り替わりました。

こちらは1980年代にバスフィッシング用に使っていた私のカーディナル752GTi。サイズ感がカーディナルC-4の方がよかったのであまり活躍しませんでしたので分解してみても中は綺麗なままでした。

やはりギアは亜鉛ダイキャストのフェイスギアが搭載されていました。
ダイキャストのフェイスギアは安価で生産出来るため、長くスピニングリールのギアの主流でした。
亜鉛ダイキャストのフェイスギアの欠点としては、やはり自重が重い事。
アルミのダイキャスト(鋳物)ですのでギアフィーリングや耐久性に難がある事。
リールのボディ、ローターがハイテク軽量素材により画期的に軽量化されて行く中で、亜鉛ダイキャストのフェイスギアを採用する事で軽量化に限界が出てきました。
日本のリールメーカーがアルミのマシンカットギアやアルミ鍛造の軽量フェイスギアを開発し、軽量なだけでなく、スムーズなギアフィーリングを実現していく中、シンプル、タフなだけでのカーディナルはどうしても日本メーカーのスピニングに水を開けられていたと言わざるを得ませんでした。
超軽量なRevo MGX の製品化には超軽量、超精密、スムーズなギアフィーリングのフェイスギアの開発が絶対条件でした。

両軸リールがREVOシリーズになり、画期的に進化したように、REVOのスピニングリールも超軽量、精密なフェイスギアを開発すべく長年、基礎研究を重ねて来ました。リールのギアは一般的なギアに比べ、非常に過酷な条件を満たさなければなりません。
例えばリールはルアーリトリーブ中は軽いテンション、スピードはストップ&ゴー、トウィッチングのように不規則なりリトリーブスピード。ひとたびヒットすれば高負荷でゴリ巻き。 ギアフィーリングはどんなセンサーより優れた人の手によってチェックされます。
感度重視のためにギアゴリはもちろん、ちょっとしたギアのブレ、回転ムラ、コツコツ感などの基準も厳しく要求されます。
更にリールの使用条件は炎天下、酷寒、雨の日もあれば、塩水を被る事もあります。

長い研究開発の末にようやく完成したのが、Revo MGX 、 PRM、ALXに搭載される、上のアルミマシンカットのフェイスギア「AMギアリング」。
思い切った投資でしたが、日本製の工作機械を工場に導入しました。
しかし単純に日本製の工作機械を導入すれば生産出来るという単純な課題ではありません。
AMギアリングは軽量なだけでなく、スムーズなギアフィーリングを実現するために理想の歯形を追い求め研究、解析をし続けました。
その結果、完成させた理想のフェイスギアが「COG(Computer Optimaized Gear)ギアデザイン」 です。
理想のフェイスギアの歯形を精密加工技術でマシンカットして仕上げた超軽量、超精密ギアがAMギアリングです。
AMギアリングの完成によって新しいRevo MGX、PRM、ALXシリーズの製品化が可能となったのです。
まもなく先行して店頭に並ぶRevo ALXを手に取っていただき、そのスムーズな回転をぜひ実感してみてください。
ピュア・フィッシング・ジャパン(株)マーケティング
S.Tachihara
- 2016年1月25日
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