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上宮則幸

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▼ 糸の太さについて考える

おれが使う釣糸、メインラインはPE。
釣竿とリールの組合せによって使う糸の太さをもちろん変えてる。
たとえば、VENDAVALにはカルコン200にPE3号、76Lならスコーピオンに2号とか。
これは、スピニングユーザーの方と比べると、破格に太いと思う。

おれがベイトにこだわるのは、太糸の扱いが楽だからでもある。
でも、それだけの理由でもないんだな。

太い糸に引かせるドリフトの効果ってやつが、絶大だ。
チョイアップに投げてミノーの頭をダウンに向かせた情態のまま太いラインにルアーを引かせて狙いのピンに送り込み、任意のタイミングでU字を描かせると言うメソッドが下げ時合い末期の緩い流れで激ハマりする。

なんか、流れをルアーの側面に当ててドリフトさせて何とかってビデオを観たが、そのメソッドには確かに細い糸が向いてるよね。
ラインの水切れが必要だから。

ただねぇ、おれの経験上、流れを側面に当て続けるドリフトではサイズが選べないんだよね。
釣りたくないのに、小僧がバンバン食ってくる。

必要なところで、必要なだけ動かすって事を意識して釣りしてると、デカイのを選んで釣れるようになるんじゃないですかね？

じゃあその「必要なところ」って？
デカイのが着くピンって？
それを紐解く事は、モンスターが何故にモンスターに成り得たか？を解明する事にも繋がります。

それを考える事は、おれのライフワークなんだよね。

今もデッカ鱸が頭ん中を悠然と泳いでる(笑)



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