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▼ シーバスの寿命は? かつて行われていた種苗放流と陸上養殖
- ジャンル:ニュース
毎週月曜21時に60分の釣り話ラジオ、今週のSWルアーニュースライブで話題になったテーマを記事で紹介するSWLNログ。
今回は『東京湾のスズキは減った、のではなく戻ったという仮説』という記事を取り上げた117回放送からプレイバック。
紹介した記事
https://www.fimosw.com/u/hivk5vc8gn/ob8arhywke5xge
117回 SWルアーニュース
記事の中では、かつて東京湾や広島ではスズキの種苗放流(いわゆる稚魚サイズの個体を放流)していた過去と、それが現在ではなくなっている事、そして放流事業の停止と漁獲数の減少に関連性があるのではないか、という推測が行われている。
SWLNではその点を紹介しつつも、更に気になった点としてかつて広島で行われていた放流事業に関するWEBサイトに注目した。
スズキから卵を採取する模様の紹介

画像引用元 広島市水産振興センター 栽培事業
http://www.haff.city.hiroshima.jp/suisansc/suzuki.html
更にWEBで公開されている平成24年の業務報告書(PDF)にはその中身が記されていた。
PDFが開きます
http://www.haff.city.hiroshima.jp/suisansc/pdf/gyoumuhoukoku/H24gyoumuhoukoku.pdf
<以下引用>
スズキ種苗 1 万尾(全長 30mm 以上)の生産
計画に基づき、生産を行った。
生産方法
親魚の養成と受精卵の確保
・平成 9 年度に種苗生産技術開発試験で生産した人工親魚(15 才)計 30 尾を陸上水槽で周年飼育した。
・親魚養成水槽は産卵期には 100kL 円型コンクリート水槽(100kL で使用)を用いた。
・飼育水は周年自然水温とした。
・飼料はヒラメ用フロートタイプの配合飼料に 、 ラ ク ト フ ェ リ ン 及 び ビ タ ミ ン 類 を 含有した添加物を添着したものを 1~2 日に1 回与えた。
<引用終>
人工親魚(15 才)計 30 尾
え、シーバスの寿命って10年とか言われてますけど…!?
まぁ野良猫、飼い猫における過酷な環境下における寿命差理論とかもある訳で、年魚と言われるマハゼも水槽で飼育すると2年物も珍しくなかったりする訳で…さて、どうなんでしょう。
しかし、15年の間、安定した環境でぬくぬく生きてきたにしては80㎝を越えているだろうか?

もちろん、大きくするのに最適な環境だったかどうかは定かではない。与えられた餌の質と量、他に例えば養殖が盛んなバラマンディは水温25度を保つことで成長速度に最大効果を期待できるそうだ。
また、別の視点として、JGFAタグ付きスズキを何度も釣られているザキミヤさんの記事でもかなり成長速度が遅いのが伺える。
二度あることは三度ある JGFAタグ付き鱸
https://www.fimosw.com/u/3839036/wkj84oc37fsh69
①2020年11月28日 又長:66.6cm→67.0cm(推定) 経過127日
JGFAタグ付き鱸を再捕報告してみました
JGFAタグ付き鱸の結果通知を頂きました
②2022年11月26日 又長:58.1cm→60.0cm 経過553日
人生二度目のタグスズキ
③2023年11月26日 又長:67.1cm→68.5cm(推定) 経過429日
ランカーシーバスと呼ばれる大型個体。それは環境、又は大きくなる遺伝子によって生まれる差なのか。それとも思ったよりも長生きしている結果なのか。
例えば漁業が盛んな東京湾ではスズキが若い内に死にやすい環境な為、長寿個体が発生しづらく、結果として大型スズキが少ない、という可能性もあるかもしれない。
さて、皆さんが釣ってる90㎝オーバーって実の所は何年生きているんでしょうね。
皆さんの釣果や記事を紹介し、深堀りするトーク番組、
SWルアーニュースはYoutube、fimoTVにて毎週月曜21時からライブ配信中。(過去番組はアーカイブ公開中)
https://www.youtube.com/@fimotv/videos?view=2&sort=dd&live_view=503&shelf_id=0
今回は『東京湾のスズキは減った、のではなく戻ったという仮説』という記事を取り上げた117回放送からプレイバック。
紹介した記事
https://www.fimosw.com/u/hivk5vc8gn/ob8arhywke5xge
117回 SWルアーニュース
記事の中では、かつて東京湾や広島ではスズキの種苗放流(いわゆる稚魚サイズの個体を放流)していた過去と、それが現在ではなくなっている事、そして放流事業の停止と漁獲数の減少に関連性があるのではないか、という推測が行われている。
SWLNではその点を紹介しつつも、更に気になった点としてかつて広島で行われていた放流事業に関するWEBサイトに注目した。
スズキから卵を採取する模様の紹介

画像引用元 広島市水産振興センター 栽培事業
http://www.haff.city.hiroshima.jp/suisansc/suzuki.html
更にWEBで公開されている平成24年の業務報告書(PDF)にはその中身が記されていた。
PDFが開きます
http://www.haff.city.hiroshima.jp/suisansc/pdf/gyoumuhoukoku/H24gyoumuhoukoku.pdf
<以下引用>
スズキ種苗 1 万尾(全長 30mm 以上)の生産
計画に基づき、生産を行った。
生産方法
親魚の養成と受精卵の確保
・平成 9 年度に種苗生産技術開発試験で生産した人工親魚(15 才)計 30 尾を陸上水槽で周年飼育した。
・親魚養成水槽は産卵期には 100kL 円型コンクリート水槽(100kL で使用)を用いた。
・飼育水は周年自然水温とした。
・飼料はヒラメ用フロートタイプの配合飼料に 、 ラ ク ト フ ェ リ ン 及 び ビ タ ミ ン 類 を 含有した添加物を添着したものを 1~2 日に1 回与えた。
<引用終>
人工親魚(15 才)計 30 尾
え、シーバスの寿命って10年とか言われてますけど…!?
まぁ野良猫、飼い猫における過酷な環境下における寿命差理論とかもある訳で、年魚と言われるマハゼも水槽で飼育すると2年物も珍しくなかったりする訳で…さて、どうなんでしょう。
しかし、15年の間、安定した環境でぬくぬく生きてきたにしては80㎝を越えているだろうか?

もちろん、大きくするのに最適な環境だったかどうかは定かではない。与えられた餌の質と量、他に例えば養殖が盛んなバラマンディは水温25度を保つことで成長速度に最大効果を期待できるそうだ。
また、別の視点として、JGFAタグ付きスズキを何度も釣られているザキミヤさんの記事でもかなり成長速度が遅いのが伺える。
二度あることは三度ある JGFAタグ付き鱸
https://www.fimosw.com/u/3839036/wkj84oc37fsh69
①2020年11月28日 又長:66.6cm→67.0cm(推定) 経過127日
JGFAタグ付き鱸を再捕報告してみました
JGFAタグ付き鱸の結果通知を頂きました
②2022年11月26日 又長:58.1cm→60.0cm 経過553日
人生二度目のタグスズキ
③2023年11月26日 又長:67.1cm→68.5cm(推定) 経過429日
ランカーシーバスと呼ばれる大型個体。それは環境、又は大きくなる遺伝子によって生まれる差なのか。それとも思ったよりも長生きしている結果なのか。
例えば漁業が盛んな東京湾ではスズキが若い内に死にやすい環境な為、長寿個体が発生しづらく、結果として大型スズキが少ない、という可能性もあるかもしれない。
さて、皆さんが釣ってる90㎝オーバーって実の所は何年生きているんでしょうね。
皆さんの釣果や記事を紹介し、深堀りするトーク番組、
SWルアーニュースはYoutube、fimoTVにて毎週月曜21時からライブ配信中。(過去番組はアーカイブ公開中)
https://www.youtube.com/@fimotv/videos?view=2&sort=dd&live_view=503&shelf_id=0
- 2024年1月14日
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