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▼ チタンティップ練習用 「practice510-R」
- ジャンル:日記/一般
- (チタンティップロッドビルド)
チタンティップ番外編
ロッドを作ってると必ず色々と試したいことが生まれる。
そこで定期的に技術訓練と実証用にロッドを余った材料で作ることがあります。
「Practice 510-R(仮)」もその習作の1本
practice(プラクティス)バス用語というより純粋に練習という意味です。
良いか悪いかってのは現場で判断が出ますから
まずはつくって試す。これ大事っす。

基本は習作用ですから端材やら余りもので作ってます。
ブランク検証ではなく構造検証用ですとお財布節約は基本です。
本番用材料を消費しまくるわけにもいかないので、所々変えます。
凸型使わずゴムコルクとか(笑)
そんなおかげでゴムコルクのチェックは重量が0.15~0.2gだったりします。
トップ側だけ、、、、トップ側だけはどうしても譲れないので本番材料を使う。
ただのアホっす。


リールシートの形状でお気づきの方。
通ですね(・∇・)ニヤニヤ。
ご存知の方はご存知のデザインでしょう。
手に取った人だけが分かる絶妙なパーミング具合。
ウエダのレーシングカスタムのデザインの中でも
このSKSSのリミットチューンは軽さとパーミング性を両立させた秀逸なデザインでした。
反響や残響に関してはIPSの方が良いと思うけどね。
こういうデザインは反響より軽量さに特化し
二つに分かれている特性上
どうしても振動のピークが先端側によりがちです。
(まぁ、そのために設計を工夫して振動のピークの位置をコントロールするわけですけども。)
とは言えトップ側のデザインがああいう形状になってるのは
手前でより振動を得るのに向いているともいえます。
この他のデザインといえばDPSカットしたスケルトンタイプも作ったけどしっくりこなくて解体。
軽さだけならあっちが良いとは思うけど
自分の手に合わなきゃ本末転倒です。
ただ、このデザインを継続して作るつもりはありません。
でもスレッド1つにしても工夫がされている先輩の作品をマネするのは
スキルアップに重要なことです。
その後、自分なりのデザインをしっかり作って「地盤」を作っておくのも大事かなと。
レングスは5f10インチだけど、ハンドル長めにしてるからもうちょい詰めるかも。
重量は暫定40.7グラム。
ハンドル材を40tパイプにしたら最終的な重さが
どうなるのか気になるところではあるけど、ひとまずこれでOK!
ガイドは7個 基本、余ってるものを採用。
SICを基本としてますがトップだけは腐るほどあまって肥やしと化した
トルザイト。
フジさんにはSICの3.5番の0.7パイプ作ってくれと頼んではいるけど果たして・・・・
フランジ型のトルザイトの小口径が出ない限り
正直いってオールトルザイトはありえないと思っている。


チタンは16cmの2ガイド
0.58mm~1.2mm
市販の06-1.2だとやりたいガイド配置が出来ませんから
ガイドの位置を意識して完全に自前で削りだした奴・・・・
のボツ品です(ぉぃ
腐るほどチタンのボツ品はあるんで資源の有効活用(笑)
悪くはない感触でチューブラーセクションはベリーの設計的にディープ向きです。
ちょっと足場が高くて流れもきつくてディープな呼子エリアでは使い勝手が良いと思います。
風が強い時期は特に。
バランスはスリーフィンガーで取っている。
今回はエンドを軽くして振動の波の伝達をロスしないようにしてる。

バランスも一応ある程度は考慮しているが
そこにばかり気を取られると大事な部分を見失いかねない。
そう、個人の人間感度を最大限発揮するバランスって
必ずしも果てしなく手前とは限らないわけですよ。
ハンドルは肉厚0.57ミリの東レ30トンの非売品
完璧ではないが、そこそこ良い仕事はしてくれる。
任意の場所に振動のピークを持ってこれます。
近々HSR63用に肉厚0.5ミリの40トンハンドルも作る予定。
リールシートは反響をコントロールするために内径含めて加工済。
ココらへんは専門的工具がないと難しいですが
するのとしないのとでは雲泥の差が出ます。
技術実証用であり練習用なので、基幹部分は本気で作る。
といっても中身なので見えませんが、そういう一手間が大事。
アーバーやリールシート内部てのは色々工夫する部分ではありますが
これいいやろ!!と自信満々でつくっても
メバルの当たり取れるけどアジが微妙とかってのも良くあります。
ダメなときはダメですが果たしてこの子はどうでしょうね?


製作日数2日(加工と組み立て2時間
接着とコーティングに2日(笑))
実証目的の要所以外は手を抜いてます。(爆
人様に放出する物と違って自分用ですからそんなもんです
ガイドも勘で一発セッティングしたセッティング。
果たして現場でどの程度、実用レベルになるか楽しみです。
ベンティングテストした状態では悪くは無い。
このテーパーデザインは結構慣れてますから
殆どテストしなくてもスムーズにガイド位置出しはできます。
突き詰めるなら検証とミリ単位の微調整は必要ですけども。
他のロッドも早く仕上げちゃいまっしょい。
しかし最近カメラが不調なのでアプリ変えたらオートでこんな状態になってしまった(笑
うーん
追記:テスト結果
性質的にT3 60EXのショート版に近いかもしれない。
ディープ攻略という意味ではやはり60は欲しいところか。
そうするとテーパーデザインに関して大きい障害が生まれるんで
結局マグナムクラフトのブランクでは限界があるんすけどね。
結局のところ自前で窯元と提携し作っていただく以外に選択肢はないといえる。
そもそも繊維方向、巻き方、圧力からして
マグナムクラフトではライトゲームの理想的ブランクは難しいと感じる。
理由は設計上の「ねじれやすさ」「縦軸の少なさと巻き方によるコシの抜けやすさ」そしてテーパーと肉厚の割りに「張り」が無いことです。
当たり前ですが汎用ブランクで出来ることはたかが知れてます。
ありものはマージンを取って作りますから
レーシングな物と対極にあると言えます。
専用の物を作る場合は専用に設計するのはものづくりの基本ですから
ロッドも漏れなくそういうことになっちゃうわけですが
スペシャリティを追求すれば多額の金が必要な世界です。
ロッド作りとは難しくも深い世界であります。
ロッドを作ってると必ず色々と試したいことが生まれる。
そこで定期的に技術訓練と実証用にロッドを余った材料で作ることがあります。
「Practice 510-R(仮)」もその習作の1本
practice(プラクティス)バス用語というより純粋に練習という意味です。
良いか悪いかってのは現場で判断が出ますから
まずはつくって試す。これ大事っす。

基本は習作用ですから端材やら余りもので作ってます。
ブランク検証ではなく構造検証用ですとお財布節約は基本です。
本番用材料を消費しまくるわけにもいかないので、所々変えます。
凸型使わずゴムコルクとか(笑)
そんなおかげでゴムコルクのチェックは重量が0.15~0.2gだったりします。
トップ側だけ、、、、トップ側だけはどうしても譲れないので本番材料を使う。
ただのアホっす。


リールシートの形状でお気づきの方。
通ですね(・∇・)ニヤニヤ。
ご存知の方はご存知のデザインでしょう。
手に取った人だけが分かる絶妙なパーミング具合。
ウエダのレーシングカスタムのデザインの中でも
このSKSSのリミットチューンは軽さとパーミング性を両立させた秀逸なデザインでした。
反響や残響に関してはIPSの方が良いと思うけどね。
こういうデザインは反響より軽量さに特化し
二つに分かれている特性上
どうしても振動のピークが先端側によりがちです。
(まぁ、そのために設計を工夫して振動のピークの位置をコントロールするわけですけども。)
とは言えトップ側のデザインがああいう形状になってるのは
手前でより振動を得るのに向いているともいえます。
この他のデザインといえばDPSカットしたスケルトンタイプも作ったけどしっくりこなくて解体。
軽さだけならあっちが良いとは思うけど
自分の手に合わなきゃ本末転倒です。
ただ、このデザインを継続して作るつもりはありません。
でもスレッド1つにしても工夫がされている先輩の作品をマネするのは
スキルアップに重要なことです。
その後、自分なりのデザインをしっかり作って「地盤」を作っておくのも大事かなと。
レングスは5f10インチだけど、ハンドル長めにしてるからもうちょい詰めるかも。
重量は暫定40.7グラム。
ハンドル材を40tパイプにしたら最終的な重さが
どうなるのか気になるところではあるけど、ひとまずこれでOK!
ガイドは7個 基本、余ってるものを採用。
SICを基本としてますがトップだけは腐るほどあまって肥やしと化した
トルザイト。
フジさんにはSICの3.5番の0.7パイプ作ってくれと頼んではいるけど果たして・・・・
フランジ型のトルザイトの小口径が出ない限り
正直いってオールトルザイトはありえないと思っている。


チタンは16cmの2ガイド
0.58mm~1.2mm
市販の06-1.2だとやりたいガイド配置が出来ませんから
ガイドの位置を意識して完全に自前で削りだした奴・・・・
のボツ品です(ぉぃ
腐るほどチタンのボツ品はあるんで資源の有効活用(笑)
悪くはない感触でチューブラーセクションはベリーの設計的にディープ向きです。
ちょっと足場が高くて流れもきつくてディープな呼子エリアでは使い勝手が良いと思います。
風が強い時期は特に。
バランスはスリーフィンガーで取っている。
今回はエンドを軽くして振動の波の伝達をロスしないようにしてる。

バランスも一応ある程度は考慮しているが
そこにばかり気を取られると大事な部分を見失いかねない。
そう、個人の人間感度を最大限発揮するバランスって
必ずしも果てしなく手前とは限らないわけですよ。
ハンドルは肉厚0.57ミリの東レ30トンの非売品
完璧ではないが、そこそこ良い仕事はしてくれる。
任意の場所に振動のピークを持ってこれます。
近々HSR63用に肉厚0.5ミリの40トンハンドルも作る予定。
リールシートは反響をコントロールするために内径含めて加工済。
ココらへんは専門的工具がないと難しいですが
するのとしないのとでは雲泥の差が出ます。
技術実証用であり練習用なので、基幹部分は本気で作る。
といっても中身なので見えませんが、そういう一手間が大事。
アーバーやリールシート内部てのは色々工夫する部分ではありますが
これいいやろ!!と自信満々でつくっても
メバルの当たり取れるけどアジが微妙とかってのも良くあります。
ダメなときはダメですが果たしてこの子はどうでしょうね?


製作日数2日(加工と組み立て2時間
接着とコーティングに2日(笑))
実証目的の要所以外は手を抜いてます。(爆
人様に放出する物と違って自分用ですからそんなもんです
ガイドも勘で一発セッティングしたセッティング。
果たして現場でどの程度、実用レベルになるか楽しみです。
ベンティングテストした状態では悪くは無い。
このテーパーデザインは結構慣れてますから
殆どテストしなくてもスムーズにガイド位置出しはできます。
突き詰めるなら検証とミリ単位の微調整は必要ですけども。
他のロッドも早く仕上げちゃいまっしょい。
しかし最近カメラが不調なのでアプリ変えたらオートでこんな状態になってしまった(笑
うーん
追記:テスト結果
性質的にT3 60EXのショート版に近いかもしれない。
ディープ攻略という意味ではやはり60は欲しいところか。
そうするとテーパーデザインに関して大きい障害が生まれるんで
結局マグナムクラフトのブランクでは限界があるんすけどね。
結局のところ自前で窯元と提携し作っていただく以外に選択肢はないといえる。
そもそも繊維方向、巻き方、圧力からして
マグナムクラフトではライトゲームの理想的ブランクは難しいと感じる。
理由は設計上の「ねじれやすさ」「縦軸の少なさと巻き方によるコシの抜けやすさ」そしてテーパーと肉厚の割りに「張り」が無いことです。
当たり前ですが汎用ブランクで出来ることはたかが知れてます。
ありものはマージンを取って作りますから
レーシングな物と対極にあると言えます。
専用の物を作る場合は専用に設計するのはものづくりの基本ですから
ロッドも漏れなくそういうことになっちゃうわけですが
スペシャリティを追求すれば多額の金が必要な世界です。
ロッド作りとは難しくも深い世界であります。
- 2016年2月18日
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