エギングの宗派争い

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この時期になると毎年聞かれる宗派の話

 

言い方は色々あるけど内容は

 

「3.5号以下のエギって使わない方がいいですか?」

「小さいエギを使うのってダサいんですか?」

 

こんな感じ

 

 

エギングに特に多いけど、似たような宗派間の摩擦は別の釣りでもあって

・シーバスのプラグ専門の人VSワーム使う派

・青物の大型プラグ&ジグ専門の人VSブレードとかVJ使う派

とか他にも色々

 

 

エギングの場合は秋の新子シーズンに初心者の人がポイントやタイミングわからず小さいエギで赤ちゃんイカを狩る事が目立つから叩かれやすいと思うんです

 

 

初秋でも3号で十分釣れる。

うん、わかります

 

俺は3.5号しか投げない。

別に否定しません

 

 

 

ただ、ポイントの水深やベイトサイズでエギのサイズを使い分けて500g以上がアベレージで1kgを狙う場所や時期でも2.5号を使うのがベストな場合もあると思います

 

そういうちゃんとした意図があって小さいエギを使うのは良いと思うし結構難しかったりします

 

 

 

私にエギを教えてくれた師匠的な方が2人いて、片方が3.5号しか使わない人、もう1人は県南から室戸の磯で全サイズのエギをポイント毎に使い分けるっていう対極な2人でした

 

 

 

エギのサイズを使いわける方は当時シャローモデルなんか無かったので自分で3.5号のシンカーをドリルで穴を開けてシャロー用にしたり、2号のシンカーに巻きオモリを巻いて特定のポイント専用にしたり、カンナを半分にしたり、カンナを曲げて飛距離アップを狙ったりする方でした

 

 

2人からそのスタイルのメリットを聞いてるとちゃんと両方にメリットがあったし2人とも狙った通りに凄い釣果を出してました

 

 

小さいエギを使ったからと釣れるイカが小さいとは限らず、イカのサイズは場所やタイミング次第だと思います

 

 

 

ただ、小さいエギは流れの感度も悪いし風に弱いし良型のイカを狙う場合に効率が悪いことも多々あります

 

 

 

 

色々知って、聞いて、見せてもらった私の結論としては秋の始めはベイトサイズも小さいし良型の活性も高いので細かいジャークで6~8回程度シャクります

 

10~11月は4~6回シャクる場合が多いです

 

12~1月は2~3回シャクるのがほとんどです

 

 

こういう狙い方をしたいなって思った時に使いやすいエギのサイズが異なりますよね

 

 

 

冬でもシャロー帯の中にあるスリット狙いなら2.5号を使うし、初秋でも親の残りやすいエリアならパタパタの3.5号とか使います

 

 

 

めちゃくちゃ条件いい日に群れから外して釣りたいなら2.5号で派手に動かしながら連れ出して手前で抱かせたい

 

 

僕はこういうゲーム性とか狙うために考える事が好きです

 

 

 

エギングで3.5号しか使わない人も、シーバスにプラグしか使わない人も、青物にトップしか使わない人もカッコイイし尊敬してるし自分もタイミング次第ではそうしてます

 

 

でも自分とスタイルの違う人を問答無用でディスる人は嫌いです

 

もちろんコロッケみたいな赤ちゃんを狩り尽くそうとする人は論外ですけどね

 

 

 

おじさんはつまらない宗派争いが減ればいいのになと思ってます

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第一精工 高速リサイクラー2.0
第一精工 (2013-02-18)

登録ライター