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逹の駄賃

  • ジャンル:日記/一般
相棒と見てきた景色はきっと違う。
僕にはない目を持ち、そんな目がもしかしたら僕にもあるかもしれない。
俺たちは
ハンドメイドを作ってきた側と
ハンドメイドを操ってきた側の
出会い。

同じルアーを手にとって、実際に使って、実際に釣って、感じるものも違う。
カラカラだと思っていた雑巾を、違う視点から絞ると水滴が1滴落ちる。
さらにこっちから持ち上げれば、2滴落ちるんですよ。なんて話を俺がする。
もしかしたら、こーしたら3滴落ちるんじゃないか?と、話が膨らむ。
そうして俺達は、王道を行かず、魚釣りを愛し、聞くときは馬鹿になり、話す時は共有し、芯だけは強く持ち、多くは語らず、たまにスケベに、生きてきた。
魚釣りは、結果だけをただ単純に追いかけるも良し、プロセスを楽しむも良し、釣り方に拘るも良し。
対生き物を相手にする遊びを知った我々釣り師は、時間を裂き、眠気を我慢し、わざわざ字に残したりもする。
捉え方が違って当たり前のこの遊びだから、この瞬間に食うよなって感覚がベストマッチする事もある。
だから、また楽しい
こんな出会いを導いてくれたフィーモへ。
心から感謝を申す。

■感覚■
手の感覚だけは文字に残すと嘘になる。
語るものじゃない。
感じて欲しいけど、難しい。
あのルアーだけは、あの感覚でなければフロントフックを襲われる事は無い。
そんな難しいルアーを僕は託した。
「きっと何年も釣れないと思います。」っと失礼ながら言い切った。
だけど、釣れたら投げずにはいられなくなります。とは語らなかった。
きっと、最初の1本はマグレじゃ釣れない。
お互い、''自分にしか操れない独特の感覚を持つルアー''って響きが好きなハズ。笑
そして、その状況は他のルアーでは敵わない事が多い。
人が作ったハンドメイドルアーで、そこを感じられたら釣りが変わるんじゃないか?
って勝手なお節介だった。

「なんだか総じてすごいのに、力を出して走るタイミングが騎手と一致しない名馬のようなルアーだな」

っとこの男の文才に、いつもながら舌を巻いてしまった。
そして、ちゃんと結果を出してくれた相棒にも感謝を申す。

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■昔は釣れたとは語らない■

僕の目標は、80歳になっても現役の鱸釣り師でいる事である。
本気で目指しているが、あと50年もある。
今年で31歳。
もう31年生きたと思うと、あと50年しかない。
若いうちから無理をすると腰に来るらしい。
だから、健康に気を使い、体重は増やず、極力乗ってもらう。笑
液体は、水、お茶、コーヒー、酒。しか飲まない。
昔は釣れた~
ではなく、今はこー釣る。
昔はこう釣れて、こう狙ったんだぜ?
って、ヨボヨボのジィさんが水に浸かり、今より明るくなった夜景をバックに、誰もが諦めた魚を、当たり前ように釣る。
そんなジジーに、俺はなりたい。笑

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