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そうなのか?チャートの意味,魔法の色?黄色 4

こんにちは!
前回の続きです。

考察①黄色は美味しさのしるし?

前回は鮎や鰻の元気な奴は黄色くなりがち。笑

的な話だったんですが。

じぁあ!海ではどうなん?的な。

皆さんは関アジ・関サバをご存知の事かと思いますが、

アジ・サバに関わらず結構な高級食材となっております。

基本的にいつものアジはグレーが強い銀系。

サバは青とグレーの銀系のイメージが強く、 

市場やスーパーで見かけるのもそんなデザインの物が多い。(デザインって?)

身の色も血合いはなんとも言えないエンジ色のような茶色の様な色合い。

ところがこの関アジ・関サバになると、体色に黄色いラインが入る。

そして中の身の血合いの色も鮮やかなピンク系の透き通った赤になる。

まるで違った魚の様に見えるが生物学的には全く同じ魚らしい。

しかし我々阪神間に住む釣り人も色々やっていると、そういった事象に出くわす。

『居付きアジ』と地元の釣り人の間で呼ばれている、黄色いラインの入ったアジ。

兵庫県のオープン気味な場所で釣れるアジはこの居付きアジで有る場合が多い。

ソレに対して、普通の体色のアジは『回遊』と呼ばれている。

(回遊・居付きの真意は判らないけれど)

たとえオープンエリアとて、大阪より南の海で釣れるアジはサビキレベルで言うと圧倒的に『居付き』は少ない。

何より

コレらの釣り方は『居付き』狙いが長い枝をふわふわさせるのが有効なのに対して、

『回遊』は短い目の枝にオモリを重たい目にしてシャープに誘うのが有効と、
全然釣り方が異なる。

回遊は際に集まるけれど、居付きは際に近寄らないとか、色々違いが有ったりする。

アジなんて回遊だろうが居付きだろうが美味しいのに変わりはないが、

居付きの場合、生色するとその身の色の透き通る美しさと、くどくない味わい。

ちょっとワンランク上の感じでは有る。

そもそも、

そういった個体差って、潮が荒れがちな場所にいい奴がいる。

荒い海で育ってパワフルという理屈は簡単に想像出来るが、

何より水中の海水の酸素の濃さが秘密では無いか?と思ったりする。

魚自体は言わずもがな、餌が違うのでは無いか?と。

肉眼で確認できないプランクトンなんか、

穏やかな海と荒れがちな海とでは結構ラインナップが変わるんじゃ無いか?と。

ほらほら、川の場合には苔の質の差なんていうのが大きく影響している訳だから、

広い広い海で、場所場所でベイトの栄養状況は大きく変わるはず。

わかりやすい例として、防波堤の際。

何も無い所、イガイびっしりの所、牡蠣、フジツボ、海藻と、これと言った明確な根拠なく、傾向って存在している。

そんな中で居付きの黄アジが人間には美味い!となっている訳で、フィッシュイーターさんにしたら黄色が明らかに目印になりうるんだろう。

黄色いちゅうのは

『美味い』もしくは『栄養的に優れる』という刷り込みがフィッシュイーターさんに有る可能性は広い海で能率良く栄養を摂取する印として、

充分にありうる話だと思います。

しかし黄色がそれだけの要素で有効になるか?と言うと、まだまだ!

ほらほら『視認性』のアドバンテージっていう奴。

しかし、人間目線で考えると赤やら青も視認性は高い!なんなら銀無垢の方が視認性は高い。

次回はなんで黄色が魚の視認性が高いと言われているのか?

その理由に付いて考察してみたいと思います。

続く

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