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▼ 遥かなる北の大地より来たりし怪魚を求めて -ルアー編-
どうも。お金があれば薬剤と衛生キットを持って、某紛争地帯に行きたいけれども、行ったところで足手纏いになるか、寒さで死にかける事が予見され、大使館に小遣いを寄付することしか出来ずにやるせない気持ちの中年のネコです。
さて、私が管理釣場のイトウにチャレンジするために用意したタックル、ラインシステムとご紹介をしましたが、今回は釣場に合わなければ平気でボウズを食らうという、1番のキーアイテムであるルアーについてご紹介します。
ルアーの選択として
本来、トラウト類は淡水域に生息し、川の中の岩陰や砂の中に生息する水生昆虫、小魚などを捕食しています。
自然河川に成魚で放流し、放畜を行わないような場所や、稚魚で放流し、川の中のエサを自分で捕食するような場所では様々なアプローチを考える事ができ、カラーやルアーもその場所やタイミング、水質によって変わります。
ところがエリアトラウトの場合、場内の養魚場にて飼育したものや養鱒場から仕入れたサカナをや区画整理された河川、池などに放流しているため
出典 昭和産業HP
写真のようなペレットで稚魚から飼育されていることもあり、表層に浮かぶ茶色いモノに反応を示す事が多く、ルアーも〝好反応がある〟のはこれに似たサイズ、色との事です。
また、活性を上げるために場内で撒かれるエサも、このペレットとの事でした。
出典 鱒屋 HP
写真のルアーが示すように、池の水質が基本的にはクリアなため、反応するカラーが偏っているというのも頷けます。
ボウズになりたくなければ、写真のような〝普段食べているモノ〟を模したルアーをメインで使用したり
出典 グローブライドHP
1枚目のようなフェザージグや、2枚目のような鱒の卵をイメージしたような独特なルアーを主に使用した方がよいと勧められました。
スプーンも釣れてはいるが、ペレットを模した色に反応が偏っているらしく、私が過去にやっていたようなシルバーやゴールドがベースカラーになる自然河川や湖沼での釣り方が成立しにくいようです。
本来、トラウト類もフィッシュイーターであり、小魚を模したミノーに反応するはずですが、私が今回チャレンジする管理釣場では「使い方をマスターすればそれなりだが、余り役に立たない。」と管理者から事前に聞いており、暫くはアクションと操作の練習がメインになるであろうと考えておりました。
確かに〝釣る〟だけなら上記のようなペレットをイミテートしたルアーを使用するのが良いのかもしれません。
経験者である釣具店の店員からは
・エリアトラウト用ミノー
・エリアトラウト用クランクベイト
は用意した方が良いと言われ
ロデオクラフトとラッキークラフトのダブルネームのフローティングクランクを用意しました。
付属しているフックとスプリットリングに不安を感じたため
出典 バレーヒルHP
バレーヒル製の強化スプリットリングに付け替え、フックは
安心のがまかつ製シングルバーブレスに全て交換しました。
スプーンは気を衒ってドイツからSPRO(ドイツがまかつ)のスプーンを取り寄せましたが…ひと月半経った今も航空貨物が減便、遅延しているため未だ入手できておりません。
ここまでくれば、準備はほぼOKなのですが、私もソルトアングラーとしてのプライド(?)がありますし、何よりニジマスの数釣りをしに行く訳ではありません。
ここはソルト用ルアーでやってみたらどうだろうか!?
ドドン!
メバリングタックル用に用意したのはメバル用のミノーで
・ima メバコスケ35F
・K-太38 サスペンド
です。
海水での使用を想定した設計となっているため、どこまで出来るかは解りませんが、どうせやるなら好きなルアーメーカーで釣りたいじゃないですか?
レギュレーションとして10cmまでのミノーが使用可能なため、8ftタックル用ルアーとして
上から
・ima リジット70
・ima B-太モーグ
・ima B-太70
これらをストラクチャーのピン打ち用として
・スカジットデザイン アイビーミノー
をボトム探り用としてシーバスタックルから選出し、今回使用する事にしました。
本来、ストラクチャー側にいるシーバスに対し、ジャークでアクションさせ、バイトを誘うこれらのミノーがどのような結果を生み出すか…。
次回、実釣編をお送りします。
-続く-
- 2022年3月10日
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