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▼ 慣れと危機感と安全管理能力
- ジャンル:日記/一般
- (#ヒラスズキ, #何かあってからでは遅い, #地磯の危険度)
普段は仕事柄連休がとれないが、海上予報で低気圧の影響で荒れると聞き、無理矢理3連休を確保し南紀へ行ってきた。
到着するや否や滝のような雨で、拠点にて天気が回復するのを待ち、土曜の夕マズメと日曜日の朝〜夕マズメを攻める事が出来た。
が、今回は非常に後味の悪い釣行となったため、自戒の念も込めて記録する。
読まれた方も、もし自分ならどうしたかを考えて欲しい。
夜からの大雨が弱くなってきた頃に、いつものポイントへ向かう。
そこは、磯の岩盤が逆バンクになっており、思わぬ大波が来る場所だったが、波高と風向きからそこくらいしか入れるポイントが無かったため、11ft(いつもならそのポイントに入る時は12ft以上のロッドを使う)で打てる範囲を打とうと思い、地磯に降りた。
案の定、一段低い位置は上げ1分でギリギリ波が被るか被らないかの状態で、11ftでやるには(私の感覚では)危険な状態だった。
波の様子を見ていると、後からやって来た顔見知りの地元の底物師が二段目(13ftならキャスト可能な位置)にセッティングしだし、このポイントで他に打てる場所も無くなったため、危険は覚悟で一段下に降りた。
普段の私なら、11ftでやるには危険と判断し、それ以上の長さを持って来ていないなら諦めるところだろう。
しかし、私はある理由で何が何でもヒラスズキを1本釣らなくてはならなく、初日を雨で潰したこともあり正常な判断が出来ていなかった。
一段目に降りて、キャストを開始する。
暫くしてヒラセイゴを1本掛け、ルアーチェンジすべくベストからルアーケースを取り出したその時
「ニイちゃん波!!」
底物師が叫んだ。
海を見ると、今立っている位置より2mは超える波が目前に迫っていた。
私はとっさに更に一段低い磯の内側に身を隠す。
次の瞬間波に飲まれ、屈んで磯の内側に入り込んだ事もあり、海に引きずり込まれる事は無かったが…
あ!imaのルアーが満タン入ったルアーケースが!!
ふと頭にそんな事がよぎるも、高波とは一回で収まる事は無く、同じクラスの波が計3回磯を洗い、ルアーケースは荒ぶる波の中に消えた。
完全に、私の焦りによる不注意が招いた事だ。
恥ずかしながら、私は過去に同じようなケースで、ロッドとリールを南紀の海に奉納した事があるが、今回も同じことをやらかしてしまったのだ。
波が収まり、自身に外傷が無い事を確認すると、頭が冷静になったおかげか、即、二段上の岩に退避し、警告と心配をしてくれた底物師にお礼を伝えた。
もし、底物師があの時叫んでいなければ、下手すると海に引きずり込まれ、生きていないかもしれないと思うとゾッとする。
実はこの話にはまだ続きがある。
この後、前掲の底物師の御礼の差し入れを渡すのと磯の状況を確認すべく、夕マズメ前に同じ地磯を訪れたところ、他府県ナンバーの車が1台停まり、釣りの準備をし出した。
時刻的に上げ止まりで、波は落ちていなかった事もあり不安に思い声をかけると、今からヒラスズキを釣りに行くと言う。
私はすかさず「ロッドは何フィートですか?」と問うたところ、10.6ftとの事。
本来ここでは、先述した通り12ft以上でなければ、水際に身を乗りださねばならないような場所である。
上げ2分で前掲のような状態からして、満潮の今は自殺行為に等しいと思い、13ft以上の竿が無ければ行くのを辞めるよう伝える。
明らかに怪訝そうな顔をして、「分かりました。」とは言うものの、居なくなれば始めそうな雰囲気だったため
過去にここでは何名か行方不明になっている場所である事
午前中に自身も大波に流された事
また、風裏、波裏で打てる場所が近くにある事
を伝え磯場に降り、撤収中の底物師に差し入れをし、車を停めた場所まで上がった。
忠告を聞き入れてくれたのか、若いアングラーはタックルを出す事なく待ってくれてはいたが、戻るなり一言。
「ロングロッドと安全性って関係あるんですか?」
と、半ば怒り混じりで聞いてきた。
私からすると、そんな事も分からないようなら南紀の地磯でヒラスズキなんてするな!と言いたくなるような発言であったが、私は冷静に、「今お持ちの竿で立てるのは、明らかに波が被る場所ばかりであり、13ftならば2つ上の段から〝安全に〟打つ事ができます。」また、ヒットした場所からずり上げる場所への誘導も容易にできます。」と答えた。
すると、聞こえるか聞こえてないかの小声で「いつも来ている場所なのに。」と言っていた。
私はそれに反応せず、そのままその場を後にしたため、その後どうなったかはわからない。
いつも来ているなら、私と出くわすだろうし、何より10.6ftのショートロッドでやる場所ではないと分かる筈なのだが。
私自身の練度の足りなさ、人としての未熟さが、今回のこのような後味の悪い釣行という結果になってしまった訳だが、磯は危険な場所であり、危機管理能力があるつもりでも「いつも大丈夫だから」という甘えが発生し、そんな時に限ってミスをする。
磯で行方不明になる人のほとんどが、中級〜ベテランという事を考えても、慣れと隙があるからこそ気の緩みが発生するのだろう。
若いアングラーに忠告したのは正しい事だったのか、今でもわからない。
ただこれ以上、「趣味」で命を落とすような事があってはならないとだけは言える。
海をナメるな。
己の能力を過信するな。
この2つは、自戒の念としてここに書き記したい。
- 2019年7月15日
- コメント(1)
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