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初心者にオススメしたい港湾部青物用トップウォーター、シンキングペンシル〜補足編〜

どうも。
実は〝自分的に釣れるルアー〟を封印し、トップとシンペン縛りで8月末から青物と戦ってくるも、食性の変化に伴い、そろそろ解除するか悩んでいる中年のネコです。


さて、先月は5回にわたり港湾部で〝割とライトなタックルでも〟使用可能な青物用トップウォーターとシンキングペンシルのオススメの紹介、基本動作の紹介をさせていただきました。
今回はこれらを総括し、初心者が疑問に思うであろう事を勝手ながらQ&A方式で述べていきます。


Q1 基本的にどんなタックルで使用できるの?

A1 私自身も紹介する前に試用してみたものが、9.6ft、MH〜Hクラス以上のシーバスロッド、10ftM〜MHクラスのショアジギングロッドでした。
リールも、ダイワのLTでは4000番(旧モデルの3000番)以上、シマノはC4000以上のハイギアモデルです。
皆さんがショアジギングやライトショアジギングで使用しているタックルで使用可能なモノばかりを紹介しましたが、私のように使い慣れればXHクラスの11ftプラッキングロッド、6000番ハイギアリールでも使用可能なため、慣れてきてタックルがアップグレードしたとしても使用可能なものばかりです。


Q2 PEの太さは?ルアーの紹介ページには1.5号と書かれているけど。


A2 確かにハマチ(イナダ)を港湾部で釣るなら、PEは1号〜1.5号で問題はありません。
しかし、相手は青物。そのハマチの群れの中にブリやカンパチ、ヒラマサが紛れ込んでいないという保証はありません。
私は、基本的にはPEは2号でリーダーは40lbをセットしています。
この太さなら、ミスキャスト時にある程度高切れを防いでくれますし、メータークラスでもいなしながら獲る事ができるためです。
飛距離や操作性より、かけた時の安心感を優先した方がよいと思います。
(私が先日オススメしたダイビングペンシル、シンキングペンシルは、多少飛距離は落ちても自信を持ってPE3号、リーダー60lbまでは使えるものばかりですので、お持ちの太糸セッティングで使用して下さい。)


Q3 リーダーの種類は?または長さは?

A3 基本的にはナイロンで、長さはロッドの長さと、釣りをされる地形に合わせて下さい。
浮力とショックの吸収力が強いナイロンは、過剰な動きを抑制するだけではなく、意外と多い〝合わせ切れ〟や〝口切れ〟を防いでくれる効果があります。
また、キャスティングの際にも高切れをある程度防いでくれる効果も期待できるので、フロロとの性質の違いが明らかに解り、操作を調整できる場合を除くとナイロンに分があると考えます。
長さにつきましては、1ヒロあればいいのですが、ロッドが10ftオーバーであったり、捨て石やテトラが手前10m以上沈んでいるような場所では1.5ヒロ程取った方が、根ズレ対策としてもよいかと思います。
太さは、PEの号数の20倍のlb数(1.5号なら30 lb、2号なら40lb)が適しているように思います。


Q4 接続具は?


A4 リーダーの太さにもよりますが、私は40lbまでは高強度スナップ、80lbまではスタジオオーシャンマーク社製オーシャンスナップを使用します。

出典 スタジオオーシャンマークHP

それ以上ではスイベル&スプリントリングを使用します。

私がオススメしたいスナップは

出典 フィッシングファイターズHP

フィッシングファイターズ製鉄腕スナップです。
元々オフショアジギング用に開発されていたもので、私自身も港湾青物では90lbクラスを愛用しておりますが、ファイト中に破断した経験はありません。

磯やオフショアキャスティングではリングに分があります。
しかし、都市港湾や沖堤防では〝根に走られる〟事も無いので、(青物に対しては)ライトなタックルで臨む事もあり、いなしながら捕るため、そこまで強度は求められません。
しかし、半端なモノでは弾け飛ぶのがスナップ。
新しく購入したものは、使用するであろうリーダーとの相性を必ずチェックするようにしており、表示前後の強度がある事を確認しますが、メーカーによっては90lb表記でも、50lbのリーダーに負けるというモノもありました。
しかし、このスナップは開けやすく閉じやすいだけではなく強度も抜群でした。
以前、スナップ接続したトップウォーターで連続してブリを2本掛けた事がありますが、ラインシステムとタックルバランスに合わせていたため、破断する事はありませんでした。
スナップも、バランスによって使用する種類を選ぶ事でルアーの動きを妨げないことから、私がオススメしたルアーを使用されるならば、このクラスのスナップで使用可能であると考えます。
(スナップは形状によっては正面から受ける水流を変えたり、重さで挙動がわずかながら変化します。


Q5 風波が高くてダイペンが思ったように操れない

A5 トップウォーターは表層を泳ぐため、風向きや波の高さ、潮流によっては動きが思ったようにならない事が多々あります。
ダイビングペンシルが使用困難な状況では、私の経験からだとポッパーのショートポッピングとシンキングペンシルの表〜中層ジャークがしやすく、また反応も多いと感じました。
ただ、そのような状況で無理にトップの釣りを継続する必要はありませんし、状況に合わせたルアーセレクトが出来ないというレベルの初心者ならば、正直なところとしては「水際に立たない」という事が良いかと安全管理の観点からも言えます。


今回は、私が「青物トップウォーター初心者に多いであろう疑問」を私なりに解説させていただきました。
今年はどの海も表面海水温度が高く、まだまだトップウォーターの釣りが成立する条件も揃っています。

水面に水柱が立ち、視覚的にも面白いトップの釣りを、今シーズンから練習してみるのはいかがでしょうか?




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