プロフィール
網走
東京都
プロフィール詳細
カレンダー
検索
アーカイブ
アクセスカウンター
- 今日のアクセス:27
- 昨日のアクセス:74
- 総アクセス数:604818
QRコード
▼ 堤防 イソマグロ 2017-2 おじさんとベベルスイマー
- ジャンル:釣行記
- (大物ルアー)
昨年秋頃、仕事で港に来ているときに一人のおじさん釣師が目についた。
ロッドはレイジングブル、リールはステラの大番手。背中にかけた玉網は異様に大きい。
"本気でショアから大物ねらってます"というオーラがひしひしと感じられる風貌に興味を引かれたので声をかけてみる。
話しをしてみると、やはりショアから大物を狙いに遠征で来たようだ。
会話の途中、おじさんの使っているルアーがおかしな形をしていることに気が付く。なんというか、白くてオバQのおしりに針がついたような形状。
GTアイスクリームという名前のルアーらしい。
GT用ルアーというのはポッパーにせよペンシルにせよそのほとんどが魚の形をしているが、GTアイスクリームに関してはそのような正統派ルアーを嘲笑うかのように間抜けな形状、表情をしている。
しかし、その実力はなかなか侮れないらしく、おじさんはもうこのルアー以外ほとんど使わないほど気にいっているそう。
いつもはとぼけているが、やる時はやる。GTアイスクリームはどうやらそういった感じのルアーらしい。
そんなGTアイスクリームの話題で話が弾んだこともあり、私とアイスクリームおじさんは会うたびに会話する間柄となった。
アイスクリームおじさんと話しているうちに、おじさんがこのブログを見てくれていることや、おじさんの娘さんと私が同じ大学の同じ学科だったことがわかったりして、私はおじさんに親近感を持つようになったし、内地から何度も大物を求めて島に通うほどの釣りバカ具合も好きだった。
つい先日、アイスクリームおじさんが遠征を終えて帰る際に私のもとへルアーをもってやって来た。
体力的にきついので今期かぎりで大物釣りから足を洗うのでルアーを私にあげるのだと言う。
ルアーはストライクプロベベルスイマー(20cmのシンキングミノー)のリップをカットしたものと高そうなダイビングペンシル。
まず、アイスクリームおじさんがGTアイスクリーム以外のルアーを持っていたことに驚き、それからちょっとしておじさんにもう会えなくなると思うと少しさびしくなった。
6月最初の大潮。満月。
大潮初日は磯に行ったがまるで魚っけなし。
その日の夕方、堤防を見に行くとメアジの大群が押し寄せていたので2日目は暗いうちから堤防に入ってみることにした。
毎年この時期、堤防にメアジを追ってきている魚は表層でボコボコボイルしているがトップウォータープラグにはまず反応しない。
なので、最初に使うルアーは今私が持っているルアーのなかで唯一のシンキングプラグであるベベルスイマーリップカットチューンに決めた。そう、アイスクリームおじさんから頂いたものだ。
堤防周りでは盛んにボイルしている。
そのほとんどがギンガメアジによるものだろうが、たまに大型魚によるものと思われるド派手なボイルも発生している。
2投でギンガメアジをキャッチアンドリリース。
5投目くらいで食ってきたのは明らかに大物。ドラグが勢い良く滑る。
おじさんのベベルスイマーはテールアイが壊されてしまったものの、最後まで魚と通じていてくれて、何とか25kgほどのイソマグロをキャッチできた。
ベベルスイマーが壊れてしまったので、その後トップを投げてみたが、魚はボイルしていたもののルアーには見向きもしなかった。
おじさんがベベルスイマーをくれていなかったらきっとこの魚は釣れていなかっただろう。
一人の人間との別れと一匹の魚との出合い。
何とも不思議な感覚がした。
おじさん、ありがとう!
ロッドはレイジングブル、リールはステラの大番手。背中にかけた玉網は異様に大きい。
"本気でショアから大物ねらってます"というオーラがひしひしと感じられる風貌に興味を引かれたので声をかけてみる。
話しをしてみると、やはりショアから大物を狙いに遠征で来たようだ。
会話の途中、おじさんの使っているルアーがおかしな形をしていることに気が付く。なんというか、白くてオバQのおしりに針がついたような形状。
GTアイスクリームという名前のルアーらしい。
GT用ルアーというのはポッパーにせよペンシルにせよそのほとんどが魚の形をしているが、GTアイスクリームに関してはそのような正統派ルアーを嘲笑うかのように間抜けな形状、表情をしている。
しかし、その実力はなかなか侮れないらしく、おじさんはもうこのルアー以外ほとんど使わないほど気にいっているそう。
いつもはとぼけているが、やる時はやる。GTアイスクリームはどうやらそういった感じのルアーらしい。
そんなGTアイスクリームの話題で話が弾んだこともあり、私とアイスクリームおじさんは会うたびに会話する間柄となった。
アイスクリームおじさんと話しているうちに、おじさんがこのブログを見てくれていることや、おじさんの娘さんと私が同じ大学の同じ学科だったことがわかったりして、私はおじさんに親近感を持つようになったし、内地から何度も大物を求めて島に通うほどの釣りバカ具合も好きだった。
つい先日、アイスクリームおじさんが遠征を終えて帰る際に私のもとへルアーをもってやって来た。
体力的にきついので今期かぎりで大物釣りから足を洗うのでルアーを私にあげるのだと言う。
ルアーはストライクプロベベルスイマー(20cmのシンキングミノー)のリップをカットしたものと高そうなダイビングペンシル。
まず、アイスクリームおじさんがGTアイスクリーム以外のルアーを持っていたことに驚き、それからちょっとしておじさんにもう会えなくなると思うと少しさびしくなった。
6月最初の大潮。満月。
大潮初日は磯に行ったがまるで魚っけなし。
その日の夕方、堤防を見に行くとメアジの大群が押し寄せていたので2日目は暗いうちから堤防に入ってみることにした。
毎年この時期、堤防にメアジを追ってきている魚は表層でボコボコボイルしているがトップウォータープラグにはまず反応しない。
なので、最初に使うルアーは今私が持っているルアーのなかで唯一のシンキングプラグであるベベルスイマーリップカットチューンに決めた。そう、アイスクリームおじさんから頂いたものだ。
堤防周りでは盛んにボイルしている。
そのほとんどがギンガメアジによるものだろうが、たまに大型魚によるものと思われるド派手なボイルも発生している。
2投でギンガメアジをキャッチアンドリリース。
5投目くらいで食ってきたのは明らかに大物。ドラグが勢い良く滑る。
おじさんのベベルスイマーはテールアイが壊されてしまったものの、最後まで魚と通じていてくれて、何とか25kgほどのイソマグロをキャッチできた。
ベベルスイマーが壊れてしまったので、その後トップを投げてみたが、魚はボイルしていたもののルアーには見向きもしなかった。
おじさんがベベルスイマーをくれていなかったらきっとこの魚は釣れていなかっただろう。
一人の人間との別れと一匹の魚との出合い。
何とも不思議な感覚がした。
おじさん、ありがとう!
- 2017年6月9日
- コメント(5)
コメントを見る
網走さんのあわせて読みたい関連釣りログ
fimoニュース
登録ライター
- ダイワ:スティーズクランク300
- 6 日前
- ichi-goさん
- 釣りのモチベーションについて。
- 9 日前
- BlueTrainさん
- 少し遠い目をした
- 13 日前
- はしおさん
- 『高速リサイクラー 2.0 改造』
- 14 日前
- hikaruさん
- 水深20cm
- 17 日前
- rattleheadさん
本日のGoodGame
シーバス
-
- 清流鱸を追って33
- 金森 健太
-
- 相模川、台風増水パターン
- P_Nao
最新のコメント