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▼ 新東京サーキット
- ジャンル:車・バイク
前日の夜にノコノコと準備をする。
まずはフルフェイスのヘルメットでしょ~と、引っ張り出してきて被ろうとしたら、何か黒い粉が降ってきた?
スポンジが加水分解してやがる(涙)
さっきLINEでチャリ君に「フルフェイスのヘルメットぐらい用意しとけ」的な嫌がらせしたばかりで、まさか自分がこうなるとは。
内装を調べると、腐っているのは天辺の薄いスポンジだけらしく、性能的に大切な部分は猛烈なべたつき感はあるけど崩れてはいないのが判った。
フェイスマスクすりゃいいかw
向こうで売ってるべ。
深く考えても仕方ないので、寝不足は天敵、早めに寝た。
翌朝は新座に友人を迎えに行って、京葉道路経由でサーキットへ。
予報通り、雨が残った。
四街道にあったころの新東京は、ミニバイクレースのころに散々走った「最も苦手なサーキット」のうちの一つ。
なんせグリップしない上に高速コース。
雨が降るとストレートでSP50がシフトアップで転ぶとか、高速1~2コーナーが夕方になると途中から陰になって、その陰に入った瞬間にコケるとか。
レースの日の朝に、巨大なガスバーナーでコーナー焙るなんていう、恐ろしいこともやっていた。
もう全く意味が分からないほど、よく滑るサーキットだった。
ハーフウェットの練習日、若手の選手がよく「乾かしてこい」とかいう先輩の無慈悲な命令で、半べそかきながらコースインしていたのを思い出すなぁ。。。
(たいがい、2周ぐらいでバイク壊して帰って来るが)
そんな思い出ばかりの新東京サーキット。
久しぶりのレース、しかもカートだっていうのに、まさかの雨。
そういえば昔、カートが2ヘアピンで「何やってもまっすぐにしか行かない」のを見たなぁ。
クラッシュパッドに真正面から刺さるのって、痛いんじゃないの?
色んな不安がよぎる。

で、着いた。
が、誰も居ない。
どうやら早すぎたみたいだけど、レースはゆっくりできる方が絶対に良い。
10分後にチャリ君も来て雑談していると、やがて人が集まりだしてそれらしい雰囲気になってきた。
サーキットのこの雰囲気、ほんと久しぶり。

ドライバーズミーティングが始まり、タイムスケジュールを聞いてびっくり。
15分練習後に、いきなりヒート1の60分耐久レーススタート。
終わったら、お昼を挟んで午後に決勝の3時間耐久だとか。
う~ん、走りながら慣れろという事か。
とりあえずコースを覚えなくては始まらないので、積極的に練習走行枠を走らせてもらう事に。
ウェット路面に気を付けながら、ゆっくりとコースイン。
1LAP目はコース覚えるためにゆっくり右側を走行して・・・と思ったら1ヘアピンで、いきなりすごいスピードでインに入ってくる車両が・・・これまたすごいスピードですっ飛んでコースアウトしていった(汗)
危ないのね。
でも、そのスピードで入れるんだ。。。
とりあえず、無理のなさそうな速度で回り、メインストレートで全開になったところで、高速の1コーナーが表れた。
晴れたらたぶんノーブレーキのコーナーっぽいが、早めにアクセル戻してブレーキを当てながらハンドルを入れてみる。
ま、曲がんねぇ(涙)
コーナーリング中に「ヒェ~」って、初めて言ったかも(笑)
フロントタイヤの向きとは、明らかに違う方向へ進むカート。
どうすんのこれ?と思ってとりあえずブレーキを離しアクセル踏むと、突然グリップを取り戻して向きが変わりだす。
あ、そういう乗り物?
踏んで向き変えるのか。
その後は、後ろからくる速い車両を行かせて、見様見真似をして攻めてみると、まぁなんとなくはレースになるなと。
ただし、1コーナーだけはどうにもならん。
ぶっちゃけ、怖ぇよ。
数周してからドライバーチェンジし、コースの外から1コーナーを見に行くが、やはり「ちゃんとカートやってる風」のドライバーは、2ランク速い速度で走っているのが判る。
練習走行が終わり、雨も止んでハーフウェットになりつつある。
これでいきなりレースは厳しいかもしれないが、とにかくロス(スピンとかコースアウトとか)を無くす作戦でヒート1の60分耐久に挑むことにした。

チャリ君は、煩悩で頭がいっぱいらしいから、ファーストドライバーに任命。
実は一つ勝機はあって、地味に我々の車両はストレートが遅くないのだ。
1チーム、明らかに速い人たちのチーム(本物カート屋さん)があって、そこは地味に車両が遅い(笑)
ま、1ヒート目は様子見で練習のつもりで行きましょう!という事でスタートした。

ルマン式スタート(エンジンOFFの車両に向かって、ドライバーが走って行って飛び乗る)で、いきなりペケで1コーナに入るあたりが、チャリ君の年齢を物語るw
ただ、その後がまともだった。
さすがダート競技をかじっていただけはあって、そつなく下位グループを抜け出して4番手で帰ってくる。
へぇ~、凄いなぁ・・・
見ていても安心。
20分で戻して、次は友人のドライブ。
彼は86でレース経験もそれなりにあるので、無理をするタイプのドライバーではないのは解かっている。
上位グループに追いつかれても、その後に必死に食らいついて周回をこなしていく。
ピットインや周りのトラブルもあり、気が付くと2位になっていた。
ありゃ~すげぇなぁ!
という所で、ドライバーチェンジで私の番が来た。
雨はやんでいるけど、路面はウェットという状態。
まぁ何とかなるかな・・・でコースイン。
20分なんて耐久のうちに入らないので、とにかく最初から全開で攻めていくと、意外と車が素直に曲がる事に気が付いた。
たまに速い人に会うと、とにかく後ろについてお勉強。
ライン取りはどうもパターンあるね。
自分の好きな、若干クロス気味なラインも間違いではないっぽい。
きっちりと滑り幅が決まると、コーナーによっては追いついたりもする。
ただ1コーナーが、その分を全部チャラにしてオツリがくるぐらい、遅い(笑)
もちろん、安定はしない。
速い周もあるけど、外しまくる周もある。
全部のコーナーで完ぺきだ!というのは一回もなかった。
こればかりは、練習量で補わなくちゃね。
そんな感じで走って、気が付けば2位でフィニッシュ。
まぁ、コースは覚えたし、決勝はドライになるから何とかなるかな?という手ごたえをつかんだ。
決勝は180分耐久。
という事は、3人でエントリーしている我々は、一人30分を2回やれば良いのだ。
スタートはローリングスタート方式(走りながら隊列を作り、止まらないでスタート)となった。
4輪では馴染みのスタートだけど、経験のない私はまた最終ドライバーに決定。
スタート チャリ→友人→私→チャリ→友人→私 フィニッシュ
まぁ、なんつうか、気が楽だ(笑
なんかできないかなぁ・・・と思い、空気圧をいじった。

というか、リヤの一本がベコべコだったので、サーキットスタッフのあんちゃん捕まえて、高めで全部揃えてもらったの。
休憩が終わり、よいよ本番スタート。

「君がいきなり壊したら、参加費払い戻しね」で気を引き締める。
そう、我々が入賞するには、ロスゼロが大前提なのだ。
1Lapで隊列ができ、シグナルグリーンでスタートした。
1コーナーは先ほどのヒート1で1位だった、カーナンバー#2の速い人。
その後ろにレーシングスーツに身を包んだ早そうな人たちのグループ、そして私服のチャリ君が混ざる。
しかも彼の一張羅である、fimoパーカー(笑)
4コーナーで#4と#11が軽い接触で失速したすきに、裏直でスルリスルリと#9のチャリ君がかわし、#2の後ろに付ける。
オープニングラップを2位で通過。
そしてその勢いで、ストレートがいまいち走ってない#2のイン側に、ストレートエンドで並びかけ、まさかの1コーナーでトップに!
インフィールドをきっちり抑えて2Lap目はトップで通過(汗)

笑える。
レーシングスーツ着たカート屋を、fimoパーカーが押さえてるよ(爆)
空気圧作戦、ドンピシャだったな!
その後数周は、頑張った。
でも、#2は曲がり角が速かった。
ただそれだけ。
5周目に抜かれるとじりじり離され、集中力が切れたところでスピンして後退。
ピットサインで「サボるな!」と出して、ちょっと上がったところでドライバーチェンジ。
周りも取っ散らかったりピットインがあったりで、順位は2位。

2番手友人は、ピットインで抜いた#2が後ろから迫られるが、絶妙なラインで好バトルを演じた。
なんか、開眼しちゃったポイね。
進入で若干オーバースピード気味に入ることでインに付かせず、立ち上がりはスピードを殺さずにワイドライン。
次のコーナーはシッカリ小回りしてブロック気味でコンパクトに回り、ストレートの前のコーナーは大きくラインを取ってしっかり立ち上がる。
後ろのドライバーの方が若干速いけど、ストレートでも走る車両でこれやると、かなり抜きにくくなる。
たまにノーズを入れられても、自分のラインをシッカリとクリーンに主張するってのは、なかなかできる事じゃない。
タイムを計ると、チャリ君の0.5秒ほど速いタイム。
しびれを切らした相手がピットインして、その後もしっかり走り切ってドライバーチェンジ。

さぁ、こうなってくると、ワンミスが命取りの展開。
私が絶対にやるべきことは、順位を落とさずに次へつなぐこと。
スピンはダメだけど、タイムは落とせない。
一周目から集中して攻めていく。
路面はドライ(変なとこ滑るけど)になったので、1コーナーは全開で行けるようになった。
これが大きい余裕を生む。
少しずつ、今度は距離で得をするラインを見つけていく。
路面も出来上がってきているので、慣れていないゆえの雑さを隠してくれるのもありがたい。(ウェットはそういうのを許してくんないから、腕の差が出ちゃうのよね)
ガツンっとブレーキを踏んで、一気に向きを変える自分のコーナーリングがピタッとはまってきた。
あと、このサーキット固有の近道ラインも見えてきた。
1ヘアピン、2ヘアピン、そして裏直後のヘアピンは、外側のタイヤがゼブラゾーンのギリギリまで寄せて使える。
これで0.3秒は上がるはず。
ただ、絞りすぎるとリヤが滑りすぎて前に進まないので、ワイドに入ってインに抜けるイメージで詰めていく。
ストレートは一番左端。
1コーナーはできるだけインベタ前回。
これで淡々と走るが、やはり精度が甘い。
それで思いついたのが、ブレーキングポイントを目印を見つけて行うことにした。
これはドライバーによって分かれるのだが、私は今までに「何かを目印にしてブレーキングをする」という走り方を、バイクのレース含めてやったことがない。
ひたすら感覚でコーナーにアプローチするタイプ。
しかし人によっては、フェンスの切れ目やゼブラの位置などを目印にして、「ここに来たらフルブレーキング」と決めて操作を行う人も要る。
いきなりぶっつけで出来るかどうかは解からないが、いくつかのコーナーで割り切って決めてしまうことにした。
もしもそれでブレーキが余っちゃったら、その位置を少しずつ奥に取っていくという戦法でタイムを上げる。
しばらくそうやって走っていると、なんとなくラインも選べるようになって良い感じになった。
そしてストレートエンドで#2が見えたところで、ドライバーチェンジ。
2巡目もチャリ君と友人はいい仕事をした。
実は途中で、トップを走る#2の車両トラブルもあり、何と1位を走るという珍事もあったが、順当に復帰されてマシンが速くなった#2には周回遅れにされた。
そして最後の走行が来た。

ぶっちゃけ、ここからは消化レース。
後ろは#4で、2周の差が付いているから回らない限り安心。
ただ、あのバカみたいに早い#2にだけは勝負を挑みたいので、とにかく毎Lapをしっかりまとめて勝負の時を待つことにした。
が、自分も早くなるとさ、なかなか追いついてこないからコースで会えないのよね。
まして、追いつくなんてのもないし(笑)
という事で、周回遅れの車両とかも、ぶつかんないように安全マージンを取って抜いたりしていたら、あっという間に25分経ってしまった。
ラスト5周の表示が出て、さぁ何やってやるか・・・と思っていたら、ピットの連中が「ペース上げろ!」のサインを出してきた。
?と思って後ろを見ると、#4と#2が見える位置に来ている。
あぁ、なるほど。
こりゃぁ逃げないとやばいね。
集中してタイムアタック状態に入る。
このラスト数周で引き離して終わりにできれば、個人的に超満足!
なんてこと出来るわけなく、「追いつかれない」で無事にチェッカー。

いや~、お疲れさまでした!
そして結果、寄せ集め素人ながら、2位で表彰台に上がれた。
地味に速かったから、一位にはなれないww

表彰式が終わった後に#2と#4のドライバーと少し話をしたら、「ラスト2周は全く差が詰まらなかったよ」と言ってくれたので嬉しかったりするのだ♪
まぁ、草レースではあるが、初めてのカートでレースってのも面白かったし、やっぱりモータースポーツっていいなぁ・・・と改めて。
次回も来てね!と言って頂けたので、予定が合えばまたお邪魔したいなと思います。

なにはともあれ、チームメイトの友人とチャリ君に感謝なレースでした♪
まずはフルフェイスのヘルメットでしょ~と、引っ張り出してきて被ろうとしたら、何か黒い粉が降ってきた?
スポンジが加水分解してやがる(涙)
さっきLINEでチャリ君に「フルフェイスのヘルメットぐらい用意しとけ」的な嫌がらせしたばかりで、まさか自分がこうなるとは。
内装を調べると、腐っているのは天辺の薄いスポンジだけらしく、性能的に大切な部分は猛烈なべたつき感はあるけど崩れてはいないのが判った。
フェイスマスクすりゃいいかw
向こうで売ってるべ。
深く考えても仕方ないので、寝不足は天敵、早めに寝た。
翌朝は新座に友人を迎えに行って、京葉道路経由でサーキットへ。
予報通り、雨が残った。
四街道にあったころの新東京は、ミニバイクレースのころに散々走った「最も苦手なサーキット」のうちの一つ。
なんせグリップしない上に高速コース。
雨が降るとストレートでSP50がシフトアップで転ぶとか、高速1~2コーナーが夕方になると途中から陰になって、その陰に入った瞬間にコケるとか。
レースの日の朝に、巨大なガスバーナーでコーナー焙るなんていう、恐ろしいこともやっていた。
もう全く意味が分からないほど、よく滑るサーキットだった。
ハーフウェットの練習日、若手の選手がよく「乾かしてこい」とかいう先輩の無慈悲な命令で、半べそかきながらコースインしていたのを思い出すなぁ。。。
(たいがい、2周ぐらいでバイク壊して帰って来るが)
そんな思い出ばかりの新東京サーキット。
久しぶりのレース、しかもカートだっていうのに、まさかの雨。
そういえば昔、カートが2ヘアピンで「何やってもまっすぐにしか行かない」のを見たなぁ。
クラッシュパッドに真正面から刺さるのって、痛いんじゃないの?
色んな不安がよぎる。

で、着いた。
が、誰も居ない。
どうやら早すぎたみたいだけど、レースはゆっくりできる方が絶対に良い。
10分後にチャリ君も来て雑談していると、やがて人が集まりだしてそれらしい雰囲気になってきた。
サーキットのこの雰囲気、ほんと久しぶり。

ドライバーズミーティングが始まり、タイムスケジュールを聞いてびっくり。
15分練習後に、いきなりヒート1の60分耐久レーススタート。
終わったら、お昼を挟んで午後に決勝の3時間耐久だとか。
う~ん、走りながら慣れろという事か。
とりあえずコースを覚えなくては始まらないので、積極的に練習走行枠を走らせてもらう事に。
ウェット路面に気を付けながら、ゆっくりとコースイン。
1LAP目はコース覚えるためにゆっくり右側を走行して・・・と思ったら1ヘアピンで、いきなりすごいスピードでインに入ってくる車両が・・・これまたすごいスピードですっ飛んでコースアウトしていった(汗)
危ないのね。
でも、そのスピードで入れるんだ。。。
とりあえず、無理のなさそうな速度で回り、メインストレートで全開になったところで、高速の1コーナーが表れた。
晴れたらたぶんノーブレーキのコーナーっぽいが、早めにアクセル戻してブレーキを当てながらハンドルを入れてみる。
ま、曲がんねぇ(涙)
コーナーリング中に「ヒェ~」って、初めて言ったかも(笑)
フロントタイヤの向きとは、明らかに違う方向へ進むカート。
どうすんのこれ?と思ってとりあえずブレーキを離しアクセル踏むと、突然グリップを取り戻して向きが変わりだす。
あ、そういう乗り物?
踏んで向き変えるのか。
その後は、後ろからくる速い車両を行かせて、見様見真似をして攻めてみると、まぁなんとなくはレースになるなと。
ただし、1コーナーだけはどうにもならん。
ぶっちゃけ、怖ぇよ。
数周してからドライバーチェンジし、コースの外から1コーナーを見に行くが、やはり「ちゃんとカートやってる風」のドライバーは、2ランク速い速度で走っているのが判る。
練習走行が終わり、雨も止んでハーフウェットになりつつある。
これでいきなりレースは厳しいかもしれないが、とにかくロス(スピンとかコースアウトとか)を無くす作戦でヒート1の60分耐久に挑むことにした。

チャリ君は、煩悩で頭がいっぱいらしいから、ファーストドライバーに任命。
実は一つ勝機はあって、地味に我々の車両はストレートが遅くないのだ。
1チーム、明らかに速い人たちのチーム(本物カート屋さん)があって、そこは地味に車両が遅い(笑)
ま、1ヒート目は様子見で練習のつもりで行きましょう!という事でスタートした。

ルマン式スタート(エンジンOFFの車両に向かって、ドライバーが走って行って飛び乗る)で、いきなりペケで1コーナに入るあたりが、チャリ君の年齢を物語るw
ただ、その後がまともだった。
さすがダート競技をかじっていただけはあって、そつなく下位グループを抜け出して4番手で帰ってくる。
へぇ~、凄いなぁ・・・
見ていても安心。
20分で戻して、次は友人のドライブ。
彼は86でレース経験もそれなりにあるので、無理をするタイプのドライバーではないのは解かっている。
上位グループに追いつかれても、その後に必死に食らいついて周回をこなしていく。
ピットインや周りのトラブルもあり、気が付くと2位になっていた。
ありゃ~すげぇなぁ!
という所で、ドライバーチェンジで私の番が来た。
雨はやんでいるけど、路面はウェットという状態。
まぁ何とかなるかな・・・でコースイン。
20分なんて耐久のうちに入らないので、とにかく最初から全開で攻めていくと、意外と車が素直に曲がる事に気が付いた。
たまに速い人に会うと、とにかく後ろについてお勉強。
ライン取りはどうもパターンあるね。
自分の好きな、若干クロス気味なラインも間違いではないっぽい。
きっちりと滑り幅が決まると、コーナーによっては追いついたりもする。
ただ1コーナーが、その分を全部チャラにしてオツリがくるぐらい、遅い(笑)
もちろん、安定はしない。
速い周もあるけど、外しまくる周もある。
全部のコーナーで完ぺきだ!というのは一回もなかった。
こればかりは、練習量で補わなくちゃね。
そんな感じで走って、気が付けば2位でフィニッシュ。
まぁ、コースは覚えたし、決勝はドライになるから何とかなるかな?という手ごたえをつかんだ。
決勝は180分耐久。
という事は、3人でエントリーしている我々は、一人30分を2回やれば良いのだ。
スタートはローリングスタート方式(走りながら隊列を作り、止まらないでスタート)となった。
4輪では馴染みのスタートだけど、経験のない私はまた最終ドライバーに決定。
スタート チャリ→友人→私→チャリ→友人→私 フィニッシュ
まぁ、なんつうか、気が楽だ(笑
なんかできないかなぁ・・・と思い、空気圧をいじった。

というか、リヤの一本がベコべコだったので、サーキットスタッフのあんちゃん捕まえて、高めで全部揃えてもらったの。
休憩が終わり、よいよ本番スタート。

「君がいきなり壊したら、参加費払い戻しね」で気を引き締める。
そう、我々が入賞するには、ロスゼロが大前提なのだ。
1Lapで隊列ができ、シグナルグリーンでスタートした。
1コーナーは先ほどのヒート1で1位だった、カーナンバー#2の速い人。
その後ろにレーシングスーツに身を包んだ早そうな人たちのグループ、そして私服のチャリ君が混ざる。
しかも彼の一張羅である、fimoパーカー(笑)
4コーナーで#4と#11が軽い接触で失速したすきに、裏直でスルリスルリと#9のチャリ君がかわし、#2の後ろに付ける。

オープニングラップを2位で通過。
そしてその勢いで、ストレートがいまいち走ってない#2のイン側に、ストレートエンドで並びかけ、まさかの1コーナーでトップに!
インフィールドをきっちり抑えて2Lap目はトップで通過(汗)

笑える。
レーシングスーツ着たカート屋を、fimoパーカーが押さえてるよ(爆)
空気圧作戦、ドンピシャだったな!
その後数周は、頑張った。
でも、#2は曲がり角が速かった。
ただそれだけ。
5周目に抜かれるとじりじり離され、集中力が切れたところでスピンして後退。
ピットサインで「サボるな!」と出して、ちょっと上がったところでドライバーチェンジ。
周りも取っ散らかったりピットインがあったりで、順位は2位。

2番手友人は、ピットインで抜いた#2が後ろから迫られるが、絶妙なラインで好バトルを演じた。
なんか、開眼しちゃったポイね。
進入で若干オーバースピード気味に入ることでインに付かせず、立ち上がりはスピードを殺さずにワイドライン。
次のコーナーはシッカリ小回りしてブロック気味でコンパクトに回り、ストレートの前のコーナーは大きくラインを取ってしっかり立ち上がる。
後ろのドライバーの方が若干速いけど、ストレートでも走る車両でこれやると、かなり抜きにくくなる。
たまにノーズを入れられても、自分のラインをシッカリとクリーンに主張するってのは、なかなかできる事じゃない。
タイムを計ると、チャリ君の0.5秒ほど速いタイム。
しびれを切らした相手がピットインして、その後もしっかり走り切ってドライバーチェンジ。

さぁ、こうなってくると、ワンミスが命取りの展開。
私が絶対にやるべきことは、順位を落とさずに次へつなぐこと。
スピンはダメだけど、タイムは落とせない。
一周目から集中して攻めていく。
路面はドライ(変なとこ滑るけど)になったので、1コーナーは全開で行けるようになった。
これが大きい余裕を生む。
少しずつ、今度は距離で得をするラインを見つけていく。
路面も出来上がってきているので、慣れていないゆえの雑さを隠してくれるのもありがたい。(ウェットはそういうのを許してくんないから、腕の差が出ちゃうのよね)
ガツンっとブレーキを踏んで、一気に向きを変える自分のコーナーリングがピタッとはまってきた。
あと、このサーキット固有の近道ラインも見えてきた。
1ヘアピン、2ヘアピン、そして裏直後のヘアピンは、外側のタイヤがゼブラゾーンのギリギリまで寄せて使える。
これで0.3秒は上がるはず。
ただ、絞りすぎるとリヤが滑りすぎて前に進まないので、ワイドに入ってインに抜けるイメージで詰めていく。
ストレートは一番左端。
1コーナーはできるだけインベタ前回。
これで淡々と走るが、やはり精度が甘い。
それで思いついたのが、ブレーキングポイントを目印を見つけて行うことにした。
これはドライバーによって分かれるのだが、私は今までに「何かを目印にしてブレーキングをする」という走り方を、バイクのレース含めてやったことがない。
ひたすら感覚でコーナーにアプローチするタイプ。
しかし人によっては、フェンスの切れ目やゼブラの位置などを目印にして、「ここに来たらフルブレーキング」と決めて操作を行う人も要る。
いきなりぶっつけで出来るかどうかは解からないが、いくつかのコーナーで割り切って決めてしまうことにした。
もしもそれでブレーキが余っちゃったら、その位置を少しずつ奥に取っていくという戦法でタイムを上げる。
しばらくそうやって走っていると、なんとなくラインも選べるようになって良い感じになった。
そしてストレートエンドで#2が見えたところで、ドライバーチェンジ。
2巡目もチャリ君と友人はいい仕事をした。
実は途中で、トップを走る#2の車両トラブルもあり、何と1位を走るという珍事もあったが、順当に復帰されてマシンが速くなった#2には周回遅れにされた。
そして最後の走行が来た。

ぶっちゃけ、ここからは消化レース。
後ろは#4で、2周の差が付いているから回らない限り安心。
ただ、あのバカみたいに早い#2にだけは勝負を挑みたいので、とにかく毎Lapをしっかりまとめて勝負の時を待つことにした。
が、自分も早くなるとさ、なかなか追いついてこないからコースで会えないのよね。
まして、追いつくなんてのもないし(笑)
という事で、周回遅れの車両とかも、ぶつかんないように安全マージンを取って抜いたりしていたら、あっという間に25分経ってしまった。
ラスト5周の表示が出て、さぁ何やってやるか・・・と思っていたら、ピットの連中が「ペース上げろ!」のサインを出してきた。
?と思って後ろを見ると、#4と#2が見える位置に来ている。
あぁ、なるほど。
こりゃぁ逃げないとやばいね。
集中してタイムアタック状態に入る。
このラスト数周で引き離して終わりにできれば、個人的に超満足!
なんてこと出来るわけなく、「追いつかれない」で無事にチェッカー。

いや~、お疲れさまでした!
そして結果、寄せ集め素人ながら、2位で表彰台に上がれた。
地味に速かったから、一位にはなれないww

表彰式が終わった後に#2と#4のドライバーと少し話をしたら、「ラスト2周は全く差が詰まらなかったよ」と言ってくれたので嬉しかったりするのだ♪
まぁ、草レースではあるが、初めてのカートでレースってのも面白かったし、やっぱりモータースポーツっていいなぁ・・・と改めて。
次回も来てね!と言って頂けたので、予定が合えばまたお邪魔したいなと思います。

なにはともあれ、チームメイトの友人とチャリ君に感謝なレースでした♪
- 2017年10月6日
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