【ターニングポイント２】新東京１

久しぶりにレースネタ。

高校生のころから約15年、いろんなサーキットを走ってきた。
バイクもいろんなのに乗った。

30を過ぎてミニバイクレースも引退し、シビックのレースにドライバーで呼ばれれば出る程度で、それを数回やった後はレースには出ていない。

競争は好きだけど、釣りはトーナメント志向ではなく、どちらかと言うと禅問答の方が好き。
でも、たまにバイクに乗ってみたり、レンタルカートに年一回乗ったりと、相変わらず乗り物は好き。

乗り物は、乗ったら＝100％競争の世界に、まだ頭の中身が偏っている。
だからレースへの復帰なんて、絶対にできないと思っているし、そうしようとも思わない。

今は釣りと仕事で頭がいっぱい。
もっと良い釣り（道具つくり）をシタイノダ。
もっと良い仕事をシタイノダ。

生活もお金も集中していくのが、自分にとってのレースだった。
だから年間を通しての選手権に参加し、チャンピオンを目指した。
そうやって戦ってきたから、苦しい事も乗り越える力が付いたし楽しかった。

そう考えると、レースってのはスポット的に出るには難しいものが在り、「片手間のちょっと」というレベルでは趣味にしにくい。
まぁ、やれない事はないけど、その為にはお金が掛かりすぎる。

気持ちも物も、一緒にレベルアップさせていかないと、レースにもならない。

そんな思いがあって、すっかりレースは見るものとなっていたところへ、突然の誘いが来た。

「来週の土曜日、レンタルカートでの耐久レースがあるので出ませんか？」

ロクな話じゃねぇなぁと思いつつスケジュールを見ると、ちょうどその日が開いている。
あぁ取材予定だった週か・・・もう終わらせちゃったから、丸々空いてるよ。。。

場所を聞くと新東京サーキット（千葉）らしいので、コース幅もあるし何とかなりそうな感じ。
参加者は素人もいるらしいので、そんなに迷惑はかけなくて済むとのこと。（ただし、その中に本物レーサーが混じってるとかｗ）

まぁたまにはいいか♪と思い、OKを出すと、あと2名ほど連れて来いと（笑）
チーム構成は3～5人一組らしい。
しかも、「本物カート屋や現役レーサーは、空気が読めないので不可」と。

ハイハイ、解りましたよ～と返事して、釣り関係の「それなりに乗れそうで、参加費に文句を言わなそうな」何人かに連絡するが、さすがに秋シーズン始まりは忙しいみたい。

けっきょく引っかかったのがこのオジサンだった。

チャリ君、期待はしないｗｗ

まぁ彼は、今回誘ってくれた友人とは、車（86）で共通のつながりがあるので気が楽と言えばラク。

残りの「この人乗れそう」な元レーサーやバイク乗りは全滅なので、3人でエントリーすることにした。

こうして「素人丸出しで地味に早い（を目指す）」をチームコンセプトにし、レーシングスーツ禁止を合言葉で結成された。

ちなみに、ヘルメット・グローブ・レーシングシューズは三人とも腐ってた（汗）

大丈夫か？

つづく