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▼ ペニーサック99の使い方 1
- ジャンル:釣り具インプレ
ペニーサック99の使い方。
以前、「ペニーサックの使い方」を書きました。
アチラは数種類のウェイト違いが出ていた事もあり、お会いするアングラーさんから使い分け方の質問を度々受けていたので、「私はこうやってます」的な説明のログでした。
今回紹介するペニーサック99は、ペニーサックをダウンサイズしたルアーなので、お暇な時にでも「ペニーサックの使い方」を読んでいただくと流れが掴みやすいかもしれません。
さて99。
当初予定では9月発売とハルシオンから情報リリースされ、「お、秋にまにあうじゃん♪」と思われた方が大勢居ましたが・・・
さんざん延期して12月の初回デリバリーとなりましたw
小さくするだけなら、CADデータから縮めてウェイト調整だけすりゃぁ簡単じゃねぇか・・・と言われそうですが、それで「ハイ、そうですね」と言うような人が作ってません(笑)
今回の99は、モック(削り試作)から新規で起こした、まったく新しいルアーです。
コアなランカーハンターにファンが多いペニーサックのダウンサイズモデルと言う事で、「ただ単に数釣りルアーにはしたくない」と言う「新規+α」まで作りこむ必用があり、楠ノ瀬直樹さんがこだわりに拘っての発売延期×3をしてハイシーズン前のリリースを逃すwという事になりました。
みんな怒ってたなぁwww
さて、ダウンサイジングしたメリットですが、なんといっても「普通のシーバスロッドで投げられる」が大きいです(爆)
オリジナルサイズはウェイトが28g(MOKKA)なので、さすがにロッドを選ぶ必用がありました。
まぁそういうルアーと思って諦めるしか在りませんが。
99初代のウェイトは13gです。
これでシーバスロッドなら、どんなロッドでもOKですw
元々のコンセプトが、「ペニーサック投げたいけどロッドが無い人の為に、ダウンサイジングして誰でも使えるモデルを作る」と言うものです。
ハルシオンシステム ペニーサック99
さて、開発者の直樹さんが拘ったという、「ただ使いやすいダウンサイジングではなく、一回り大きい魚を釣るアクションを・・・」の部分。
コレが何なのか?を知りたいなぁと。
まずは、ハルシオンシステムから出てる動画で、アクションを確認してみます。
私が注目したのは、37秒からの正面から見たアクション。
そして47秒からのスロー。
意地悪なので、2秒しか在りませんがwww
99をすでにお使いの方は、おや?と思うかもしれません。
なぜならば、アングラーの立ち位置から見ると、ペニーサック99のアクションは「ブリブリしたウォブンロール」に見えるからです。
通常、ウォブンロールとは、「ロール一回に対しウォブリングが一回、5:5の振り幅でアクションする物」を言います。
要するに、両方のアクションが同じくらい入っているから、ウォブリング+ロールの造語。
ただし、気をつけることは、ほぼ全てのルアーが必ず、「多少なりとも両方のアクションが発生している」と言う事で、あくまでも一般的に言われるアクションとは、そのアクションの幅の割合がどっちに振られているかの「程度の問題」です。
その観点から追うと、実はペニーサック99は8:2くらいの割合でロールのアクションが勝っている事が、動画で解ります。
多くのアングラーが「強めのウォブンロール」と言いますが、何気に「柔らかいアクションのロール」なのです。
ではなぜ、アングラーから見るとウォブリングが強く見えるか。
それは形状の問題なのです。
通常のミノーを真横から見ると・・・

参考:GOZZO13
フロントアイから上下にふくらみ、頂点からまた小さくなってテールアイへと繋がります。
多くのミノーは、背中の盛り上がり側が大きくなってます。
ロールは通常、フロントアイとリヤアイを結んだ線を軸にして発生します。
ペニーサック99はこの軸に対しボディー全体が湾曲しています。
ベリー側が、通常のミノーがストレートもしくは膨らみ方向に対し、マイナス方向へ凹んでます。
そうすると、ロール軸に対して左右にボディーが振られるアクションが発生し、テールをやや振る傾向になります。
これがロールアクションをすると、上から見るとボディーを左右に振るウォブリングに見えるのですが、一般的な縦方向の基準軸に対してボディーを左右に振るウォブリングとは異なります。
ですからペニーサック99は、ウォブンロールではなくロール基準のミノーだと認識しています。
さてココで、タイトとワイドの違い。
タイトは、引き抵抗に対して回数が多い事を良い、ワイドとはふり幅と理解してください。
使った感じ、リップ(と言うか、顔がw)形状による抵抗が多めな為、引き感が強く感じられ、結果タイトにブリブリしてると思われるかと思います。
個人的にコレをタイトと言うかワイドと言うかは別の話で、「低速でしっかり泳ぐ量の抵抗が在る」と考えてます。
ご存知のように、ルアーは引く事で発生する水の壁を、「どのように受け止めどの方向に逃がすか」で、アクションと大きさが変わります。
ペニーサックオリジナル含め、このヘッド形状は掴んだ水を流しにくい形状。
(先日発売したバブルスターは、この掴みを逃がしにくい形状を利用して、空気の泡を纏わせるルアーです)
アングラーの傾向として、引き抵抗が強くウォブリングを起こすルアーは「ブリブリする」とか「アクションが強い」と感じる傾向があります。
もちろん私もそうです。
それを言葉にすると、大きいアクションをワイドと言い、強く細かいアクションをタイトと言いやすいのですが・・・
先ほどの画像からの話に在るように、何気に幅の広いロールアクションのペニーサック99は、どちらかと言うとロール幅の大きいワイドロール。
ブリブリしたアクションではなく、カップとなってる頭の形状による引き抵抗の大きさと、見た目だけのウォブリングで勘違いをするのではないかと。
それは、スローに引くと解りますが、手元へのアクションは伝わらないけど、見た目はとても良く動いているのです。
恐ろしく低速からアクションを開始ししますが、それほど激しくは横方向へ水を押してないのです。
良く言われる「波動」って言えば簡単でしょうか。
そういう意味では限りなくナチュラルなアクション。
ただ、ちょっと他には無い特殊な形状とアクションです。
横にロールしたときに、頭が逆方向へ進んで行きます。
実はハルシオンシステムにはこの方向を極端にしたルアーがすでに在ります。

違いはヘッド形状による引き感の違い。
引けば解りますが、チキチータは気持ち悪いぐらい抜けていきます。
これは、極端な湾曲形状により、1サイクルのアクション(左右に一回ずつの振り)でS字アクションが出ている事が起因です。
もう一回、99の動画の最後を見てみてください。
じつはペニーサック99も、コレと同じ事が小さい幅で起きています。
と、ココまでが、簡単にペニーサック99のアクションの説明・・・というか、観察した結果です。
アングラーがルアーを理解するなら、やはり目視の観察にかなうものは在りませんね。
次はこのアクションが、どうして大きい魚に効くのか?を考えます。
- 2013年2月19日
- コメント(2)
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アミですか?!
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酔いますね。
まるで、ラオシャンで水飲んでるのに日本酒飲んでるようなww