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ハンドメ20cm その3

  • ジャンル:釣り具インプレ
その2はこちらから
 
前回はお風呂でのウェイト位置決めテストでした。
けっこう面白かった。
 
 
さて後日。
無事に乾燥したかと思い、ウェイトホールをのぞいて見たら・・・
 
カ、カビが・・・(汗)
 
う~ん、さすがにウェイトを何回も出し入れしたから、バルサが水吸っちゃったか。
つう事は、テスト中に重さも変わった可能性も在る。
 
まぁ、傾向が見えたからいいか。
売り物じゃねぇんだし、ルアー構造で遊んでるだけだ。
 
今のところはただの木っ端だし、捨てちまうか(爆)
 
 
というところで、嫁様が微妙な発言。
 
「それって、木の中に鉄(構造線)が入ってるんでしょ?燃えるゴミで良いのかな?」
 
あぁ、確かに。
しかもリップはプラスチック。
別に嫁様も、そのての事に過剰なタイプの人ではないので、なんとなくの疑問だったのだろう。
 
ただ、作った私は捨てる手が止まる。
う~ん、捨てるのもめんどくさいのか(爆)
 
しょうがねぇ。
最後まで作って、ルアーにするか。
 
 
とりあえず、乾かす事にした。
ただ、干して置くだけじゃ何日掛かるか判らないので、一気に乾燥させちまおうとヒーターの近くへ。
 
まぁココまで書けば、ルアー作った事の在る人は気付くでしょう。
 
えぇ、セルロースも生乾きだったので、泡がブクブクと出てきました・・・
真剣に作りこんでる時には、絶対にやら無いようなミスですね(涙)
 
もういっそ、ブクブク言いながらバルサ乾いてくれ~と言う事で、ヒータ攻撃続行。
まぁ、そんなんで完全に乾くわけが無いのですが、なんとなく軽くなった気もしたので冷やして待つ。
 
その間に酒でも。
 
 
純米で新酒。
しかも加熱なしの生酒。
 

 
 
これ美味いぜ~♪
微発泡しているのは今までにも何種類か呑んできたが、こんなに繊細かつ鈍く(判りますか?なんていうか、濃厚だけど重くない)仕上げた純米生酒は初めてかもしれない。
 
と、調子に乗って呑みすぎたw
まだ乾いてないルアーを手に、何を思ったかウェイトをぶち込んで上からプラリペアで仕上げてしまった(笑)
 
あぁ・・・
これでバルサの水分が逃げる場所は無くなったか。
まるで、塗装が乾いてないのに触っちゃう、小学生のプラモデル状態ww
 
もう良いや。
ついでにちょっとやりたかった形状変化もやっておこう。
 
このテールの角。
 

 
フック&リングが干渉するので、キャスト時にフックが抵抗になる位置に来る。
 


また、フッキング後のバラシは、実はこのリヤフックの可動範囲が大きく影響する。
引っかかると外れやすくなっちゃうのね。
 
 

 
 
で、↑こうした。
 


 
フックの可動範囲は広がり、ついでにキャスト時の抵抗自体も気持ち減る。
ただし、ウッドの場合は強度に不安が出るのがデメリット。
 
実はこの構造はタピオスでもやってる。
プラスチックの場合は、こういう場所の精度と強度を出すのはウッドよりも適している。
なんと言っても、金型による再現性、そしてマテリアルのバラツキの少なさ。
 
とうぜん、ABSのグレード(実はABSと一言で言っても、色々と種類が在る)も関係するが、テストした範囲では強度不足は今のところ発生していない。
むしろ、テールアイからぶつかった時にアイが下に逃げるので、修正が効かないボディーの割れではなく、ペンチで直せる金属の曲がりになりやすい事が判った。
 
まぁコレも当然、程度の話だけどね。
思いっきりぶつけたら、粉々になるのは樹脂の宿命と言う事で。
 
 
さて話を戻して、どうにもならなくなったカビの生えたウッドルアーw
翌日の朝、早起きして全面ペーパー掛けして、セルロース剥がしました(泣)
 


 
で、またドブ付け。
 
完成にはあと5年は掛かるかなww
 

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