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ルアー選びのイロハ10 ミノー4

  • ジャンル:日記/一般

ルアー選びのイロハ10 ミノー4

前回はミノーのアクションの仕組み、アクションの二つの質の話をしました。
最後に「ロールとウォブリング、どっちがより強く遠くへ波動(信号)を伝えるでしょうか?」という嫌がらせのような質問を投げかけました。


答えはウォブリングです。

簡単に理解したいなら、お風呂の中で手のひらを動かしてみればわかります。

左右に振る(ウォブリング)のと、その場でひねる(ロール)のでは、どちらの方が力が必要で、どちらのほうが水が遠くで動きましたか?

より力を使ったほうが、より水を大きく動かしています。
ですから、ウォブリング。

ではその水の動きの質はどうだったか。

ロールの場合は少ないですが360度の方向へ信号を送っています。
それにたいしてウォブリングは、下方向へはあまり信号を送りませんが左右へ強く水を押します。

ためしにお風呂で、膝の上で手のひらを左右に動かして見ればわかります。
ほとんど水の流れは感じません。

ということなのですが、ここで一つ大きな修正をしておきます。

手のひらは、手のひらが自分で動き出すことで水流を生みますが、ルアーは水流の中でルアーが動かされています。
ですから、「水押しが強い=よく動くルアー」と思われている場合はちょっと気をつけてください。
世の中には、水押しが全然ないけど見た目はよく動いているルアーがいくつもあります。

ジョイント系などはまさにそのパターンの時が多いです。
あれは見た目ほど強い水流を起こしていません。
もしろ、水を逃がすことで起きる水流の変化(これ、波動って言っちゃいかんよねw)を一つの武器としています。

何が言いたいかというと、動きと波動は別のものだということです。
どちらかというと、引き抵抗にその違いは現れます。

と、話が進みすぎちゃうので、少し戻して・・・

ロールとウォブリングですが、個人的には「強いアクションで食わせたい」ときはウォブリングで、「フィネスに使いたい」というときはロールと考えています。

まぁ、スズキの食性にそれは100%関係ないと思いますが(笑)

ただ、使い分けて考えると、「ロールのほうが釣れるなぁ」というときもあるし、「ウォブリングのほうが今日は釣れるなぁ」というときもあります。

食性ではなく、環境が大きいかと。
例えば激流のなかでガチャガチャに動くウォブリングは、基本的に水をつかみやすいルアーが多く、引き抵抗もかなりあるのでダウンでは使いものにならないです。
しかし、そのルアーをアップで使うと・・・

とか、あと速度も。

これが逆もしかりで、クロスからダウンに入れるときの中層を流していきたいなら、ロールが抜群に良い時が多々あります。

このように、それぞれの環境で自分の好み的な使い方を見つける(経験を積む)ことで、それぞれのルアーの特性を理解していくことが大事です。

そうすると、「この速度域でこれぐらいのレンジに入る、ウォブリングのルアーってないかなぁ」というような発想が生まれます。
それこそがルアー選びの基本であるべきなのです。

「誰それが使っているから良いルアー」から脱却すれば、本当に釣れ魚が増えていきますし、そこの満足度が格段に上がっていきます。

話をまた戻しますw

便宜上でロールとウォブリングを分けて話しましたが、実は完全にロールオンリーというルアーはあまりありません。
おなじく、ウォブリングオンリーもまたしかり。

前出のミノーが泳ぐ仕組みを見ていただけたら解りますが、そもそもアクションの起点はリップないしボディーの水が「左右のどちらか」へ流れ出すことから始まります。

その時点でウォブリングです。
そのアクションを「水流しの方向と位置」を変えることで、左右の振れだけではなく「ひねり方向へのアクション」を生み出すのがウォブリングです。
この理屈以外だと、背中にリップを持ち左右に振れないようにアイの後ろにリップを持つ構造(これに特化したプラムとかラビットという優秀なルアーがあります)となります。


ですから、ロールだのウォブリングだのときっちり分けるのは難しいですが、使っていると明らかにその違いは感じ取ることができます。
ゆえに、使い分けてみてください。


まだまだ続くミノーの話

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