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▼ ルアー選びのイロハ9 ミノー3
- ジャンル:日記/一般
ルアー選びのイロハ9 ミノー3
まだまだ続くよ。
ミノーのお話し。
前回の図。

これは私が適当に描いたミノーですが、この細身のボディーについたリップ(図1)が、ルアーのアクションを発生させる最も大きな要因となります。
ルアーはフロントアイを支点として、前方に引っ張られます。
そうすると当然ですが、その先には水があり、その水を切り裂いてルアーという物質が動いていくことになります。
一番先端の糸、そしてリップ、アイ、ルアーを前から見た面積のすべてが水にぶつかっていくことになります。
その際に最も水に抵抗があるのがリップ部となり、そのぶつかった水はどこへ逃げていくかが重要になりますが、基本的にリップにつかまれた水は、最も低い場所から逃げていきます。

このリップにつかまれた水は、実は左右両方が同時に出ていくのではなく、左右交互に繰り返して流れていきます。(詳しく知りたい場合は、「カルマン渦」を検索してみてください)
ということで、正面から見て右(2の方向)に水が流れるた場合はルアーの後ろ部分が左に振り出されます。
テールが振り出されると流れに対してのあたり面が増えるので抵抗になり、元に戻ろうとします。
そうすると今度はリップで受けた水が逆に(1の方向)へ逃げるために今度は右にテールを振り出します。
以下、「止める」か「破綻する」まで、同じことを繰り返していきます。
図にするとこんな感じ。

非常に様々な要素を省いてはいますが、大まかにミノーがクネクネと泳ぐのはこのような理由です。
ですから、同じ110mmでもボディーの形、ウェイト量&位置、リップ形状によって、さまざまなアクションが生まれることになります。
正直言うと、まったく同じように作っても、ほんのわずかな差(例えば塗料が違うとか)でもアクションが変わることがあります。
では次に、アクションの質の話を少し。
この話の次に、各構成部品の変化がルアーに何をもたらすかの話にします。
アクションの質というと、大まかにミノーには2種類あります。
まぁ、誰もが聞いたことのある、ロールリングとウォブリング。
今回は、「どっちが釣れる」というような話はしませんが、個人的にこんな違いだろうなというネタです。
まずこの二つのアクションの意味ですが、下の図で。
ロールとウォブリング

よく初心者の方から聞かれるのが、「ロールとウォブリングは、どちらが釣れますか?」という質問があります。
聞かれた上級者の多くは、「どっちもどっち」と答えるでしょう(笑)
まぁ、私も「どっちもどっち」なのですが、起きていることはある程度自分の中で理屈立てていますので、それを少し話しておきます。
まず、「ウォブリングは横方向へ水を押している」のに対し、ローリングは「その位置の水をかき回している」と考えます。
では、どちらのほうがより遠くへ、強い水中の波動(信号)を出しているでしょうか?
(ただし、同じ移動量とピッチとする。あり得ないけど仮にね)
つづく
- 2021年10月29日
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