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▼ ルアー選びのイロハ3 ルアー釣りって何か
- ジャンル:日記/一般
今回から初心者向けに、ルアーってどんなものがあって、どう使うのが良いのか(何を買うのがいいのか)を書いていく。
構成は以下。
なお、基本的にルアーのスズキ(シーバス)釣りのことを書くつもり。
ただ、ほかの釣りにも応用はできると思うので、そのあたりは読む人のさじ加減でお願いします。
1 ルアー釣りの基礎
2 ルアーの種類
・トップウォーター
・シンペン
・ミノー
・シャッド
・バイブレーション
・その他
3 特性をつかさどる要素
・大きさ
・浮力と重量
・水受けの方法(形状・角度)
4 材質で何が変わるか
5 フィールドに合わせていくときの考え方
6 釣れない時の対処
7 まとめ
ではさっそく、本当の基礎のキであるルアー釣りって何か?から。
以降解説ゆえに言葉使いが変わりますw
1 【ルアー釣りの基礎】
まず、釣りにはいくつかの方法があり、大きく分けると3つで私は認識しています。
・針に餌をつけて、それを食べる魚の口に掛ける「餌釣り」
・餌のついていない針を魚の体のどこかにひっかけて釣り上げる「引っ掛け」
・餌に模した疑似餌を用いて、魚を騙して口に針をかける「ルアー釣り」
というこの3つの層別があり、今回からお話をしていくのは最後に書いてあるルアー釣りの話です。
「そんなんわかってるよ」と思われるだろうが、じつはこの3つがきちんと分けて考えられていない場合もあるのです。
ルアー釣りをしていると、「スレ掛かり」という現象にまれに遭遇します。
スレ掛かりとは、背中や尻尾などの口以外の部分に針が引っ掛かかり、吊り上がる状態のことを言います。
そうなる理由はいくつかあって、口で食いに来たけど寸前で見切られて、反転したときに引っかかってしまうこともあれば、「ルアーを巻いてきたら引っかかってしまう」ということもあります。
また、たまに微妙なのもありますね。
ルアーが口の外にかかることの多い釣りで、フッキング後に針が外れて背中に回ってしまうとか。
それをスレというかどうかは、自分で決めればいいと思いますが、原則としてルアー釣りの基本は前文にも書きましたが「魚を騙して口に針をかける」ものだと認識してください。
この先に書くことも、すべてはその基本があっての話です。
とまぁ何でこんなこと書くかというと、じつはルアー釣りと称して、このスレ掛かりを狙った釣りも少なからずあるのです。
例えば必要以上に大きな針を搭載したバイブレーションの高速巻き。
いまだに魚の多い河川などでは見受けられる方法で、「リアクションで口を使うんだ」ということをいう人もまれにいますが・・・口にかかる率は本当に少ない現状を見るに、わたしはたとえリアクションをしていようと「それはルアー釣りとはちょっと違う」と考えてます。
というか、やたらでかいトレブルフックに糸鉛をつけている時点で、もはや転がし釣りと同じではないかと。
同じバイブレーションで、ある時期の東京河川などの明暗部において、ひたすら頭にばかり引っかかることもあります。
まったく食い気がないシーバスが明暗に並んじゃって、そこにバイブレーションでリフト&フォールをしていると、コツンっと頭の固いところにフォールでフックの先端部が下を向いてしまったために刺さってしまうことがあります。
デイゲームの橋脚でもまれに起きますね。
これは前者とは質的にちょっと異なりますが、スレ掛かりという部分では同じことです。
また、ブラックバスのスポーニング期のように、「必ずこの位置に魚がステイする」という場合に、あらかじめそこへルアーを置いておき、下から思いっきり針を突き刺す・・・なんてのもあります。
むき出しのジグのフックを掛けるのですが、いくら口の周りといえども根本的にそれがルアー釣りか?と問われると微妙な気持ちになります。
といった具合に、ルアーを使ってはいるけど、口を使わせない釣りも確実に存在しています。
ただそれらの釣りが良い悪いではありません。
釣りに何を求めるかなんてものは、その人それぞれの範囲で考えればよいことなので、批判する必要もないです。
ただ、「それはルアー釣りとは違う釣りですよ」と思うだけですし、釣り方が違うのでルアーに求める性能も大きく変わってしまいます。
前出のデカいフックに糸鉛を巻くのは、通常のルアー釣りでは「あまり必要がない」やり方です。
引っ掛けの場合は魚の体に針が触ったときにフックポイントが逃げないように、重くする(または固定する)ことが理由になります。
これが通常のルアー釣りで行う場合は、フックの重さを変えて「アクション」「姿勢」「レンジ」をコントロールしたいときにやります。
このやり方の詳しい話は後出します。
同じようなことをするように見えますが、求めていることが違う(結果も違う)ということなんですね。
余談ですが、引っ掛けの釣りをする方に多く見られるのが、魚の扱いが雑であるということです。
偏見だ!と言われるかもしれませんが、私はそう思っているという話です。
獲って食べるとかリリースするとかは自由かと思いますが、「獲って殺して捨てる」というのは何一つ生産的な話がないので私は嫌いなのです。
道徳観もあるのかもしれませんがそれ以前に、増えすぎてしまった最上流捕食者の我々が、捕食対象の生き物の命を粗末に扱う時点でその生き物に未来はないだろうなと。
生き物を大切になんて言葉はまぁ当たり前すぎるので置いていおいて、「限りある資源を大切に」という考え方は持たないと、いつか釣りも成立しなくなる時が黒かもしれません。
大切に食べる、大切にリリースする。
よく原理主義者同士でもめますが(笑)、私はそういう部分を理屈ではなく当たり前に持つ人と、これからも釣りをしていきたいと思っています。
そしてルアーフィッシングの面白さは、この釣りを通して様々な学びを得ることにあると思います。
特に自然環境に関しては、それで得たスキルが大きく釣果にも影響していきますし。
そんなことを考えると、やっぱり引っ掛けはルアー釣りとは言い難いなぁ・・・と。
ですから(というわけでもないのですが)、ここから書いていくルアーの様々なことは、「シーバスに口を使わせるルアー釣り」に対してのことです。
なお、厳密にいうと、「シーバスが口を使うというのは、本当にすべてエサだと勘違いしているのか?」という疑問があります。
ブラックバスなどの「静止しているものを退かす」とか「追っ払いたいがために威嚇する」という理由で、人間が手を使うように魚が口を使うことがシーバスでも起こりうるか・・・
個人的には、「理屈としてあるだろうが、あまり考えない」ととらえています。
だって、それでパターンが成立したなぁ!って経験がないもんで。
シーバスはとくに産卵床を直撃するような釣りもないし、ブラックバスよりも性格がたんぱくなので、怒らせようとするとどっか行っちゃう事がほとんどです。
また、「静止状態のものを食う」ということがバスに比べて圧倒的に少ないです。
川で流す釣りも、結局はルアーは動いていくのがキモですし。
ということで、「理屈ではあり得るけど、そこはあえてスルー」としています。
ゆえに、シーバス釣りは巻きの釣りがベースに在り、今回のルアーのアクションに関してもリールを巻く(アイの部分を糸が引っ張る)のが前提となっていることをご了承ください。
つづく
次回はルアーの種類
構成は以下。
なお、基本的にルアーのスズキ(シーバス)釣りのことを書くつもり。
ただ、ほかの釣りにも応用はできると思うので、そのあたりは読む人のさじ加減でお願いします。
1 ルアー釣りの基礎
2 ルアーの種類
・トップウォーター
・シンペン
・ミノー
・シャッド
・バイブレーション
・その他
3 特性をつかさどる要素
・大きさ
・浮力と重量
・水受けの方法(形状・角度)
4 材質で何が変わるか
5 フィールドに合わせていくときの考え方
6 釣れない時の対処
7 まとめ
ではさっそく、本当の基礎のキであるルアー釣りって何か?から。
以降解説ゆえに言葉使いが変わりますw
1 【ルアー釣りの基礎】
まず、釣りにはいくつかの方法があり、大きく分けると3つで私は認識しています。
・針に餌をつけて、それを食べる魚の口に掛ける「餌釣り」
・餌のついていない針を魚の体のどこかにひっかけて釣り上げる「引っ掛け」
・餌に模した疑似餌を用いて、魚を騙して口に針をかける「ルアー釣り」
というこの3つの層別があり、今回からお話をしていくのは最後に書いてあるルアー釣りの話です。
「そんなんわかってるよ」と思われるだろうが、じつはこの3つがきちんと分けて考えられていない場合もあるのです。
ルアー釣りをしていると、「スレ掛かり」という現象にまれに遭遇します。
スレ掛かりとは、背中や尻尾などの口以外の部分に針が引っ掛かかり、吊り上がる状態のことを言います。
そうなる理由はいくつかあって、口で食いに来たけど寸前で見切られて、反転したときに引っかかってしまうこともあれば、「ルアーを巻いてきたら引っかかってしまう」ということもあります。
また、たまに微妙なのもありますね。
ルアーが口の外にかかることの多い釣りで、フッキング後に針が外れて背中に回ってしまうとか。
それをスレというかどうかは、自分で決めればいいと思いますが、原則としてルアー釣りの基本は前文にも書きましたが「魚を騙して口に針をかける」ものだと認識してください。
この先に書くことも、すべてはその基本があっての話です。
とまぁ何でこんなこと書くかというと、じつはルアー釣りと称して、このスレ掛かりを狙った釣りも少なからずあるのです。
例えば必要以上に大きな針を搭載したバイブレーションの高速巻き。
いまだに魚の多い河川などでは見受けられる方法で、「リアクションで口を使うんだ」ということをいう人もまれにいますが・・・口にかかる率は本当に少ない現状を見るに、わたしはたとえリアクションをしていようと「それはルアー釣りとはちょっと違う」と考えてます。
というか、やたらでかいトレブルフックに糸鉛をつけている時点で、もはや転がし釣りと同じではないかと。
同じバイブレーションで、ある時期の東京河川などの明暗部において、ひたすら頭にばかり引っかかることもあります。
まったく食い気がないシーバスが明暗に並んじゃって、そこにバイブレーションでリフト&フォールをしていると、コツンっと頭の固いところにフォールでフックの先端部が下を向いてしまったために刺さってしまうことがあります。
デイゲームの橋脚でもまれに起きますね。
これは前者とは質的にちょっと異なりますが、スレ掛かりという部分では同じことです。
また、ブラックバスのスポーニング期のように、「必ずこの位置に魚がステイする」という場合に、あらかじめそこへルアーを置いておき、下から思いっきり針を突き刺す・・・なんてのもあります。
むき出しのジグのフックを掛けるのですが、いくら口の周りといえども根本的にそれがルアー釣りか?と問われると微妙な気持ちになります。
といった具合に、ルアーを使ってはいるけど、口を使わせない釣りも確実に存在しています。
ただそれらの釣りが良い悪いではありません。
釣りに何を求めるかなんてものは、その人それぞれの範囲で考えればよいことなので、批判する必要もないです。
ただ、「それはルアー釣りとは違う釣りですよ」と思うだけですし、釣り方が違うのでルアーに求める性能も大きく変わってしまいます。
前出のデカいフックに糸鉛を巻くのは、通常のルアー釣りでは「あまり必要がない」やり方です。
引っ掛けの場合は魚の体に針が触ったときにフックポイントが逃げないように、重くする(または固定する)ことが理由になります。
これが通常のルアー釣りで行う場合は、フックの重さを変えて「アクション」「姿勢」「レンジ」をコントロールしたいときにやります。
このやり方の詳しい話は後出します。
同じようなことをするように見えますが、求めていることが違う(結果も違う)ということなんですね。
余談ですが、引っ掛けの釣りをする方に多く見られるのが、魚の扱いが雑であるということです。
偏見だ!と言われるかもしれませんが、私はそう思っているという話です。
獲って食べるとかリリースするとかは自由かと思いますが、「獲って殺して捨てる」というのは何一つ生産的な話がないので私は嫌いなのです。
道徳観もあるのかもしれませんがそれ以前に、増えすぎてしまった最上流捕食者の我々が、捕食対象の生き物の命を粗末に扱う時点でその生き物に未来はないだろうなと。
生き物を大切になんて言葉はまぁ当たり前すぎるので置いていおいて、「限りある資源を大切に」という考え方は持たないと、いつか釣りも成立しなくなる時が黒かもしれません。
大切に食べる、大切にリリースする。
よく原理主義者同士でもめますが(笑)、私はそういう部分を理屈ではなく当たり前に持つ人と、これからも釣りをしていきたいと思っています。
そしてルアーフィッシングの面白さは、この釣りを通して様々な学びを得ることにあると思います。
特に自然環境に関しては、それで得たスキルが大きく釣果にも影響していきますし。
そんなことを考えると、やっぱり引っ掛けはルアー釣りとは言い難いなぁ・・・と。
ですから(というわけでもないのですが)、ここから書いていくルアーの様々なことは、「シーバスに口を使わせるルアー釣り」に対してのことです。
なお、厳密にいうと、「シーバスが口を使うというのは、本当にすべてエサだと勘違いしているのか?」という疑問があります。
ブラックバスなどの「静止しているものを退かす」とか「追っ払いたいがために威嚇する」という理由で、人間が手を使うように魚が口を使うことがシーバスでも起こりうるか・・・
個人的には、「理屈としてあるだろうが、あまり考えない」ととらえています。
だって、それでパターンが成立したなぁ!って経験がないもんで。
シーバスはとくに産卵床を直撃するような釣りもないし、ブラックバスよりも性格がたんぱくなので、怒らせようとするとどっか行っちゃう事がほとんどです。
また、「静止状態のものを食う」ということがバスに比べて圧倒的に少ないです。
川で流す釣りも、結局はルアーは動いていくのがキモですし。
ということで、「理屈ではあり得るけど、そこはあえてスルー」としています。
ゆえに、シーバス釣りは巻きの釣りがベースに在り、今回のルアーのアクションに関してもリールを巻く(アイの部分を糸が引っ張る)のが前提となっていることをご了承ください。
つづく
次回はルアーの種類
- 2021年10月8日
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