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渓流タックルの雑感など

渓流タックルをいろいろ試したところで、どのタックルを選べばよいのか見えていたので書いていこうと思います。尚、本流3シーズン、渓流を2シーズンくらいの浅い経験値であることやいろいろ偏見もあるものになります。
使ったタックルは以下になります。krdonsw4k4tj4onysjp2_480_480-d056c348.jpg

ロッドの選択ですが、基本的にはULクラスが扱いやすく、また汎用性が高いという結論でした。その理由に関しては以下になりますが、まず渓流で主に使うルアーですが、45㎜サイズのミノーで3.5gくらいが中心になり、水量が多く流れが強い場合や水深が深い場合などは50㎜5gクラスを使うことになります。逆に極端に流れが緩い場合や水深が少ない場合、2gクラスのフローティングやサスペンド、フェザーシンキングを使うことになろうかと思います。自分が行っている渓流では5gのDコンを使う場面はほとんどありませんが、中本流の河川ではDコンの出番が多い一方、流れに乗せて動かさないようにしないと釣れない箇所などもあり、その場合はフローティングを使ったりといった具合になります。
いずれにしても、3.5g程度が軸足になりそこを中心に上に振るか?下に振るか?ということでロッドの選択が分かれることになります。
ULクラスで言うと、2gが投げやすい(投げられなくもないではない)、5gのDコンが操作し易い(操作できなくもないわけではない)というのがバランスのいい条件です。これは各社特性や硬さの基準が曖昧な中でなかなか難しいところではあります。
カーディフあたりだと2gを投げるにやや難しさを感じる部分がありますが、一方5gの操作は満足が行きます。一方ジャパントラウトに関しては、これらの条件を完全にクリアしています。中本流域でDコン操作はなんの問題もなく、2gはふつーに投げやすいといった具合。5gを操作するにはベリーより下がしっかり効いてくれること、2gを投げるにはベリーから下がきっちり曲がってくれることそれを両立していると感じます。これはテンリュウの542Lでも同様になります。こちらはLクラスですが扱いやすさは満足できるものです。
Lクラスになると、3.5gのキャストからやや気を使い始める下限域になり、XULではDコンを扱いにくい感じを受けます。シェイクならまだ何とか、ジャークは無理といった具合です。
結論、Dコン以上中心に60㎜まで使うならLクラス、4g以下しかほぼ使わないようならXULになりますので、複数の竿を所有できる場合や自分のいく河川の規模(水深、水量、川幅)が限定される場合以外はULクラスまたはテンリュウのLが適当になります。
ただし、Lクラスに関しては、2gを投げることも一応可能ですので、そこの技術さえ身に着ければ基本的に大は小を兼ねる意味合いで、ULではなくLを選択するべきと思います。

アクションに関しては、2gの投げと5gの操作を両立するには、レギュラーアクションがいいと感じます。シェイクはやややりにくくなるかと思いますが、出来ます。ファストアクションの場合は特にシェイクしたときに余計な入力なしに糸ふけの出し入れをし易くやり易くはあるのですが、小さなモーションでのキャストの際に投げ方やルアーウェイトによっては弱い部分しか使えない印象を受ける場合があり、やはりバランスは難しくなってきます。

長さに関しては、53ないし54~410くらいがちょうどいいかと思います。それより短い場合、如何に飛距離が出て操作し易いとしても、メンディングができない、糸の角度を付けられない、ということになりますので、それが必要ない狭い川幅やボサの多すぎるフィールドをのぞいてはあまりお勧めできません。54などでも腰までつかっても水をたたかずにキャストする方法はあるのでそちらを練習した方が良いと感じます。個人的な考えですが、サーフと河川においては扱える範囲で竿は長ければ長いほど有利と思っていますので、まずはそこを基軸に長さを選定します。

リールに関しては、70㎝以上巻ければ問題なく感じます。HG以上が目安になります。80㎝台ですと、自分の手癖的にはやや巻きすぎている感覚があります。
スピニングの場合、とにかく巻き感重視がよいかと。ダイワ系全般が該当します。シマノの場合、ステラのノイズレスとヴァンキッシュの低慣性どちらを取るかで好みでよいと思いますが、ダイワはそれらを高次元で両立していると感じます。ただ、24セルテに関しては店で巻いた感じギヤノイズをやや感じますので、ヴァンキに近い印象かもしれません。巻き感度が必要な理由としては、特にXULやULでシェイクに近いトゥイッチをしている状況で、巻きすぎてるか?巻き足りないか?がリーリングで認識できるようになるので非常に重要な要素です。

ベイトに関してですが、箱出しであれば23コンクまたは22アルデであれば全くどのルアーウエイトであっても問題になりません。64Lクラスでやや狭い本流で10gを扱うことも、小規模渓流で2gを扱うことも問題になりません。改造前提であれば、スティーズCTであればKTFスプール必須で、700Sに関しては2gを部屋で試し投げした段階でどうしても弾道が浮いてしまって断念しました。21コンク+アベイル浅溝+マグブレーキに関しては、2gのキャストまでは問題になりませんが初速の制御が足りないので、Lクラスのロッドで初速を付ける投げ方では非常に扱いにくいです。よく曲がるUL~XULのように初速~安定域のメリハリが薄いロッドでキャストするには十分な性能ですので、これらの竿を使う場合に限ってはおすすめできます。特にアベイルスプールとマグブレーキの組み合わせなら何でもいいと思うので、手持ちのリールや見た目を選ぶことができます。
最終的に、23コンクを使ったとしても低弾道で投げるにはサミングコントロールが必須になります。キャスト直後の一瞬はスプールフリーで投げ、サミングでバックラッシュゾーンを回避してすぐに弱める又は放すとすると、明らかな低弾道と強い弾道を感じるかと思います。一方2gは投げにくくなってしまいますので、ブレーキを強めることか練習することで投げることができます。特にブレーキを強めた時のトラブルレス性は高いので、いろいろな使い方に対応できる23コンク、22アルデはおすすめできます。
一方、トラブルレス性と軽量ルアーの弾道も含めて両立しているのがKTFですが、こちらは実質購入不可能な代物になりますのでノーコメントとなります。これらのキャスティングに関しては、すべてPE0.6を50m入れた場合の話になります。(本流ぶん投げの場合、アルデで0.8を100m入れますが、その場合2gのキャストに多少問題が出てくることを付け加えておきます)

最後にベイトとスピニングはどちらが?ということになりますが、基本的に簡単なのはULクラス以下のロッド+ベイトになります。ただしこれも個人的な感想ですが、糸ふけを出し入れするルアー操作や竿を立ててのルアー操作はスピニングが圧倒的にやり易く感じます。ベイトの場合持ち方の問題でどうしても難しくなってしまいます。シェイクする場合に関しては、ハンドルを下に向けて操作したりもしています。アキュラシーに関しては練習すればどちらも同じですが、やはりベイトの方が上達も早く感じます。また手返しという点に関しても圧倒的ベイトが有利です。スピニングでもたらしをアバウトに投げられるようであれば多少近づけますがここは絶対にベイトに追いつけないポイントであります。久しぶりにベイトを使うとすごく自分が上手くなったように錯覚できますので、普段スピニング、たまにベイトのスタイルが個人的には気に入っています。

ルアーの選択はロッドのところでも触れたような選択を自分はしていますが、XULクラスを使っているけどどうしても50㎜クラスのサイズ感が欲しい場合がある!という場合には、ポジドライブのK50S、イトウのボウイ50Sを使うと、ルアーの操作を最大限できつつ、50㎜のサイズ感を扱うことができます。特にK50Sは43Sよりレンジが入るので、レンジの使い分けとしてもおすすめできます。

結論は何か1つでなんでもというのであればULクラスのベイトロッドに22アルデ又はシルバークリークあたりを買うのがいいと思います。
ロッドは素振りしかしていませんが、フェンウィックシリーズ、テンリュウレイズあたりが性能も金額もちょうどよく思います。レイズが丁度よい値段と感じるのであればシルファーあたりも選択肢に入りますが、ULクラスはカーボンティップ+グラスのものしかなく、こちらは使ったことも情報もなく良く分らないです。フェンウィックは実際に使ってみないと何ともですが、38ULや47ULあたりまではすごく良さそうな調子です。47あたりまではそれを感じるか感じないかギリギリのラインですがよさそうです。アンダーカットバックという53のグラスモデルもだるさ重さともに感じませんのでお勧めできると思います。素振りしかしてませんけど。

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