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温故知新1_トラウトスティンガー&01ステラFW3000S

中古釣り具でUFMウエダのトラウトスティンガー72と01ステラFW3000Sがおいてあった。つい先日加入した釣りヴィジョンVODで西村雅裕氏の動画を見ていたこともあり、この時代のタックルでも使ってみようということで衝動買いをしてしまいました。
そもそもこの時代の釣り具を使ったことがなく、最近のタックルと比較してどうなのかを見ていきたい。

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まず最初に始めたのはリールのオーバーホールです。オーバーホールのやり方などはいろいろなブログ記事が参考になるので割愛をしますが、案外一筋縄でいかなかった部分だけ書いていきます。
ベアリングに関してはすべてアマゾンからミネベア製のステンレスBrgを購入し、新品に入れ替えをしてあります。淡水でしか使わないので、セラミックベアリングは不要と判断しました。
有名どころですが、フリクションリングは溶解しており、これは排水用のパッキン(PP40-41S-32)というものを代用で使っています。外しても問題ないという記事を見ましたが、実際に外してキャストしたところ、フルキャストでベールが戻ったり、キャスト後にベールが回ってしまったりしましたので普通につけた方がいいです。取り付け部の外径が33㎜だったのでこれより小さいパッキンを使用してください。ちなみに厚さ3㎜だとフリクションがきつすぎ、今使っているのは2㎜厚ですが、少し緩いかな?フリクションは感じますが。これはしばらく使ってみて続報をしようと思います。
続いてサイドカップを開けた瞬間に逆転防止レバーストッパーの先端が飛んで行ってしまいました。結局パーツは見つかったのですが、バネを紛失してしまい、大体大きさのあったばねをこれもアマゾンで購入(線径0.2、外径2.3、長さ10㎜)少し緩いですが一日使っていて戻ることはなかったので一旦これでいいかと。もう少し線径か長さを変えて強くしてもいいと思います。グリス類はすべてシマノ純正を使用。フリクションリングはACE0、ラインローラーは撥水グリス、ベアリング類はスプレーオイル、他グリスはSHIP0。これらのメンテナンスでだいぶ回転もよくなりました。

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溶解したフリクションリング。これがローターに乗り上げてゴロゴロいいます。

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Brgはすべて新品に入れ替え。一応全部回ってました。
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写真右中央のバネと先端が飛散。注意してください。

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今回ラインはナイロンを巻いてみた。当時のウエダロッドはガイドを見る限りもナイロン使用で設計されており、その当時の使用感を試してみたかったからだ。実際にナイロン通しでルアーをやったことはほとんどなく、ベイトを使い始めた時に巻いていたくらいです。タックルの詳細は別の記事を起こすとして、簡単な印象で行くと、まずロッドについては意外と古臭さなど感じず、非常にキレがいい印象。ガイドの重さもあり、素振り時にはもっさり感を感じていたが、実際に使うとまた違う印象だった。特にテンリュウレイズあたりをメインで使用していた感覚からすると違和感は非常に少なく感じる。キャスティング面では前述のとおりにフリクションリングレスでやっていてフルキャストはできていないが、手首だけの動きと左手の支えだけでキャストしてもロッドがしっかり曲がってくれて十分な飛距離を出すことができた。ナイロン使用なのであまり慣れてしまうとPEでのキャスト感覚が変わってしまい技術が低下してしまいそうな気がするが、キャスティングにだるさを感じない印象を受ける。もしかするとここ最近発売の易いロッドを買うならむしろ、値段もこなれているウエダロッドの中古などおすすめしたいくらいに感じる。これは是非もう少しじっくり使って印象を見ていきたいが、来シーズンになってしまうか、あるいは大雨が降ればまた今年も長良川に行ってみたいと思います。


 

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