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▼ 釣れない時こそ好きな釣り!
- ジャンル:釣行記
- (ライトタックルその他, ラーメン, メッキ, 湘南, 料理)
前回釣行では今シーズン初メッキの顔を見たものの、そこから一気に釣れ出すかというと…湘南はそれほど甘くないのです。今回は、そんな厳しい湘南での三日間の備忘録です。
まず最初の日、この日届くはずだった資料が届かず、夕方からやることがなくなったのでメッキを探しに出かけました。
現地到着は14:30頃。既に日差しが西に傾いています。
本当はサーフで釣りたかったのですが、予想以上に波が高くて断念。比較的波風の影響を受けにくい護岸で釣ることにします。
ポイントに向かう途中、この日は沢山の赤とんぼが群れ飛んでいました。そっと近づいて撮影してみましたが…ピンボケした^^;
恐らくアキアカネだと思います。夏の赤とんぼと違って、ゆったりと優雅に飛びます。この赤とんぼがいなくなると、冬はもうすぐそこまで近づいているのです。
こんな野草を見つけてみたり。
あっという間に日没が近づいてきます。
3時間ほど頑張りましたがノーゲット、ノーヒット、ノーバイトの完封負けでした。
相変わらずメッキが釣れない私のホーム。そこで二日目は、極楽とんぼさんとボートでアオリイカ、カワハギ、青物を狙いに湘南沖へ。
いつものように極楽とんぼさんの自宅からゴムボートを引っ張り出し、国道を越え、路地を渡り、砂浜をえっちらおっちら押しつ引きつつ波打ち際まで進みます。これがきつい。
この日はどんよりしていました。予報では午後から雨。なので出来るだけ早いうちにお土産を確保したいところです。
極楽とんぼさんが探した情報によれば、先日カマスやカワハギ、アジが釣れたポイントよりも、かなり沖の方に魚が移動しているようです。なので先日カワハギが良く釣れたポイントで結果が出なければ、そちらへ移動しようと決めていました。
最初は一応、ルアーマンとしてのプライドがあるのでジグを投げたりしていました。しかし、極楽とんぼさんが得ていた前情報の通り、カマスはすっかり抜けてしまったようです。そこで早々にカワハギ狙いに切り替えます。
アサリのむき身エサで狙うと、最初に上がってきたのはベラでした。しかしその後、全くアタリが出ないまま餌だけが無くなる現象が多発。間違いなく、カワハギかフグの仲間が食っていますね。しかしシビアです。なかなかアタリが取れません。この日は感度を上げるためにリーダー無し。PE0.6号直結にしたのに…。
そこで某テレビ番組で見たメソッド…錘が着底したら、一度仕掛けを大きく跳ね上げて食い辛くする事によって、魚に早く食わないといけないと焦らせる…を試してみました。再度錘を着底させ、今度はゆっくり竿先を持ち上げて誘うと、明快なアタリが出ました。
20㎝オーバーのナイスサイズ!
このメソッドがはまり、コンスタントに釣れるようになってきましたが、しばらくするとこのメソッドにもスレたのか、明快なアタリが出なくなりました。そこで竿先を煽る回数を増やしてみたり、細かくシェイクしてみたり…。
そのパターンが上手くはまると釣れますね。
この日はナイスサイズがそろいました。
餌ではよく釣れる事が分かりました。そうなるといろんなことを試してみたくなるものです。
先日西伊豆に遠征した時、松崎の食堂の張り紙に、“ルアーカワハギ船…餌のいらないお手軽な釣り”なるものを発見しました。どんな釣りなのか全く想像がつかず、ネットで検索するもそれらしき情報がありませんでした。そこで、いろいろ考えた結果、仕掛けはそのまま、餌の代わりにワームを使ってみたらどうか、という、いたって当たり前な結論に到達したわけです。
そこで今回、ワームを持って来ました。
マルキューのパワーイソメです!
これはルアー釣りと言えるのか…ブランド名がエコギアではなく、マルキューというところが既に餌釣りの臭いプンプンなわけですが、いいんです!気持ちの問題です。
最初は3本鉤の内、一つだけパワーイソメ、その他はアサリのむき身でやってみたのですが、アサリはあっという間に食われるのに、パワーイソメには全く食ってきません。そこですべての鉤にパワーイソメを付けてやってみると…
釣れました!これまた立派なサイズ!
結論的には、生餌との同時使用では、生餌の臭いに負けてしまうようですね。ある程度魚が寄った段階で、パワーイソメだけ単独で使用するのはありそうです。何しろ餌持ちの良さはアサリのむき身に比べて数倍!餌ばかり取られる時には選択肢の一つになると思います。
結局この日はサイズの良いカワハギだけ10枚ほど持ち帰りました。アオリイカや青物も一応狙ってみましたが、唯一私がバーチカルジギングでワンバイト取っただけ。アオリイカに至ってはかすりもしませんでした。
釣れたカワハギはいつものように、知り合いのお寿司屋さんに持ち込んで調理していただきました。
店主の言う通り、前回のカワハギに比べると、肝の脂の乗りが落ちています。既に食味的にはシーズンの終盤に差し掛かっているのでしょうか。
それでも流石はプロの調理!全て美しく、美味しく仕上げてくださいました。
…
…
…
そして昨日であります。
今シーズン、何とここまでメッキカウンター:1 orz
本来であれば、この時期の私がメインにしている魚はやっぱりメッキなのです。あのガツン!という強烈なバイト、フッキングしてからのトルクフルなファイト、美しい銀ピカの魚体…やっぱりメッキが釣りたいな~…ということで、午前中の内にさっさと仕事を終わらせて、午後から出かけてきました。
その前にラーメンを食っていきましょう。寒川にあります『麺や横丁 縁日』です。
「横丁ラーメン 並(680円)」
「まかない飯(250円)」
近くの『大正麺業』店主同様、『味の味噌一』『日の出製麺所』出身のこちらの店主。したがって味の方向性もよく似ているわけです。新規開店当初からメニューに「味噌ラーメン」があるのですが、なかなか提供が始まりません。この日も未だ提供されておらず…仕方なく醤油ラーメンであるこちらのメニューを選択。
チャーシューが変わっていました。以前は豚ロースのソテータイプのチャーシューでした。ちょっと臭いがあって今一つだったのですが、鶏チャーシューに変わっています。これはしっとりして柔らかく、味付けも良いです。ボリューム感も十分。
スープはちょっと香味野菜…生姜と葱と思しき味と香りが強めになっていました。ベースの鶏ガラ出汁もしっかり摂られていて、この辺は出身店の良いところを踏襲しています。麺は『味の味噌一』『日の出製麺所』出身の店としては珍しく、自家製ではないようですが、出身店の麺に近いものが選択されています。むしろこの辺を少しずつ変えて行くと、オリジナリティーが感じられるようになると思うのですが、スープと麺の組み合わせはデリケートですからね…。
ちなみにこの日の「まかない飯」は高菜明太マヨご飯でした。以前に食べた餡かけのご飯も悪くなかったのですが、ラーメンのお供にはこれくらいシンプルなご飯の方が良くあっている気がします。高菜も明太子もたっぷりで良心的です。
【店データ】
『麺や横丁 縁日』
住所:神奈川県高座郡寒川町田端1443
電話:非公開
定休:水曜日
時間:11:00-14:30 18:00-22:00
さてラーメン食っていざ出撃です。
この日は風も穏やか。予報では波も比較的穏やかなはず。なので一番好きなサーフでの釣りをメインに考えていました。しかし、毎回フラれてばかりなので、ウエーダーは履かずにニーブーツとカッパを着て行きます。もしサーフで撃沈したら、すぐにでも今シーズン唯一釣れた護岸に移動するつもりでした。
予報の通り、波は穏やかでした。花曇りですが、海辺は気温が高めで、着込んで来たらちょっと暑いくらい。
この日は波乗りするにはつらい日だったのでしょう。サーファーの姿もまばらでした。
最初はいつものように、ここからと決めている護岸からスタートします。水色は適度な澄み潮。状況は悪くなさそうなのですが、この護岸の周りは度重なる台風の上陸に伴い、周辺が極端に浅くなってしまっているようで、護岸の直前で大きく波が立ち上がります。この日のように穏やかな日であっても、ちょっとした波でまともに足元が洗われます。うかつに先端に出ると危ないので、波の様子をよく見ながら釣ることになるのですが、なかなか波が納まってくれません。埒が明かないのでここは早々に移動。
そうなると、本日本命に考えていたサーフです。波は穏やかで釣りやすい。潮目も通っていて、釣れそうな雰囲気で充満しているのですが、メッキからのバイトはなかなか得られず。
時折ガツッ!と根掛のような感触があるのですが、その正体は…
ダツなんですorz
もうそろそろいなくなる時期ではないかと思っていましたが、まだいますね。しかもかなりの数がこの海域に入っています。でも最盛期?に比べるとサイズが小さくなっています。もしかしてこの子たちは当年魚?
私はサーフで釣る場合、jackson/Pin tail tune 6 をメインに使います。護岸のように急深ではなく遠浅なので、あまりバタバタと暴れるよりも、トウィッチをかけても左右にスライドするようなダートで泳いでくれるルアーが重宝します。この日は卸したてのピンクキャンディーカラーをメインに使いましたが、釣れるのはやっぱり…
ダツなんですorz
しばしダツの猛攻にさらされつつ、何だか釣れる気がしなくなってきましたが、まだまだ日没までは十分な時間があるので、このままサーフを歩き倒して、次の護岸まで向かうことに。
護岸までの間、何か所かのカレントを見つけて粘りました。しかしダツのバイトばかり。そんなこんなで1時間半くらいかけて、ついにメッキを釣ることなく護岸まで到着してしまいました。この時点で全く釣れる気がしなくなっていました。
護岸では数人のキス釣り師が釣っていました。話を伺うと…キスは全く釣れないそうです。今シーズンはメッキだけではなくて、キスもいないのでしょうか。私も半ば惰性で、この護岸の上から釣ってみる事にします。
海に突き出た護岸の場合、通常は潮が良く当たる側とそうでない側が出来るものです。そのどちらで釣るかなのですが、私の場合、潮が当たっているのとは反対側をメインで釣るケースが多いです。泳ぎの弱いベイトフィッシュは、潮が当たる側に入ると波に翻弄されてしまうはずで、必然的に潮の動きが穏やかな箇所に溜まっていくケースをよく見かけるからです。なのでこの日も潮が当たっているのとは反対側から釣り始めました。ミノーを引き、メタルジグを投げ、メタルバイブレーションンのリフトアンドフォールを試し…しかし全くバイトが得られず。
そこで今度は、潮が当たっている側を打ってみることに。
海は潮が徐々に上がってくるにしたがって、うねりが入るようになってきました。潮が当たる側は波が打ち付け、次第に飛沫をまき散らし始めました。ここはサーフに比べれば急激に深くなっているはず。なのでルアーをローテーションします。SMITH/D-CONCEPT 48 MDです。このルアーは小型で軽量。D-CONシリーズの中で最も水を押す力が強く、トウィッチ時の移動距離が短いのでピンポイントで見せたい時には重宝します。また、浮き上がりにくいので魚がボトムに着いている時には非常に有利。今回はまさに、ボトム付近をトウィッチで誘いたかったので打って付けのルアーだったのです。このルアーにローテーションして数投後。ロッドを大きく振るとルアーが浮き上がるので、細かいトウィッチで出来るだけボトム付近をトレースするようにしていました。そして飛距離の1/3くらいを引いてきたところで、ふいにゴゴッという感触が右手首に伝わり、何者かがヒット!それほど大きくはないけど、キビキビとしたこの泳ぎは間違いなくメッキ!慎重にピックアップ。
やっと釣れました。オニヒラアジですね。15㎝くらいのチビちゃんですが、一尾は一尾。嬉しいです。テールフックをがっぷり食っていました。
この一尾で俄然やる気が出たわけですが、そこで連発しないのが今シーズンの湘南です。ここで1時間くらい粘りましたが後が続かず。
しかし、この護岸で釣れたということは護岸廻りのサーフには魚が入っているのではないか?ということで、再び一番好きなサーフの釣りに戻ってみます。
15:00頃の湘南サーフ。既に夕方の風景です。
期待したサーフは全く反応がありません。魚はいるはずなのですが…飛距離が足りていないのか、ルアーが合っていないのか。ミノーで思うような結果が出ないので、メタルジグやBREADEN/Metalmaru13で大遠投をかましてみたりしますが、日が傾いて来たらダツのアタリすらなくなってしまいました。そこで再び釣れた護岸に戻って、この日の釣りを締めくくることに。
既に日は西の空に傾いています。かなり冷え込んできました。
釣れた護岸でもルアーをこまめにローテーションしてみます。メタルジグでボトム付近をネチネチと誘っている時に、一度だけバイトらしき感触がありましたが、それっきりアタリはなく、無駄に時間が過ぎて行きます。そんな風に釣れない時、私は一番好きな釣り方を貫き通すようにしています。モチベーションも維持できますし、釣れなくても納得できるからです。なので再び竿先にはSMITH/D-CONCEPT 48 MDがぶら下がることになりました。
しばし潮が当たるのとは反対側で粘りましたが埒が明かないので、先ほど釣れた潮の当たる側にキャスト。よく見るとトウゴロウイワシと思しき群れが見えます。すぐに見えなくなったので群れが小さいのだと思いますが、今シーズン初めてベイトらしいベイトの群れを見たような気がします。
そのまさに1投目。キャスト後5カウントほど沈め、細かいトウィッチを繰り返していました。そして変化を付けるために時折大きめのジャークや、振り幅の大きいトウィッチを入れてみたりしていました。そして大きめのジャーク後に細かいトウィッチに移行したその直後、ガツッ!という手首を引っ手繰る様なバイトが出ました。緩めに設定していたドラグが鳴きます。このトルクフルなファイトは間違いなくメッキ!
ギンガメアジでした。余裕の20㎝オーバー。一番好きな釣り方で、狙って釣れたので嬉しい。
ギンガメアジなら群れているのではないかと、続けざまにキャストします。すると再びガツン!
こいつは最初こそそれほど凄い引き方をしませんでしたが、ピックアップ寸前になって急にボトムに突っ込みました。ドラグを絞め、少々強引に引きはがしますと、かなりの重量感。最後はリーダーをつかんでランディングした魚は…
ヒラメだった!これまた久しぶりに釣った!
体長は残念ながら40㎝に満たない37㎝。ソゲサイズでした。こいつは裏側が真っ白。天然ものですね。もっと大きくなって、立派な食材になってもらうためにリリース。結構肉厚だったので、良い魚に育つのではないでしょうか。
そして間もなく日没を迎えます。ラストスパートです。
バイトは単発でしか出ませんでした。しかしここまで来たら最後までミノーの釣りを貫きます。そして日没直後に、ピックアップ寸前のルアーに突然バイト、そしてヒット!
こいつも良いファイトします。トルクフルに突っ込みます。
ロウニンアジでした。20㎝足らずですが、ロウニンアジの引きは格別です。こいつの20㎝オーバーを連発させたいものです。
最後は美しい夕焼けでした。
17:00、真っ暗になったので終了。
今回はメッキは3尾でした。結果はショボいものでしたが、ゲストのソゲも釣れて楽しめました。そして何より、一番好きなミノーのトウィッチによる釣りで結果が出たので満足です。
今シーズンは恐らくこんな調子で、ぽつりぽつり拾うような釣りで締めくくられるのでしょう。しかし多くは望みません。こんな風にのんびり楽しめたら幸いです。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/1Shimano/12Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-Compact
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
BREADEN/Metalmaru13
Metal Jig/3.0~10.0g
まず最初の日、この日届くはずだった資料が届かず、夕方からやることがなくなったのでメッキを探しに出かけました。
現地到着は14:30頃。既に日差しが西に傾いています。
本当はサーフで釣りたかったのですが、予想以上に波が高くて断念。比較的波風の影響を受けにくい護岸で釣ることにします。
ポイントに向かう途中、この日は沢山の赤とんぼが群れ飛んでいました。そっと近づいて撮影してみましたが…ピンボケした^^;
恐らくアキアカネだと思います。夏の赤とんぼと違って、ゆったりと優雅に飛びます。この赤とんぼがいなくなると、冬はもうすぐそこまで近づいているのです。
こんな野草を見つけてみたり。
あっという間に日没が近づいてきます。
3時間ほど頑張りましたがノーゲット、ノーヒット、ノーバイトの完封負けでした。
相変わらずメッキが釣れない私のホーム。そこで二日目は、極楽とんぼさんとボートでアオリイカ、カワハギ、青物を狙いに湘南沖へ。
いつものように極楽とんぼさんの自宅からゴムボートを引っ張り出し、国道を越え、路地を渡り、砂浜をえっちらおっちら押しつ引きつつ波打ち際まで進みます。これがきつい。
この日はどんよりしていました。予報では午後から雨。なので出来るだけ早いうちにお土産を確保したいところです。
極楽とんぼさんが探した情報によれば、先日カマスやカワハギ、アジが釣れたポイントよりも、かなり沖の方に魚が移動しているようです。なので先日カワハギが良く釣れたポイントで結果が出なければ、そちらへ移動しようと決めていました。
最初は一応、ルアーマンとしてのプライドがあるのでジグを投げたりしていました。しかし、極楽とんぼさんが得ていた前情報の通り、カマスはすっかり抜けてしまったようです。そこで早々にカワハギ狙いに切り替えます。
アサリのむき身エサで狙うと、最初に上がってきたのはベラでした。しかしその後、全くアタリが出ないまま餌だけが無くなる現象が多発。間違いなく、カワハギかフグの仲間が食っていますね。しかしシビアです。なかなかアタリが取れません。この日は感度を上げるためにリーダー無し。PE0.6号直結にしたのに…。
そこで某テレビ番組で見たメソッド…錘が着底したら、一度仕掛けを大きく跳ね上げて食い辛くする事によって、魚に早く食わないといけないと焦らせる…を試してみました。再度錘を着底させ、今度はゆっくり竿先を持ち上げて誘うと、明快なアタリが出ました。
20㎝オーバーのナイスサイズ!
このメソッドがはまり、コンスタントに釣れるようになってきましたが、しばらくするとこのメソッドにもスレたのか、明快なアタリが出なくなりました。そこで竿先を煽る回数を増やしてみたり、細かくシェイクしてみたり…。
そのパターンが上手くはまると釣れますね。
この日はナイスサイズがそろいました。
餌ではよく釣れる事が分かりました。そうなるといろんなことを試してみたくなるものです。
先日西伊豆に遠征した時、松崎の食堂の張り紙に、“ルアーカワハギ船…餌のいらないお手軽な釣り”なるものを発見しました。どんな釣りなのか全く想像がつかず、ネットで検索するもそれらしき情報がありませんでした。そこで、いろいろ考えた結果、仕掛けはそのまま、餌の代わりにワームを使ってみたらどうか、という、いたって当たり前な結論に到達したわけです。
そこで今回、ワームを持って来ました。
マルキューのパワーイソメです!
これはルアー釣りと言えるのか…ブランド名がエコギアではなく、マルキューというところが既に餌釣りの臭いプンプンなわけですが、いいんです!気持ちの問題です。
最初は3本鉤の内、一つだけパワーイソメ、その他はアサリのむき身でやってみたのですが、アサリはあっという間に食われるのに、パワーイソメには全く食ってきません。そこですべての鉤にパワーイソメを付けてやってみると…
釣れました!これまた立派なサイズ!
結論的には、生餌との同時使用では、生餌の臭いに負けてしまうようですね。ある程度魚が寄った段階で、パワーイソメだけ単独で使用するのはありそうです。何しろ餌持ちの良さはアサリのむき身に比べて数倍!餌ばかり取られる時には選択肢の一つになると思います。
結局この日はサイズの良いカワハギだけ10枚ほど持ち帰りました。アオリイカや青物も一応狙ってみましたが、唯一私がバーチカルジギングでワンバイト取っただけ。アオリイカに至ってはかすりもしませんでした。
釣れたカワハギはいつものように、知り合いのお寿司屋さんに持ち込んで調理していただきました。
店主の言う通り、前回のカワハギに比べると、肝の脂の乗りが落ちています。既に食味的にはシーズンの終盤に差し掛かっているのでしょうか。
それでも流石はプロの調理!全て美しく、美味しく仕上げてくださいました。
…
…
…
そして昨日であります。
今シーズン、何とここまでメッキカウンター:1 orz
本来であれば、この時期の私がメインにしている魚はやっぱりメッキなのです。あのガツン!という強烈なバイト、フッキングしてからのトルクフルなファイト、美しい銀ピカの魚体…やっぱりメッキが釣りたいな~…ということで、午前中の内にさっさと仕事を終わらせて、午後から出かけてきました。
その前にラーメンを食っていきましょう。寒川にあります『麺や横丁 縁日』です。
「横丁ラーメン 並(680円)」
「まかない飯(250円)」
近くの『大正麺業』店主同様、『味の味噌一』『日の出製麺所』出身のこちらの店主。したがって味の方向性もよく似ているわけです。新規開店当初からメニューに「味噌ラーメン」があるのですが、なかなか提供が始まりません。この日も未だ提供されておらず…仕方なく醤油ラーメンであるこちらのメニューを選択。
チャーシューが変わっていました。以前は豚ロースのソテータイプのチャーシューでした。ちょっと臭いがあって今一つだったのですが、鶏チャーシューに変わっています。これはしっとりして柔らかく、味付けも良いです。ボリューム感も十分。
スープはちょっと香味野菜…生姜と葱と思しき味と香りが強めになっていました。ベースの鶏ガラ出汁もしっかり摂られていて、この辺は出身店の良いところを踏襲しています。麺は『味の味噌一』『日の出製麺所』出身の店としては珍しく、自家製ではないようですが、出身店の麺に近いものが選択されています。むしろこの辺を少しずつ変えて行くと、オリジナリティーが感じられるようになると思うのですが、スープと麺の組み合わせはデリケートですからね…。
ちなみにこの日の「まかない飯」は高菜明太マヨご飯でした。以前に食べた餡かけのご飯も悪くなかったのですが、ラーメンのお供にはこれくらいシンプルなご飯の方が良くあっている気がします。高菜も明太子もたっぷりで良心的です。
【店データ】
『麺や横丁 縁日』
住所:神奈川県高座郡寒川町田端1443
電話:非公開
定休:水曜日
時間:11:00-14:30 18:00-22:00
さてラーメン食っていざ出撃です。
この日は風も穏やか。予報では波も比較的穏やかなはず。なので一番好きなサーフでの釣りをメインに考えていました。しかし、毎回フラれてばかりなので、ウエーダーは履かずにニーブーツとカッパを着て行きます。もしサーフで撃沈したら、すぐにでも今シーズン唯一釣れた護岸に移動するつもりでした。
予報の通り、波は穏やかでした。花曇りですが、海辺は気温が高めで、着込んで来たらちょっと暑いくらい。
この日は波乗りするにはつらい日だったのでしょう。サーファーの姿もまばらでした。
最初はいつものように、ここからと決めている護岸からスタートします。水色は適度な澄み潮。状況は悪くなさそうなのですが、この護岸の周りは度重なる台風の上陸に伴い、周辺が極端に浅くなってしまっているようで、護岸の直前で大きく波が立ち上がります。この日のように穏やかな日であっても、ちょっとした波でまともに足元が洗われます。うかつに先端に出ると危ないので、波の様子をよく見ながら釣ることになるのですが、なかなか波が納まってくれません。埒が明かないのでここは早々に移動。
そうなると、本日本命に考えていたサーフです。波は穏やかで釣りやすい。潮目も通っていて、釣れそうな雰囲気で充満しているのですが、メッキからのバイトはなかなか得られず。
時折ガツッ!と根掛のような感触があるのですが、その正体は…
ダツなんですorz
もうそろそろいなくなる時期ではないかと思っていましたが、まだいますね。しかもかなりの数がこの海域に入っています。でも最盛期?に比べるとサイズが小さくなっています。もしかしてこの子たちは当年魚?
私はサーフで釣る場合、jackson/Pin tail tune 6 をメインに使います。護岸のように急深ではなく遠浅なので、あまりバタバタと暴れるよりも、トウィッチをかけても左右にスライドするようなダートで泳いでくれるルアーが重宝します。この日は卸したてのピンクキャンディーカラーをメインに使いましたが、釣れるのはやっぱり…
ダツなんですorz
しばしダツの猛攻にさらされつつ、何だか釣れる気がしなくなってきましたが、まだまだ日没までは十分な時間があるので、このままサーフを歩き倒して、次の護岸まで向かうことに。
護岸までの間、何か所かのカレントを見つけて粘りました。しかしダツのバイトばかり。そんなこんなで1時間半くらいかけて、ついにメッキを釣ることなく護岸まで到着してしまいました。この時点で全く釣れる気がしなくなっていました。
護岸では数人のキス釣り師が釣っていました。話を伺うと…キスは全く釣れないそうです。今シーズンはメッキだけではなくて、キスもいないのでしょうか。私も半ば惰性で、この護岸の上から釣ってみる事にします。
海に突き出た護岸の場合、通常は潮が良く当たる側とそうでない側が出来るものです。そのどちらで釣るかなのですが、私の場合、潮が当たっているのとは反対側をメインで釣るケースが多いです。泳ぎの弱いベイトフィッシュは、潮が当たる側に入ると波に翻弄されてしまうはずで、必然的に潮の動きが穏やかな箇所に溜まっていくケースをよく見かけるからです。なのでこの日も潮が当たっているのとは反対側から釣り始めました。ミノーを引き、メタルジグを投げ、メタルバイブレーションンのリフトアンドフォールを試し…しかし全くバイトが得られず。
そこで今度は、潮が当たっている側を打ってみることに。
海は潮が徐々に上がってくるにしたがって、うねりが入るようになってきました。潮が当たる側は波が打ち付け、次第に飛沫をまき散らし始めました。ここはサーフに比べれば急激に深くなっているはず。なのでルアーをローテーションします。SMITH/D-CONCEPT 48 MDです。このルアーは小型で軽量。D-CONシリーズの中で最も水を押す力が強く、トウィッチ時の移動距離が短いのでピンポイントで見せたい時には重宝します。また、浮き上がりにくいので魚がボトムに着いている時には非常に有利。今回はまさに、ボトム付近をトウィッチで誘いたかったので打って付けのルアーだったのです。このルアーにローテーションして数投後。ロッドを大きく振るとルアーが浮き上がるので、細かいトウィッチで出来るだけボトム付近をトレースするようにしていました。そして飛距離の1/3くらいを引いてきたところで、ふいにゴゴッという感触が右手首に伝わり、何者かがヒット!それほど大きくはないけど、キビキビとしたこの泳ぎは間違いなくメッキ!慎重にピックアップ。
やっと釣れました。オニヒラアジですね。15㎝くらいのチビちゃんですが、一尾は一尾。嬉しいです。テールフックをがっぷり食っていました。
この一尾で俄然やる気が出たわけですが、そこで連発しないのが今シーズンの湘南です。ここで1時間くらい粘りましたが後が続かず。
しかし、この護岸で釣れたということは護岸廻りのサーフには魚が入っているのではないか?ということで、再び一番好きなサーフの釣りに戻ってみます。
15:00頃の湘南サーフ。既に夕方の風景です。
期待したサーフは全く反応がありません。魚はいるはずなのですが…飛距離が足りていないのか、ルアーが合っていないのか。ミノーで思うような結果が出ないので、メタルジグやBREADEN/Metalmaru13で大遠投をかましてみたりしますが、日が傾いて来たらダツのアタリすらなくなってしまいました。そこで再び釣れた護岸に戻って、この日の釣りを締めくくることに。
既に日は西の空に傾いています。かなり冷え込んできました。
釣れた護岸でもルアーをこまめにローテーションしてみます。メタルジグでボトム付近をネチネチと誘っている時に、一度だけバイトらしき感触がありましたが、それっきりアタリはなく、無駄に時間が過ぎて行きます。そんな風に釣れない時、私は一番好きな釣り方を貫き通すようにしています。モチベーションも維持できますし、釣れなくても納得できるからです。なので再び竿先にはSMITH/D-CONCEPT 48 MDがぶら下がることになりました。
しばし潮が当たるのとは反対側で粘りましたが埒が明かないので、先ほど釣れた潮の当たる側にキャスト。よく見るとトウゴロウイワシと思しき群れが見えます。すぐに見えなくなったので群れが小さいのだと思いますが、今シーズン初めてベイトらしいベイトの群れを見たような気がします。
そのまさに1投目。キャスト後5カウントほど沈め、細かいトウィッチを繰り返していました。そして変化を付けるために時折大きめのジャークや、振り幅の大きいトウィッチを入れてみたりしていました。そして大きめのジャーク後に細かいトウィッチに移行したその直後、ガツッ!という手首を引っ手繰る様なバイトが出ました。緩めに設定していたドラグが鳴きます。このトルクフルなファイトは間違いなくメッキ!
ギンガメアジでした。余裕の20㎝オーバー。一番好きな釣り方で、狙って釣れたので嬉しい。
ギンガメアジなら群れているのではないかと、続けざまにキャストします。すると再びガツン!
こいつは最初こそそれほど凄い引き方をしませんでしたが、ピックアップ寸前になって急にボトムに突っ込みました。ドラグを絞め、少々強引に引きはがしますと、かなりの重量感。最後はリーダーをつかんでランディングした魚は…
ヒラメだった!これまた久しぶりに釣った!
体長は残念ながら40㎝に満たない37㎝。ソゲサイズでした。こいつは裏側が真っ白。天然ものですね。もっと大きくなって、立派な食材になってもらうためにリリース。結構肉厚だったので、良い魚に育つのではないでしょうか。
そして間もなく日没を迎えます。ラストスパートです。
バイトは単発でしか出ませんでした。しかしここまで来たら最後までミノーの釣りを貫きます。そして日没直後に、ピックアップ寸前のルアーに突然バイト、そしてヒット!
こいつも良いファイトします。トルクフルに突っ込みます。
ロウニンアジでした。20㎝足らずですが、ロウニンアジの引きは格別です。こいつの20㎝オーバーを連発させたいものです。
最後は美しい夕焼けでした。
17:00、真っ暗になったので終了。
今回はメッキは3尾でした。結果はショボいものでしたが、ゲストのソゲも釣れて楽しめました。そして何より、一番好きなミノーのトウィッチによる釣りで結果が出たので満足です。
今シーズンは恐らくこんな調子で、ぽつりぽつり拾うような釣りで締めくくられるのでしょう。しかし多くは望みません。こんな風にのんびり楽しめたら幸いです。
【Tackle Data】
Rod :Angler's Republic/PALMS ELUA SFGS-69UL-TW
Reel :Shimano/1Shimano/12Vanguish 2000S
Line :PE#0.6
Leader:Nylon 12LB
Lure :SMITH/D-CONTACT50
SMITH/D-CONCEPT48 MD
SMITH/D-CONTACTⅡ50
SMITH/D-CONTACT63
SMITH/D-Compact
Jackson/Pin tail tune 6
Jackson/Trout Tune HW
BREADEN/Metalmaru13
Metal Jig/3.0~10.0g
- 2016年11月18日
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