Dr.TJの釣れない日記 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) ja 渋い湘南…メッキはどこへ行ったのか? https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcsu5o4vmo 2025-11-20T15:01:00+09:00  前回レビューしました南伊豆での釣りは、近年稀に見る不漁だったわけですが、戻った二日後には地元の海で釣りをしました。極楽とんぼさんに声をかけると、快く付き合ってくれました。

 この日はどんよりとした空。開始時間は11:30頃でしたが、そんな日中でもこの薄暗さ。ローライトは悪くないのではないか?と前向きに考えてみますが、人間のテンションが上がらないんですよね^^;
 とりあえず渋い今シーズンの中では一番マシと言われている護岸からスタートしますが、案の定なかなかバイトが出ません。ベイトっ気はあります。そして何となく海面がざわつき始めて、ボイルが発生しました!これはチャンス!ボイルが出たあたりにSMITH/D-CONTACTⅡ50をキャストし、ラインスラックを出しながらトウィッチをかけると、何度かバイトが感じられました。そしてついにガツン!こいつはスレほどの重さを感じないけど、なかなか良い引きをしてくれます。

 ヒラセイゴでした。25㎝足らず。良く引くのでもっと大きいと思った。
 どうやら先ほど来のボイルはシーバスのようです。かなり手前側で時折ボフッ!という音を立ててトウゴロウイワシを食っています。中にはフッコ以上の大きさと思しき者も魚体をあらわにしながら食っています。メッキが釣れないのでこいつを釣ってやろうとしばし躍起になりますが、大きな魚は賢くなっているのでしょう、ついにルアーにバイトすることはありませんでした。

 20~25㎝クラスは果敢にバイトしてきますが、セイゴは釣るのが難しいです。エラ洗いでルアーをすっ飛ばされる事数回。結局2尾しか獲れませんでした。

 2時間以上経過してメッキらしきバイトは皆無。ほとんど釣れる気がしていませんでした。しかしこんな時に限ってバイトが出ます。フルキャストをかまし、何となく惰性でトウィッチを続けていました。カウントダウンも…したのかどうかすら覚えていません。すっかり気が抜けていると、出し抜けにガツン!と強烈なバイトが出ました!こいつは良く引きます!以前の釣行で何度もこうした強い引きの時にバラしているので、ちょっと慎重にやり取りしました。

 22,3㎝くらいのロウニンメッキでした!この魚も凄く良く引いたので、てっきりもっと大きな魚かと思った。

 相変わらずこんな空の色。この日はちょっと薄着過ぎました。凄く寒いです。

 海岸線沿いには名前の分からない野花が咲いていました。
 この時点でメッキからのバイトは先ほど釣った1尾だけ。この護岸はちょっと無理そうなので、サーフへ移動します。

 サーフはちょっと濁りが入って雰囲気は悪くないです。

 波も実に穏やか。キャストもしやすくて、ベイトっ気もあります。でも釣れないんですorz
 延々とこのサーフをランガンしますが、結局その先にある護岸で、先に釣っていた極楽とんぼさんと合流することに。

 遠くに見える富士山も、この日は雲の色に限れてしまうかのよう。

 極楽さんは私が見ている目の前で一尾獲りましたが、私にはバイトすらなくorz…日没時間を迎えてしまいました。
 最後はサーフを歩いて帰ることになります。もはや釣れる気はしなくて、適当に投げて足早に歩きながらトウィチをかけていました。するとまたもや気が抜けている時にゴンッ!一瞬ダツをかけたのかと思ったら、沖の方向に向かってボトムに突っ込むかのような強い引き!間違いなくメッキです!バレるなよ!と祈りながら寄せ波に乗せてランディング。

 ギンガメッキでした!半分諦めていたので凄く嬉しい^^
 その後もポツポツとバイトが出るもヒットしませんでした。その正体は…

 マルセイゴでした。すっかりあたりが暗くなったこの時間になって、セイゴの活性が上がったようで、何度かバイトが出ましたが、真っ暗になったので終了。
 今回も厳しい釣りになりましたが、メッキボーズを逃れたのは幸いだったのかもしれません。それにしてもメッキの群れはどこに行っちゃったのでしょうね…。

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT 50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT 63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/D-CONTACT 72
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR 43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             Blue Blue/BLOOWIN 60S
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             Maria/Pop Queen 50
             DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             BREADEN/Metalmaru13
             Metal jig/5~10g]]>
Dr.TJ
南伊豆遠征2025:南伊豆はセイゴ祭りだった https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcsaggbv5y 2025-11-12T12:57:00+09:00  先日極楽とんぼさんと、近年恒例になりつつある南伊豆遠征に行って来ました。普段は湘南を中心に釣っている私達ですが、今シーズンはどうにも渋いのです。ロケーションを変えることで爆釣のきっかけがつかめるでしょうか…。
 湘南某所の駐車場で6:00am.待ち合わせ。私の車に極楽とんぼさんの荷物を積み込みいざ出発です。

 8:30am.には下田に到着しました。良い天気です!しかし予報の通り風が強いですね。幸いにして最初に入ったっポイントでは、ほぼ背後から風を受けるのでルアーのキャストは問題ありませんでしたが、ラインが煽られて糸ふけが出て釣りにくいです。
 しかし水の中を覗いてみれば…夥しい数のベイトフィッシュ!しかも何やら海面がざわついています。鳥も旋回していて期待できそうです。私がタックルの準備をしている間に極楽とんぼさんは早速何か釣りましたぞ!セイゴだそうです。魚っ気はありますね!私も慌ててMaria/Pop Queen 50を結んでキャスト。すると1投目からバフッ!と音を立ててバイト!

 マルセイゴでした。25㎝くらい。湘南で釣れるサイズとほぼ変わりません^^; しかし釣れないよりはよっぽどマシです!これだけのベイトがいれば、本命のメッキやイナダなどの回遊魚も回って来るのではないでしょうか!?

 しばしトップで誘っていましたが、さすがシーバス、捕食がへたくそです^^; 何度もポッピングで発生する泡沫にバイトしてきます。やっと食ってくれたのは30㎝くらいのマルセイゴでした。
 しかししばらくするとスレてきたのか、トップへの反応が悪くなってきました。そこでSMITH/D-CONTACTⅡ50にローテーション。魚は海面を意識しているのは間違いなさそうなので、カウントダウンはせずに、ジャーク気味にラインスラックを出してルアーにヒラ打ちさせることを意識してトウィッチをすると、これまた1投目からバイト!

 30㎝ちょっとありましたマルセイゴです。
 この後何度かミスバイトが連続し、魚がスレたのかバイトが出にくくなりました。5カウントずつ刻みながらカウントダウンをしてみましたが、結局当たるのは表層なのです。メッキは食ってこないな…。ということで、このポイントではセイゴは釣れることは分かったので、別のポイントをサーチするために移動しました。
 移動した場所も毎年定番でメッキを探しているポイントです。足場が良くて釣りやすい反面、もしかしたら土日祭日は叩かれまくっているかも。まあともかくキャストを開始したのです。すると数投目に何かが当たった感覚が!?…ん?やっぱり何か釣れてるみたい?

 コトヒキだった。しかもちっちゃい^^;
 その後少しずつ移動しながら釣っていると…

 やっぱりコトヒキ。サイズは先ほどと同じくらい。10㎝そこそこの魚が果敢にアタックしてきます。

 この魚なんて10㎝足らずではないでしょうか^^;


 この子たちも20㎝クラスになると相当に引きが強くなって、ライトタックルゲームの好敵手になるのですが…全くサイズが上がってきません。そしてメッキからの反応が全くなく…。唯一極楽とんぼさんがメッキを釣ったそうですが、凄く小さかったそうです。
 さてさて釣りをしているとあっという間に時間が過ぎて行きます。昼飯は最初からここにしようと決めていた下田の名店に予約を入れておきました。鰻の専門店『小川屋』です。

 「うな重(4350円)」
 お昼の部はこのメニューのみ。夜の部もメニューはかなり限られていますが、この潔さが良いのだと思います。予約が入ってから全ての調理を行い、時間に合わせて提供されます。非常に仕事が丁寧です。
 うなぎはふっくらと焼き上がり、タレは甘さやや控えめで私好み。お新香や肝吸いもしっかり作りこまれています。間違いのない味です!
【店データ】
『小川家』
住所:静岡県下田市2-8-14
電話:0558-22-0365
定休:水曜日 土用丑の日
時間:〔平日〕11:00-15:00
   〔土日祝〕11:00-14:00 16:30-19:00

 さて、昼飯食って腹いっぱいになったところで釣り再開です。極楽とんぼさんと相談した結果、昨年でっかいメッキが釣れたポイントまで足を延ばしてみようという事になりました。このポイントもベイトの数は申し分なし!トウゴロウイワシと思われる10㎝くらいの魚の群れに加え、ハク?みたいな4,5㎝の魚の群れも見られ、とても良い雰囲気です。ちょっと遠いが鳥山も出来ていて、あれが射程距離内に入れば釣れそうです!ところが困ったことに凄まじい風!朝入ったポイントもかなりの強い風が吹いていましたが、ここはその比ではありません!しかも横風になるのでルアーのキャストも難儀します。
 鳥山が近づいたタイミングでDUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65やBREADEN/Metalmaru13などの飛び道具で狙ってみるものの…う~ん食ってきませんね。少しずつ移動しながらキャストを繰り返しますが、唯一BREADEN/Metalmaru13に何かが当たった感覚があっただけ。そのうち益々風が強くなり、キャップに引っ掛けていたサングラスが、帽子もろとも吹っ飛ばされました!10mくらい見事に舞飛ぶ私のキャップとサングラス…新調したばかりのサングラス奉納です!大損害です!
 もはや風が強すぎて釣りにならず、仕方なく朝釣ったポイントに戻ることにしました。ここも相変わらず強い風が吹いていますが、まだ何とかなります。SMITH/D-CONTACTⅡ50を結んでキャストを開始すると、反応はすぐにありました。


 午前中はマルセイゴでしたが、この時間になってヒラセイゴが釣れるようになりました。徐々にローライトになってくると、活性が上がって来たのかバイトが頻発。



 25~30㎝くらいのヒラセイゴが連発します。

 16:00近くになると、益々バイトが頻発するようになりますが…

 ヒラセイゴや…


 再びマルセイゴ。この魚は30㎝オーバーでしたが、やはり引きはヒラセイゴの方が強いですね。

 どれだけのセイゴがこの界隈に入ったのでしょうか?ヒットした魚を寄せてくると、10尾近い魚が追尾してきます。時折ボイルが発生したりして、中にはフッコクラスの魚が混ざっているようでした。せっかくならフッコを釣りたいのですが、フッコクラスになると流石に警戒心が強くなっているのでしょう、セイゴが先に食ってきてしまします。
 それにしてもメッキや青物からの反応は全くありません。恐らくこの岸壁周辺はシーバスで埋め尽くされているのでしょう。鳥山はあちこちで発生し、そこここでボイルも出ますが全てシーバスのようです。もはや完全にメッキが釣れる気はしなくなっていました。
 ところが毎度お約束のように、こんな風に釣れる気がしない時に限って釣れるものです。先ほど来、セイゴのバイトが凄い事になっているわけですが、やはりスレるのか数尾釣るとバイトが出にくくなります。そこで少し移動してみたり、カウントダウンしてレンジを入れてみたりするとまた食ってきます。そんな感じで釣っていると、トウィッチする右手首を引っ手繰るような強烈なバイトが出ました。でもセイゴだと思いこんでいました。ジャンプしない、しかしかなりのトルクで泳ぎ、なかなか海面に上がって来ません。足元近くに寄せたものの、下に突っ込もうとします。そしてギラっと輝くその魚体は丸っこく…

 メッキだった!しかもナイスサイズ!25㎝くらいありました。やっと本命が釣れてくれましたよ!


 日没時間となりました。ゲームセットは間近です。メッキや青物は」釣れるのでしょうか…

 マルセイゴだった^^;

 そして最後もマルセイゴだった^^;
 薄暗くなってからはセイゴのサイズが多少上がりましたが、結局フッコクラスは釣れず…この日は終了となりました。

 さて宿に入り、温泉に浸って食事に出かけます。素泊まりにすると、宿の食事時間に合わせて釣りの時間を調整する必要がないので、外に良い店があれば素泊まりも悪くないです。
 この日は昨年もお邪魔した店を極楽とんぼさんが予約しておいてくれました。ネットで評判の居酒屋『旬の味 ごろさや』です。

 「お通し」

 「刺身盛り合わせ」

 「お新香」

 「アラ煮付け」
 
 各メニューとも、酔っ払って正確な名前を失念しました^^; 実はこれら以外にも「明日葉の天ぷら」「揚げ銀杏」「小鯖の干物」などいただいたのですが、酔っ払っている上にがっついて食うものだから、写真撮り忘れました^^;
 どんな料理も美味しいですが、中でも私が感銘を受けたのは「小鯖の干物」。大将がサビキで釣ってきたものを手作りで仕上げた干物で、大手の干物加工業者では絶対に真似できない素晴らしい味!静岡の銘酒「磯自慢」が進んでしまいます!
 驚いたことに、外人のお客さんが入れ替わりで何組か入ってきて、旨そうに焼き魚などをいただいておりました。和食の美味しさが外人さんにもバレてしまいましたね^^
 この店はもっと評価されて良い名店だと思います。
【店データ】
『旬の味 ごろさや』
住所:静岡県下田市1-5-25
電話:0558-23-5638
定休:木曜日
時間:〔平日〕11:30-15:00
                             17:00-21:00

 さて二日目であります。早起きして、朝マズメに間に合いました。鳥は昨日ほど飛んではいませんが、とりあえず昨日最後に釣ったポイントから、様子見で入って来ようと思います。

 この日も良い天気になりそうです。しかし昨日に比べてかなり気温が低く、凄く寒く感じます。慌ててヒートテックを重ね着します。
 第1投目は無難にSMITH/D-CONTACTⅡ50からスタート。ベイトは相変わらず沢山入っているようなので、カウントダウンせずにトウィッチ開始。するといきなり食ってきました。ジャンプします。セイゴですね。1投1バイトで当たって来ますが、全てセイゴでした。セイゴは釣るのがなかなか難しく、ジャンプでフックアウトする事数回。やっと釣り上げたのはマルセイゴでした。

 30㎝くらい。サイズアップしませんね…。


 その後もマル・ヒラ入り乱れてセイゴがヒットしてきます。メッキや青物からの反応は相変わらずありません。


 鳥が騒がしくしている箇所まで移動してみると、所々でボイルが発生します。全てシーバス。どうやらフッコクラスも入っているようで、こいつを釣ってやろうと躍起になりますが、なかなかヒットさせることが出来ません。ベイトはトウゴロウイワシが中心と思われるので、シルエットの似ているBlue Blue/BLOOWIN 60Sを、散々追い回されてど突かれて弱ったトウゴロウイワシが泳ぐのを模してテロテロと引いてみると、何度かフッコクラスの魚が追尾するものの見切られてしまいます。
 この魚はそんな中、逆にシルエットの大きめのルアーに変えてリアクションで食わせた36,7㎝のマルセイゴ。SMITH/D-CONTACT 72のイレギュラーダートでやっと食わせました。

 しかしその後は食いが渋くなってきました。このセイゴを釣って以降、風が向かい風に代わり、ルアーが全く飛ばなくなりました。東風をもろに受ける下田では釣りがままならないか?という事で、午前中の内に西伊豆の松崎まで大きく移動することに。

 西伊豆は5年ぶりくらいです。以前は良く釣りをしに来ていましたが、あまりにも釣れないので最近は東伊豆に出かけることが多くなってしまいました。しかしひなびた西伊豆の風景は大好きなのです。松崎の海は穏やかでした。しかし風向きは決して良くはないです。ほぼ横方向から吹いてきます。

 先に釣り始めていた極楽とんぼさんは、全く当たって来ないと嘆いております。私も早速数投するも、何というか、生命感に乏しいのです。下田港のようなベイトっ気もないし、私も10投もしないうちに釣れる気がしなくなってきました。もはや釣れる気がしないまま松崎港でちょい投げしていつものようにトウィッチで探っていると、何と何かがバイト!それがこのヒラセイゴでした。ここでもセイゴですか^^; しかし後が続かないので、サーフに面した岸壁まで移動して、しばし粘ってみました。すると何者かがヒットしましたぞ!

 ソゲだった^^;

 雰囲気は悪くないんですけどね…松崎新堤は、なにやら工事中です。駐車場には入れないそうで、しばらく釣りするのも難しそうですね。

 秋空ですな~…
 そんなわけで、港付近は全く釣れないので那賀川沿いを上がりながらサーチすることにします。

 浜丁橋です。

 この界隈は実に景色が良いです。


 しばし風景写真家になる私。肝心な釣りは…不発ですorz
 これは埒が明かん!という事で、一気に戸田まで移動することにしました。その前に食事を松崎で済ませるつもりでしたが、お気に入りの食堂が臨時休業orz…楽しみにしてたのにな…。そこで戸田に向かう途中、以前食べたことのある漁協がやっている食堂に寄り道するも、何と定休日orz。そこで極楽とんぼさんが調べてくれた店に寄って行く事に。宇久須の『海産屋』です。

 「金目鯛のフライと大トロあじの干物定食(2100円:税別)」
 ぱっと見は大資本でも入っていそうな店の作りですが、実際には家族経営的なアットホームな店でした。金目鯛のフライは初めて食べたけど、身がフワフワで衣がサクッと揚がり、かなり美味しい。あじの干物は薄口で肉厚。ちょうど良い焼き具合。刺身まで付いていて、おかずの量がかなり多いです。ご飯が足りなくなります。
 目的の店にフラれて急遽選んだ店でしたが、なかなかの良店でした。美味しくいただきました。
【店データ】
『海産屋』
住所:静岡県賀茂郡西伊豆町宇久須2132
電話:0558-55-2020
定休:木曜日
時間:〔平日〕11:30-15:00

 さて、戸田に到着したのは既に14:30を回った頃。久しぶりに来てみたら、何だか新しい施設が出来ていたり、漁港の船着き場の突堤が一部無くなっていたりと、いろいろ変わっていて驚きました。新たに防潮堤の工事なども行われていて、岸壁に入ることが出来る箇所も限られていました。

 早速キャストを開始するも、いきなりラインがガイドに絡んで、バチンッ!と嫌な音を立ててルアーロストorz。リーダーを入れ直して歩き回りますと、ベイトが群れている箇所を発見。キャストを繰り返していると、目の前でボイルが発生しました。どうやらシーバスですね。スズキクラスも入っているようです。よし、こうなったらこいつを釣ってやろう!とルアーを投げ倒しますが、ベイトに狂った魚にルアーを食わせるのは本当に難儀します。

 ベイトはこのトウゴロウイワシでした。7,8㎝の大きさ。試行錯誤するも、結局シーバスに食わせることが出来ず…。



 ローライトになって以降は、アジングを試しましたが何一つ食ってきませんでした。何だか全く釣れる気がしなくなり、17:00前には撤収としました。

 いやいやなかなか厳しい遠征でした。青物はおろか、本命のメッキもほとんど釣れずorz。今シーズンは全国的にメッキ不漁なんですかね…。
 まあしかし、久しぶりに温泉に浸り、旨い魚を食って、セイゴ祭りを味わうことが出来たので良しとしよう。こんなこと、チョーエキ中は絶対に出来ませんからね^^
 今後は再び地元の海で釣りつつ、寒くなる前にタチウオジギングなんかもやってみたいです。

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT 50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT 63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/D-CONTACT 72
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR 43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             Blue Blue/BLOOWIN 60S
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             Maria/Pop Queen 50
             DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             BREADEN/Metalmaru13
             Metal jig/5~10g]]>
Dr.TJ
渋い湘南メッキ…だけど予想外の大物も! https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcs8tf5zpw 2025-11-09T18:14:00+09:00  やっと晴れる日が多くなってきました。またまた湘南に出かけてきましたので、その様子を書き留めておきます。今回は三日分です。
 まず最初の日。いつものように極楽とんぼさんと示し合わせて湘南某所に出向きます。この日は現地到着は11:30頃になりました。

 良い天気です!

 全方位秋晴れ!それだけでテンションが上がるというものです。しかし魚からの反応は…悪いんですorz…毎度釣り始めるまでは釣れる気しかしないんですけどね^^;
 しばらくは渋い今シーズンの中でも一番良いと言われている護岸からスタートしましたが、ボラの群れは見かけるもののその他のベイトが薄く、全くバイトが出ません。仕方なくサーフに移り、ほとんど釣れる気がしないまま適当にトウィッチを続けます。風は北東、推定4m/s。フォローウィンドに乗ってルアーがよく飛びます。最近見かけるベイトのサイズがやや大きめだったので、この時投げていたのはSMITH/D-CONTACT63。サーフに移動して概ね5投目くらいで、いきなりガツン!とヒットしました。

 ギンガメッキでした!手尺で測って17,8㎝。小さい魚ですが、サーフで釣れたのは嬉しい!ギンガメアジは群れで行動することが多いので、連発を期待しましたがその後海は沈黙。

 釣っているうちに、何となく雲がかかってきました。

 サーフの潮は、やや濁りが入って雰囲気は悪くないです。先ほどと同じようにトウィッチを続けながら少しずつ移動すると、またしてもガツン!と波打ち際でヒット!何となく引きがいつもと違うな…?

 と思ったらソゲでした^^;25㎝くらい。今シーズンはソゲが良く釣れます。


 だんだん雲が濃くなってきて、太陽の周りに不思議な円が出来ました。何だか奇麗だな~なんて気を抜いていたら、またしても波打ち際でガツン!さっきと同じような引きですが、もっと力強い!

 やっぱりソゲだった^^;30㎝オーバー。

 裏は真っ白。この海で生まれた天然ものですね。メッキではありませんが、魚からの反応があるのは楽しいものです。そのまま延々と釣り続けていると、810さんと極楽とんぼさんがやってきました。彼らはその先の護岸の方でやってみるとの事で、先に移動しました。私は引き続きサーフの釣りに専念します。
 何度か魚からの反応がありました。セイゴを何度かヒットさせるもバラし、それ以外にもソゲと思われるバイトが数回出ました。一瞬だけヒットし、すぐにバレた魚はなかなか強い引きをしましたが、いったい何者だろう?顔だけでも見たかったな~なんてもはやメッキが釣れる気がしていませんでした。ダツも入っているようで、リーダーの先端をガサガサにされました。それを契機にルアーをJackson/Trout Tune HWにローテーションします。その数投後、周りのアングラーに何か釣れないかな?なんて他の人の方を向きながら適当なトウィッチをしていました。そう!こんな風に完全に気が抜けているとバイトが出るから不思議です。ルアーが飛距離の1/3くらいのところまで戻っていたと思います。不意を突くようにガンッ!という強烈なバイトが出ました!ヒットです!
 こいつは最初こそ重たいばかりで引きませんでしたが、リールをゴリ巻きすると凄いトルクで引っ張り始めました。強めに締め込んでいたはずのドラグが鳴きます。さらにドラグを締め込んで、ラインテンションが抜けないように注意しながら応戦。寄せ波に乗せて引き上げようとしたけど乗せきれず、再び沖の方へ翻ったシルエットは…ヒラメでした。久々のナイスサイズ!こいつは獲っておきたい!無理をせずもう一度寄せ波に乗せ、何とか引きずり上げますが、かなりの重さで無理するとリーダーが切れそうなので、フィッシュグリップで捕まえました。

 凄い肉厚のヒラメでした!

 体長は45㎝ありました!十分持ち帰っても良いサイズだと思いますが、今回はクーラーを持っていなかったので写真だけ撮ってリリース。もっと大きくなってまた遊んでくれ!

 その後810さんと極楽とんぼさんのいる護岸まで歩き続けましたがバイトは無く…この日は終了としました。

 そして二日目です。この日も現地到着は11:30頃。前日同様の護岸からスタートしました。この日は比較的ベイトっ気が感じられます。なのでしばし粘りましたが…全く当たって来ませんorz

 前日とは打って変わってどんよりとした空模様。ちょっと肌寒いです。

 2時間もバイトが無いと、全く釣れる気がしなくなりました。ひたすらあちこち動き回りましたが、セイゴのバイトが2回くらいあっただけ。何だか疲れてきて、釣り方が適当になります。ところがまたしても気を抜いている時にバイトが出ました。ラインスラックを出すことを意識したジャーク気味のトウィッチに、出し抜けにガツン!偏光グラスをかけていたので、バイトした魚が反転するのがギラっと見えました。目測で40㎝くらい。シーバスかな?と思ったけど一切ジャンプしない。しかも予想以上の凄いトルクで引っ張り始め、強めに締め込んでいたドラグがジリジリと引き出されます。あまり自由にさせると口切れするといけないので、少々強引にこちらに頭を向けようとすると、今度はシモリの方に突っ込みました!リーダーが擦れる嫌な感覚が伝わってきます。すると同時にパツンッ!とラインブレイク!見ればリーダーがガサガサになって千切れていました。しばし茫然。今の魚は何だったのかな…。
 何だか腑抜けたようになりつつリーダーを入れ直します。そして先ほどと同じ方角に投げるも不発。仕方なく移動します。少しずつ歩いてはキャストを繰り返すランガンスタイルを続けていると、塩がよく当たっているところに出ました。ここでしばらく粘りましたがなかなかバイトが出ず。そろそろ移動しようかと思ったその時にバイトが出ました。こいつも先ほどの魚ほどではないが、なかなかの強さです!シモリの方には知られると厄介なので、ロッドを倒して強引にこちらへ頭を向けます。上手く行きました!

 ギンガメッキでした!手尺で測って25㎝くらいのナイスサイズ!

 尾鰭が大きく発達した魚でした。だから引きが強いのですね。
 その後もこの護岸で粘りましたが不発。連発がありませんね…。仕方なくサーフへ移動し、前日のようにメッキやソゲが遊んでくれないかと期待しましたが全くの不発。仕方なくその先の護岸でやって、ダメなら終了するつもりでした。で、案の定バイトが出ません。やっぱり駄目か…と、半ば諦めて適当にトウィッチを続けていると、やっとバイトが出ました。

 ギンガメッキでした!16,7㎝。この際サイズは良いのです。良く釣れてくれました。その後夕マズメに期待しましたがナイスサイズのロウニンメッキをと40㎝くらいのヒラフッコをバラしただけで全く釣れず。この日は終了となりました。

 そして三日目です。
 数日後のこと、仕事をしていると極楽とんぼさんからメールが入りました。メッキの画像が添付されていますが、何だかでっかい!なんでもS氏から写真が送られてきたそうで、この日S氏はレギュラーサイズを含めデカメッキ2枚と良い釣りが出来たそうです!何と羨ましい!この翌日は、仕事の準備を考えて釣りには出かけないつもりでしたが、こんな写真と釣果を聞いてしまうと居ても立ってもいられなくなり、ついつい出かけてしまったのでした。久しぶりに早起きして、7:00頃までには現地到着。せっかく早起きしたのに家を出るのが遅れて朝マズメに釣りが出来なかったのは痛い!
 S氏が釣ったのはやはり今シーズン最も結果が出ているという護岸で、私もS氏が釣ったというポイントに即入りたかったのですが、最初に上がった場所でいきなりナブラを発見して動けなくなってしまいました。あれはメッキか?あるいはシーバスか?どちらでも釣れればいいやと、前日調子の良かったSMITH/D-CONTACT63を投げ倒すも不発。ベイトに狂っているのか、ルアーには全く反応しません。そこで半ばヤケクソで、Maria/Pop Queen 50をフルキャスト。このルアーはフローティングのポッパーですが、飛行姿勢が良くて、この日のような向かい風の中でも良く飛びます。その数投後、着水後ロッドを立て気味にして細かくシェイクを入れてポッピングすると、いきなりボンッ!と水面を割って魚体が飛び出しました!こいつも凄い引き!

 手尺で測って25㎝くらいのギンガメッキでした!リアフックをバックり食っています!いや~トップで出てくれるとは!朝早くから来た甲斐がありました。
 しかし全く連発しないのが今シーズンです。しばしこのポイントで粘りましたが、全くバイトが出なくなったので諦めて移動し、再びキャストを開始するもライントラブルに見舞われ、貴重なMaria/Pop Queen 50をロスト。引き続きベイトのサイズに合わせるつもりで選んだSMITH/D-CONTACT 63も、キャストと同時に高切れを起こしていきなり最近釣れているルアーを2個も失う事となり、すっかり意気消沈してしましました。
 すっかりやる気が無くなってしまいましたが、何となくわかって来たのは、この日はポイントが遠い。ベイトは手前側にも入っているが、それを食っているのはセイゴクラスのシーバスが中心。少々海が荒れているせいか、メッキは恐らく沖目を回遊している。それなら飛び道具を使ってみよう。最近購入したDUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65をスナップに結んでフルキャスト。65㎜のサイズに15gの重量。流石によく飛びます。私が使っているロッドでは、ペンデュラムキャストで何とか飛ばせます。しかし魚からの反応は全く得られず、やはり釣れる気がしなくなってきました。ところがルアーのピックアップ寸前に下から突き上げるようにバイトする姿が見えました。

 ヒラセイゴでした。30㎝くらい。その後全くバイトが出なくなったので移動。いつの間にか810さんと極楽とんぼさんが、S氏が釣ったというポイントに入っていました。810さんは到着早々5尾くらいゲットしたとの事。またポイントを間違えたorz

 予報の通り、午後からは南風が強くなってきました。益々海が荒れます。何度も頭から潮を被りました。しかし既に時合いは過ぎたようで、メッキからの反応はありません。手前側では度々トウゴロウイワシのボイルが見られますが、セイゴに追われているようです。ならばせめてこのセイゴを釣ってやろうとネチネチとミノーで攻めると、やっとこさバイト。


 25㎝くらいのヒラセイゴでした。しかしその後が続かず…だんだん釣れる気がしなくなって、サーフに移動しようかな~なんて考えていました。そして毎度おなじみのように、こんな風に気が抜けている時に限ってバイトが出るから不思議です。ジャーク気味のトウィッチに、出し抜けにガツンッ!こいつも良く引きます。最近口切れでばらすことが多いので心配ですが、シモリ側に走られるのはまずいので少々強引にやり取りします。何とかゲット。

 これまた25㎝クラスのギンガメッキでした。数は釣れないけど、サイズが良い事に救われました。
 この後はさっぱりバイトが無くなり、波が高くなって釣り辛くなったのでサーフへ移動。向かい風で流石に飛距離が出せません。なので早々にその先の護岸まで歩きますが…ここでは極楽とんぼさんがナイスサイズのロウニンメッキとシマイサキを釣りましたが私にはバイトすらなく…翌日の仕事の準備があったので、早々に徹種となりました。

 いやいや渋い湘南であります。そんな中、ヒラメが釣れたりナイスサイズのメッキが釣れたので、まあ良しとしましょう。
 今後は寒くなる前に、南伊豆遠征やタチウオジギングなんかにも挑戦したいです。

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT 50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT 63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR 43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             Maria/Pop Queen 50
             DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             BREADEN/Metalmaru13
             Metal jig/5~10g]]>
Dr.TJ
湘南ライトタックル五目ゲーム2025 https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcsrd5i3na 2025-10-31T10:23:00+09:00  仕事が落ち着いたので、度々釣りに出かけております。でも釣りに出かける機会が増えると、ここに書き込む時間が足りなくなるのです。上手く行かないものです。
 今回は二日分の釣行記です。かなり渋い釣果ですが、色んな魚が釣れたので、ここに書き留めておこうと思います。狙いはもちろんメッキを中心としたライトタックルのターゲット全般です。
 先ずは最初の日。
 最近ホームのサーフはどうにも釣果が芳しくないため、この日は思い切って普段とは全く違うポイントに向かってみます。
 11:30頃現地到着。どんよりとした空模様でした。

 前回釣行時は暑くて、日中は半袖のTシャツ一枚で釣りをしたので油断していました。この日は何だか寒い!夏用のラッシュガードに薄手のTシャツ、一応ウインドウブレーカー代わりのレインウエアを着込んできましたが、背中がスースーします。
 最初に入ったポイントには先行者が二人いて、その内のお一人がルアーマンだったのですが、全く当たらないとの事で、引き上げるところでした。もう一人の方は餌釣り師で、ポツポツキスが釣れたけど、この時間になってヒイラギばかりになったと仰って、すぐに引き上げて行きました。結局私一人が残されることになったわけですが、当然のように釣れないわけです。場所を変えてもダメなのか…。その後待ち合わせしていた極楽とんぼさんと810さんがやってきましたが状況は変わらず。
 開始2時間以上が経過してノーバイト。全く釣れる気がしなくなってきました。ところがそんなときに限ってバイトが出ます。適当にキャストして適当なトウィッチ。カウントダウンもかなりいい加減でしたが、飛距離の1/2くらいまでルアーが戻ったところでゴンッ!という明快なバイト!重たいけどあまり引かないな!?

 ソゲだった^^;

 ひっくり返すと裏が真っ白な魚です。この海で生まれた天然ものですね。大きさは30㎝弱です。もっと大きくなってもらうためにリリース。
 その後も状況は改善しません。時折ベイトフィッシュのトウゴロウイワシが暴れるので、何かがいそうな気がするのですが、ルアーには全く反応せず。そのうち日が傾いて、いよいよ寒くなってきました。その間、新たに訪れたアングラーが、シャローポイントでサクッと2尾釣りましたぞ!腕の差か!?
 私も負けじと必死にキャストを繰り返します。普段の運動不足が祟って背中が痛くなってきましたorz
 そんな時、私のルアーが通っている方角でナブラが発生!その直後にガツン!という明快なバイト!こいつはなかなか力強いですが変な泳ぎです。メッキじゃないかな?

 イケカツオだった。25㎝近くあります。ルアーはTACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW。スレ掛りだったので変な泳ぎだったのですね。先ほどのナブラの原因はイケカツオだったのでしょうか。

 秋の夕暮れは本当に早いです。
 こんなどんよりした空だったのに、劇的に変化して行きます。




 釣果には恵まれなかったけど、奇麗な夕焼けを見ることが出来たからまあいいか…
 てなわけで終了する予定だったのですが、薄暗くなってきたら急に水面が騒がしくなってきました。急遽SMITH/D-CONTACT50を結び直してキャスト、ゆったりしたトウィッチで誘うと、ついにヒット!

 予想はしていましたが、ヒラセイゴでした。25㎝くらい。この後いよいよ暗くなったので、撤収しました。

 その翌日、またしても出かけました。この日はいつも釣っている海域です。11:30頃現地到着。

 素晴らしい秋晴れ。今年の10月は記録的に日射量が少ないそうです。確かに秋晴れの日が少なすぎますね。前日に比べると、日差しがある分かなり暖かいです。
 最初に、今シーズンはあまり結果が出ていないが雰囲気だけは良い護岸で釣り開始。案の定全く当たって来ません。時折ボラの群れがパチャパチャやっていて、こんな日は良い思いをしたことが無いのです。すぐに諦めモード。
 しかし釣れる気がしない時に限ってバイトが出るから不思議なものです。殺気ゼロ…これが良いのでしょう。こいつはメッキとは違う引き方です。

 ソゲだった。これまた裏が真っ白な天然ものです。

 こうして表側を向けると、完全に保護色ですね。今シーズンはソゲが良く釣れます。冬になったらヒラメが良いかな。
 この護岸はその後バイトが無かったので、自転車を使って大きく移動します。湘南の釣り仲間の間では、今シーズン一番結果が出ているという護岸まで走ります。

 いやいや本当に良い天気!何だか暑いくらいです。でもやっと復帰後のいつもの釣りをしている気分になってきました。しかし魚からの反応は薄く…。時折何者かがど突くようなバイトが出ますが、メッキのバイトとは明らかに異質。そしてついに明快なバイトとともにヒットしましたがジャンプ!セイゴですね。目測で余裕の30㎝オーバー。もしかしたらフッコクラスかも。なので獲りたかったのですが、2回目のジャンプであえなくフックアウトorz
 どうやらセイゴクラスのシーバスがスクーリングしているみたいです。いっその事こいつを釣ってやろうとベイトがざわついているあたりにキャスト。ちょっとゆったりとしたトウィッチやジャークで誘ってみると、ロングジャーク後に連続トウィッチに移行した途端にバイト!こいつは最初、恐らく釣られていることに気付かなかったのだと思います。素直にこちらに向かって泳ぎ出しましたが、手前側のシモリに近付くといきなり沖に向かって疾走しました、ドラグを強く締め込んでいたのが災いして、PEラインがシモリに触れる感覚を得ると同時にラインブレイク!お気に入りのSMITH/D-CONTACT50失ってショックです!
 その後も延々とランガンしますが、どうもこの界隈はセイゴばかりのようです。すぐ先でナブラが発生したので慌てて駆けつけると再びナブラ発生。シーバスが水面を割って飛び出していました。こいつを釣るつもりで、進行方向と思しき方角へキャスト。カウントダウンはせずにトウィッチに移行すると、すぐにヒット!しかしあっけなくフックアウトorz
 今のはセイゴのファイトじゃなかったな!?再び同じ方角に向かってキャストし、トウィッチで誘ってみます。すると飛距離の半分くらいのところまでルアーを引いたあたりで再びガツン!今度こそヒットしました!こいつは凄く強いです!あまり強引に巻きすぎると口切れする恐れがあるので慎重にファイトします。シモリの方角に走られるのをロッドを倒していなし、ついにゲット!
 凄い引きだったのでもっと大きいかと思ったら、23,4㎝くらいのロウニンメッキでした。ついに釣ったぞ!と感動に浸る間もなく、大暴れしてフックアウトし、写真を撮る前に海にお帰りになりましたorz
 再度同じ方角にキャストするも、二度とメッキからの反応はありませんでした。仕方なく再びランガン開始。
 この護岸では、手前側のシモリ周りで度々ベイトがざわつきます。そんな個所を見つけてはキャスト。そしてついにヒット!セイゴはエラ洗いをするので、釣るのが難しいです。魚のサイズが小さく、重量が軽いだけに、むしろファイト中にもう一本のフックが頬に掛かりにくい気がします。ロッドティップを水面に突っ込むイメージでなるべくジャンプさせないように取り込みます。


 そんな感じで2尾ゲット。いずれも25㎝くらいの、ヒラセイゴのレギュラーサイズ。
 その後再びボイルが発生し、その方角にキャスト後、弱ってふらふらと沈むベイトを演出するためにジャーク後にラインスラックを出すと、思惑通り食ってきました。ところがこいつは一気に沖に向かって走りました。強めに締め込んでいたドラグがジリジリと鳴くと同時に、またしても痛恨のラインブレイク!
 ○| ̄|_
 今のはフッコクラスか、はたまたスズキクラスだったかも。せめて顔だけでも見たかった…。
 その後、徐々に反応が悪くなったため、予定通りサーフへ移動。



 しかしサーフでも反応が無く…810さんが釣っているという護岸まで向かいます。
 810さんは、何度かメッキをヒットさせるもほとんどがピックアップ直前でフックアウトしてしまい、ゲットできたのは1尾だけだとの事。その代わりサバが当たるそうです。何とサバが!…なんて思っていたら、私のミノーにも何者かがバイト。青物っぽい引き方だけど、何となく横走りするしメッキとは違うかな!?

 サバだった^^;25㎝くらい。それにしても細いですね。この子ももう一回り大きければ楽しいファイターになるのですが…。
 こんな感じで16:00を回っていました。この二日間は、メッキの写真を撮る事すらできなかったな~…てなことを考えていました。もはやメッキが釣れる気は全くしていませんでした。ところがこんな風に完全に気が抜けていると、お約束のようにバイトが出ます。ぬるいトウィッチをかけている右手首を引っ手繰るような強烈なバイト!こいつは明らかに先ほどのサバとは違う…ボトムに突っ込むかのような強烈な引き。間違いなくメッキ!

 やりました!23㎝くらいあるロウニンメッキでした。先ほどポロリした魚ほどではないけど、素晴らしい引きでした。SMITH/D-CONTACTⅡ50のフロントフックをがっぷり!
 その後再び海は沈黙します。魚は全くいないわけではないが、回遊のタイミングに当たらないと全くバイトが出ません。そんなわけで再び釣れる気がしなくなってきたわけですが、気を抜いているとバイトが出ます。またしても適当なぬるいトウィッチにガツン!こいつも実に良く引きます!

 ギンガメッキでした。22,3㎝くらい。凄い引きなのでもっと大きなロウニンメッキかと思った。
 その後もう一度だけガツン!と引っ手繰るようなバイトが出ましたが、残念ながらヒットせず。17:00近くになり、最後のチャンスをサーフにかけてみることにします。

 17:00前でこの景色。真夏とは全く違う表情です。

 日没を迎えましたが、サーフでは魚からの反応がありません。今日は終わりかな…なんて考えていたら、何か当たりました…!?ゴミでも引っ掛けたかな?いや、何だかプルプルしてる。

 エソだった。湘南の海で初めてルアーで釣った^^;
 さて日も沈んだし、大渋滞に巻き込まれる前に帰るとしようか…そんな感じでそのまま終了するつもりでしたが、何となく気になって、ちょっと引き返してキャストを続けると、トウィッチする手首を抑え込むようなバイトが出ます!ヒット!
 こいつも良い引きをしてくれます。無理すると口切れするので慎重にやり取りします。最後は寄せ波に乗せてずり上げます。

 ロウニンメッキでした。余裕の20㎝オーバー。ヒットルアーはJackson/Trout Tune HW。同社のPin tail tune 6が廃版になってしまって大変悲しい思いをしているわけですが、このルアーは中身は同じ。フックとカラーがトラウト用になったもので、代替品としてよく使っています。SMITH/D-CONTACT50に代表される、ファットなヘビーシンキングミノー全盛の中で、細身でヘビーウェイトなこのルアーの存在は貴重です。

 せっかくなので、砂を海水で流して夕日をバックに撮影。歯が鋭く発達して、いかにもベイトフィッシュを食っていそうな魚でした。

 17:15終了。
 今回も大した釣果には恵まれませんでしたが、色んな魚が釣れて楽しめました。メッキ、ヒラセイゴ、イケカツオ、ソゲ、サバ、エソ…この二日間で六目達成です!

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             BREADEN/Metalmaru13
             Metal jig/5~10g
]]>
Dr.TJ
湘南のカスミメッキ https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcs4sjsdpy 2025-10-28T16:06:00+09:00  復帰三日目の釣行記です。この日は午後からの出撃です。狙いはもちろんメッキです。その前に久しぶりにラーメン食って行く事にしました。茅ヶ崎の『小林屋』です。

 「札幌らーめん(1000円)」

 「餃子(280円)」
 何度も書いているので今回は簡単に。ひき肉と一緒に野菜を炒めた中華鍋に、直接出汁を注いで味付けまで行ってしまう、本格的な札幌方式で作る味噌らーめんです。甘さが抑えられた濃厚なスープは私好み。
 今回はちょっと野菜に火が通り過ぎてくたっとしていたのが残念でしたが、炒め野菜の旨味が余すところなく取り込まれたスープはやはり旨いです。札幌の「小林製麺」の標準麺と思しき麺との相性も抜群。
 餃子は可もなく不可もなく。価格相応に美味しいです。
 しかしちょっと食べないうちに、価格が1000円になっているとは!もはやラーメンは高級食ですな…。
【店データ】
『小林屋 茅ヶ崎店』
住所:神奈川県茅ヶ崎市荻園2622
電話:0467-58-5104
定休:無休
時間:11:00〜20:50(LO)

 さて、ラーメンも食ったし早速釣り開始です。この日は久しぶりに良い天気。人間のテンションも上がるというものです。

 気分は爽快。釣り始めるまでは、何だか釣れる気しかしません。しかしそう甘くないのが激戦区湘南であります。いかにも出そうな潮目に打ち込むも無反応。少々潮を被るのを覚悟して、一番潮が当たっている場所でキャストを繰り返すも、砕ける波の飛沫を被るばかりでノーバイト。だんだん釣れる気がしなくなってきました。

 しばし休憩をとっていると、何だか奇麗な蝶が私の近くに停まりました。ゆっくり近づいて写真に収めます。この蝶は表側がオレンジと茶褐色、裏が銀色の羽を持った、触覚がピンと伸びた蝶で、家に帰って調べてみたら、どうやら「ウラギンシジミ」という蝶みたいです。普段滅多に見ない、こうした生き物を見つけるのも、釣りの楽しみの一つ。
 それにしても釣れません。それどころかバイト一つ出ません。これは参った!もしこの後、極楽とんぼさんと待ち合わせていなかったら帰っていたかもしれません。ところが、何となく左の方角を見ながらトウィッチをしていたその時、大規模なナブラ発生!極小ミノーでは届かない距離。そこで、こんな時のために仕入れていた DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65をフルキャスト。しかし魚からの反応が無く…。前回良かったサーフまで移動してみます。

 ところが前回とは打って変わって、このサーフでも無反応。ここは火星か?と言いたくなるほど生命感がありません。仕方なく引き返します。

 先ほどナブラが出たという事は、遠目ではあるが魚はいるはずです。こうなったらより飛距離の出るBREADEN/Metalmaru13を使って絨毯爆撃的に打ちまくるつもりでした。ところがいざ投げようとしたら、先ほどよりもずっと手前でナブラが発生しました。この距離ならミノーでも届きそう!すぐさまSMITH/D-CONTACTⅡ50に結び変えてキャスト…しかしそんな簡単に釣れてはくれないのです。すぐに釣れる気がしなくなって、釣り方がぬるくなります。

 しかし毎度不思議なもので、こんな風に釣れる気がしない時に限ってバイトが出ます。適当なぬるいトウィッチを繰り返していると、いきなりガツン!この泳ぎは間違いなくメッキ!

 17,8㎝くらいのギンガメッキでした。やっと釣れた!嬉しい^^
 その後も定期的にナブラが発生するので、このエリアはかなり粘りました。しかしその後はバイトが無く…仕方なく極楽とんぼさんが釣っているという別の護岸まで移動することに。

 途中のサーフを打ちながら行きますが、既にこの時、夕刻に差し掛かっていました。
 もはや釣れる気がしないので適当にキャストして適当にトウィッチ。このまま極楽とんぼさんと合流したら、適当に終了だな…なんて考えていました。ところが急にバイトが頻発します。その正体は…

 ヒラセイゴでした。ヒラセイゴは釣るのが難しいです。ヒットするとすぐにジャンプ!あっという間にフックアウトします。この魚はそこを上手くいなして獲れた25㎝くらいのセイゴ。
 しばしセイゴのバイトに癒されつつ、延々と歩きます。しかし既にメッキが釣れるとは全く思っていませんでした。ただ惰性で投げてはぬるいトウィッチ。極楽とんぼさんのいる護岸までこんな感じでゆっくり歩いて行くつもりでした。しかし毎度のことながら本当に不思議なもので、こんな風に完全に気が抜けている時に限ってバイトが出るものです。ラインスラックを出して、イレギュラーダートが起こりやすい事だけを意識したぬるいトウィッチを続ける右手首を引っ手繰るような強烈なバイトが出し抜けに出ました。こいつはナイスファイトです!良型間違いなし!いつも失敗する波打ち際の攻防も、この日は一発目の寄せ波に一気に載せきるという、理想的なやり取りが出来て、無事ランディング!

 ギンガメッキみたいに細長いけどギンガメじゃない。でもロウニンメッキともちょっと違う!?

 砂を海水で落として、再度夕日を浴びながら撮ってみました。カスミメッキのようです。目が小さくて、顔つきがシュッとしています。実に奇麗な魚体!神々しいお姿です!

 その後極楽とんぼさんのもとに辿り着いた私は、しばし一緒に釣りましたが、メタルジグで極楽とんぼさんが2尾獲って私は0…orz


 秋の夕暮れはあっという間にやってきますね…。


 17:15頃終了。
 今シーズンは、聞いていた通り厳しいです。そんな中、奇麗なカスミメッキを釣ることが出来たのは幸いです。
 しばらく仕事が暇なので、その間はメッキだけでなく、いろいろな釣りに出かけたいと思っています。

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             DUEL/HEARD CORE HEAVY SHOT 65
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             BREADEN/Metalmaru13
             Metal jig/5~10g]]>
Dr.TJ
Dr.TJの遅い夏休み2025…お勤めご苦労さんです!の巻 https://www.fimosw.com/u/wc4bghhvom/bky5vcsz9jthme 2025-10-24T13:35:00+09:00  皆様お久しぶりです。気づけば何と、6月以来の更新になります。実は7月も、釣りをしていなかったわけではありません。釣果に恵まれず、書くネタが無かったのです。
 7月は本当に悲惨でした。あまりの暑さに「やっぱりアユイングじゃないか!?」と、極楽とんぼさんを誘って地元の中津川に出向いたものの、10㎝くらいのアユが数尾釣れただけ。しかもどこかにタモを落としたらしく、散々探し回るも見つからず…。仕方なく、よせば良いのに海で使っているタモを腰にぶら下げて釣りを続けてみたものの、ちょっとしゃがんだ拍子にホルダーがベルトから抜けてタモが川に流される始末。必死にタモを追いかけたものの、急流の流れに追いつけるわけもなく、無情にも遥か下流に流されて見えなくなったのでした。大損害です!
 そして極めつけは7/30のこと。翌日から今年のお勤めが始まるので、良い釣りで締めくくろうとわざわざ三崎港まで出かけてみたものの…何と津波警報が出ていますよ!警察か、消防か、あるいは市の広報か分かりませんが、「絶対に海に近寄らないでください!」と拡声器で叫んでいる車が徘徊しております。こんな中で釣りをしたら、逮捕されかねないので泣く泣く諦め、昼飯食って帰ってきました。三崎港に面した小さな食堂『魚料理 百味」です。




 「鮪づけ丼と鮪ステーキのセット」をいただきました。価格を失念!確か1200円くらいだったような…。
 とてもこじんまりした店で、気を付けないと見落としてしまいそうなほど。でも作りが丁寧で、づけ丼もステーキもとても美味しくいただけました。釣りはできなかったけど、旨いものが食えたので良しとしよう。
【店データ】
『魚料理 百味』
住所:神奈川県三浦市三崎5-2-6
電話:046-882-5936
定休:不定休
時間:11:00-22:00(土日-22:30)
 …
 というわけで、翌日から長いチョーエキが始まったわけです。
 …
 …
 …
 で、やっと戻ってまいりました。
 今年は事後処理が長引いてなかなか復帰できませんでしたが、早速極楽とんぼさんに声をかけて、湘南に出かけてきました。狙いはもちろんメッキです。すでに8月の内からナイスサイズが釣れているという情報を極楽とんぼさんから受けていたので大いに期待していたのですが…ここにきてすっかり渋くなっているとか。
 復帰戦のこの日は、どんよりとした鈍色の空。


 全方位がこんな感じ。
 つい一月前まであれほど暑かったのに、何だか冬みたいに寒い日でした。この日は湘南の名手810さんやSさんも参戦されるとの事。めぼしい一通り打って、反応が無いのでちょっと遠くの護岸まで足を延ばしたところで、背中から「お仕事お疲れさまでした!」と声をかけてくれる人がいました。810さんでした。お久しぶりです。しかしここは、「アニキお勤めご苦労さんでやした!」と言ってくれんと。
 冗談はさておき、シャレにならないほど釣れませんorz。810さんですら、今シーズンは久しぶりに絶不調と仰るように、一部特殊な方を除いては、景気の良い話が聞けないそうです。なるほど極楽とんぼさんの言う通りなのですね。しかしそんな中、810さんはこの日、メッキとイナダを釣ったそうです。流石なのです。
 実釣開始から2時間以上が経過した時点で、当の私はセイゴのバイト1回だけ。全く釣れる気がしなくなっていました。しかし気を抜いているとバイトが出るもので、いつものようにぬるいトウィチをしている右手首に“カツッ!”という明らかな魚からの反応が出ました。やっとやる気が出た私はかなり集中しました。が、バイトは連続しません。10投もするとすっかり釣れないモードに逆戻りしていました。しかし不思議なもので、こんな風に釣れる気がしなくなっている時に限ってバイトが出ます。ルアー着水後、飛距離のちょうど半分くらい引いてきたところでいきなりガツン!見事ヒット!このキビキビした泳ぎは間違いなくメッキ!体に焼き付いた1年ぶりの記憶が蘇ります。
 上がって来たのは20㎝足らずのギンガメッキでした。戦闘モードに入った黄色と黒の体色に変化した個体でした。ここまでくっきりした色に変わった魚を釣ったのは初めて。貴重な魚なので、足場の良いところで写真を撮ろうとしたら、フックアウトしてジャンプ一番海にお帰りになりました。写真撮れなかった!!

 その後は全く良いところが無く…沖に見える蜃気楼みたいなものは、タンカーか何かでしょうか?不思議な風景でした。

 最後はサーフで釣っていた極楽さんと合流しましたが、結局釣れず。後から来た極楽とんぼさんは、なんだかんだと3尾くらい釣ったそうです。この辺が定期的に釣りをしている人とチョーエキ帰りの差なのですね。そんなわけで、渋い復帰初戦でした。

 そして数日後、再び湘南へ。この日は張り切って日の出時間から釣るつもりでした…が、寝坊しましたorz しかし急いで支度して、7:00前には出発。途中大渋滞に巻き込まれつつ、8:30頃には到着できました。

 この日も前回と同じく北寄りの風。推定4m/s。フォローの風でルアーが良く飛びます。しかしこの日もなかなかメッキからの反応が無く、前回同様ひたすら歩き回ります。

 何だか背中がスースーして寒いです。念のためヒートテック入れてきて正解でした。
 定番にしている護岸が全くダメなので、この日は大きく移動して、10年以上前に良かった護岸を中心に打って行きます。しかしここも反応は良くない。半ば諦めモードで移動を考えていたら、トウィッチするミノーを引っ手繰るようなバイトが出ました。ヒットです!こいつは大きくないけどダツでもなさそうで一安心。するとジャンプしました。シーバスですね。しかし…

 小さかった^^;
 15㎝くらいのチビちゃんです。でも釣れてくれて嬉しいよ^^

 いつの間にか富士山にも雪が被っていました。奇麗なお姿です。
 それにしても釣れません。それどころかバイトすらありません。この日はボラの群れが広範囲にプカプカ浮いていて、こんな日は良い思いをしたことが無いのです。既に暗雲立ち込める展開です。こうなるとさらに広範囲を調べるしかないかな…そんなわけで、途中合流した極楽とんぼさんや810さんと別れて、普段あまり釣りをしない方へどんどん歩きながら魚を探します。そして少々濁りが入ったサーフへ出ました。さっきまで釣っていたエリアとは明らかに違う潮の色。何となくベイトっ気もあって、何か起こりそうな予感。キャストしながら少しずつ移動するいつものスタイルで釣っていると、何度か魚からの反応がありました。そしてヒット!こいつはセイゴで、ジャンプでフックアウト。こんなことが3回ほどありました。先ほどに比べ、明らかに魚っ気があります。ちょっと期待しながら釣り続けると、波打ち際でついにヒット!

 ツバメコノシロでした。通称アゴナシ。こいつを釣ると、その後メッキが釣れなくなるという仲間内の伝説があるのですが、その後は如何に!?
 結局このサーフでもソゲがヒットして波打ち際でばらしたのを最後にバイトが止まりました。なかなか思うような釣りになりません。結局みんなが釣っている方向に戻ったわけですが、既に他の場所に移動したようで、皆の姿が見えません。極楽とんぼさんに電話をすると、かなり離れた護岸で釣っているそうで、2尾獲ったとの事。既にアタリは止まったそうですが、全く釣れない所よりは良かろうと、私も途中のサーフを何となく打ちながら極楽とんぼさんのいる護岸まで歩きます。

 サーフも雰囲気は良いんですけどね…ここにもボラの大群がorz

 昼過ぎになると流石に暑くなってきました。
 サーフを延々とランガンしながら歩きます。ほとんどやる気なしの適当な釣りです。しかしこんな時に限ってバイトが出ます。ヒットした魚は…この引きはメッキではないな。

 ソゲだった!25㎝足らず。

 裏が真っ白だったので、この海で生まれた天然ものと思われます。もちろんリリース。

 秋の夕暮れの訪れは早いです。15:00にしてこの景色。秋を飛び越えて、急に冬がやって来たかのよう。

 護岸に到着し、極楽とんぼさんと落ち合う頃には日が傾き始めていました。
 既にバイトが遠のいているとの事でしたが、私が到着した直後に極楽とんぼさんはメッキを釣りました。なるほど可能性はありそうです。しばらくミノーで釣っていましたがバイトが出ないので、私も極楽とんぼさんと同じく極小のメタルジグで狙ってみます。それでもやはり私にはバイトが出ず…
 そんな時は好きな釣り。結局私はミノーの釣りに変更します。ちょっと足場が高い護岸なので、浮き上がりにくいSMITH/D-CONCEPT48 MDを選択。好きな釣りとは言え、既に釣れる気がしなくなっていた私です。極楽とんぼさんと談笑しながら、極めて適当なトウィッチをしていました。しかし本当に不思議なもので、こんな風に釣れる気が完全にしなくなった時に限ってバイトが出ます。何の前触れもなく、いきなりゴンッ!
 こいつは良く引きます。間違いなくメッキのファイト!慎重に!バレるなよ!と祈るような気持ちでピックアップ。

 ついに釣れたよ!ちょうど20㎝くらいのロウニンメッキでした。

 せっかくなので夕日を浴びた姿も^^
 いやいや、この日は完全に諦めていました。潮止まり寸前の一尾。ドラマティックな幕切れでした^^
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 ところがこれで終わりませんでした。薄暗くなったので護岸を離れ、後は帰り道のサーフを適当に打って終了するつもりでした。ところがそのサーフで、適当にキャスト、適当にトウィッチを繰り返していると、数投目にいきなりゴン!というバイト!間違いなくメッキの引き方なのですが、何だか泳ぎがおかしいなと思ったら、スレ掛りでした。

 これまたちょうど20㎝くらいのロウニンメッキ!きっと偶然の一尾だろうと、あまり期待していませんでしたが、再び適当なキャストとトウィッチを繰り返していると、飛距離の2/3くらい引いてきたところでまたしてもガツンッ!この魚は良く引きます。何しろサーフは波打ち際のやり取りが一番難しい。沖のボトムに向かって突っ込もうとするところは無理せずにロッドを送り込んでいなし、寄せ波に乗せてランディング。

 これもちょうど20㎝くらいのロウニンメッキでした。ナイスファイトでした。久しぶりに脳汁出ました^^

 そんなわけで、復帰後の二日間が終了しました。
 厳しいとは聞いていましたが、今シーズンは予想以上に厳しいですね。黒潮大蛇行が終了したのが原因の一つでしょうか。そんな中でメッキの顔を見ることが出来たのは幸いです。
 今後はしばらく仕事も暇になりますので、なるべくフィールドに足を運びたいと思っています。

【Tackle Data】
Rod    :SMITH/BAYLINER BL-702ML/MK
Reel    :Shimano/19Vanquish  C2500SHG
Line    :SUNLINE/Small Game PE-HG#0.6
Leader:Fluoro carbon 6LB
Lure    :SMITH/D-CONTACT50
             SMITH/D-CONCEPT48 MD
             SMITH/D-CONTACTⅡ50
             SMITH/D-CONTACT63
             SMITH/D-CONTACTⅡ63
             SMITH/WAVY 50S
             Jackson/Pin tail tune 6
             Jackson/Trout Tune HW
             TACKLE HOUSE/Buffet DORAS BUDR43
             TACKLE HOUSE/SHORES TYLOMINNOW
             TACKLE HOUSE/SHORES Pencil Popper
             TACKLE HOUSE/ROLLING BAIT Lipless Windcustom
             LONGIN/MIZUKI
             PALMS/BitArts Degree
             TIEMCO/Red Pepper Micro
             Megabass/GH46 HUMPBACK
             Megabass/MAKIPPA 10g・20g
             Metal jig/5~10g]]>
Dr.TJ