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関根崇暁
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▼ 筑後川 清流鱸 その扉を開けば
- ジャンル:釣行記
- (淡水 ルアーフィッシング, 清流鱸探求, 筑後川 有明鱸 釣行, 有明鱸考察)
このところ清流鱸の事が頭から離れない。
あの流速の瀬で思いっ切りトップウォーターをやってみたい。
一生涯忘れる事の出来ない様な興奮を手に入れたい。
平日のある日、仕事から帰宅して食事を済ませると真っ先にストック用の大型タックルボックスを広げた。
無い、気になっているアレが無い。
TDソルトペンシルである。
清流域のトップウォータープラグに求められる性能は飛距離、比重、レスポンス、安定性。
特に11cmが僕のお気に入りだったのに。
友人である、筑後川の名人?「筑紫次郎」氏にその事を話すと「家にあるよ。」と快く分けて頂いた。
有難い事である。
釣師のお礼は後ほど釣果で。
週末になり、0時を過ぎてゆっくりと家を出る。
筑後川のフィールドは自宅から5分と掛からない。
それでも仕事も家庭もある、立場ゆえに、フィールドに毎日入れる訳でない。
実は、釣りは「めんどくさいもの」である。
一度、その熱き情熱を失ってしまえば。
不眠不休の過酷な釣りなど出来ない精神状態になってしまう。
僕も何度も経験してきたし、今まで何人も見てきた。
熱狂的な釣り仲間も、その多くは「今だけ」なのである。
今目の前にいる仲間達との釣りは「今しか無い」貴重な時間だと思っていい。
釣りに求めるものは人それぞれだけど、僕が求めるのはサイズでも数でも無く、経験値を覆す程の「意外性」である。
意外性との出会い、未知との遭遇、新たな発見などは、長く釣りをしてきた者にとって大切なもの。
それがあるのか?無いのか?でその釣りを継続か終了の二択をジャッジしてしまうからだ。
仲間の「筑紫次郎氏」は、戦争に行ったわけじゃ無いけど、僕にとって戦友みたいなもの。
夏の豪雨の夜も、真冬の雪舞う夜も、筑後川を共に釣ってきた。
厳しい条件でも釣りをしてきた、戦って来た仲間である。
今夜はフィールドで合流する事に。
早速、釣りを開始するが・・・
お互いに何時もの大きなオタマジャクシを釣る。
そう清流域、常連の魚はこの真鯰。

オタマジャクシは蛙の子という歌があるが、このお腹の丸々したナマズこそ巨大なオタマジャクシではないか?と最近思う。
下流では川アンコウと呼ばれ食味としても重宝されているとか。
実は、ナマズの動きに、鱸の動きは関係している。
釣れない時間は、川辺で時間を過ごし、やがて来るであろう地合を待つ。
3時を過ぎた頃だろうか。
「よっしゃ、キタ!!」
筑紫次郎氏のロッドが絞り込まれる。
程なくしてランディングされたのは80cmの清流鱸。
自分と仲間で興奮や発見を共有する事。
釣りは、それが楽しい。
そして僕にも。

86cmの清流鱸。
折角なのでカメラを渡し撮影して頂く。

釣り方は流れのセンターにシンキングペンシルを流し込む、何時もの釣り方。流れの釣りのセオリーどうりである。
僕が凄い訳でも、ルアーの性能がどうでも無くて、フィールドが良いと釣れるという事。
もちろん情熱が一番大事。
明け方を前に、筑紫次郎氏は「このまま釣っても、キリが無い、またがある」とお帰りに。
僕はコンビニに向かい目覚ましに熱いコーヒーを買い。
夜明けを待った。
間も無く東の空が明るくなる。
高ぶる期待感を胸に、向かった先は、流速が加速する荒瀬。
チャンスはあるはずだ。
迷い無く、頂いたTDペンシルを選び瀬のヒラキをチェックする。
開始早々、浅く緩い流れのセンターにて 着パクでヒット!
鰓荒い一発で外させる。
流れのトルクが無い場所で、自分の立ち位置よりも上流という角度によってはフッキングし難い事もある。
でも、魚はいる。
徐々に核心部に近づく。
ファーストキャストは手前から荒瀬のサイドシャローから加速するエリアを軽快にポッピングさせる。
ボフォ!という音と水飛沫と共にルアーが水面から捥ぎ取られた。
清流鱸だ。

完璧なボディの75cm。
ルアーはもちろん頂きモノ(笑)

全身筋肉質という感じの体形、無駄が無く形の整った清流鱸は美しい。
リリースして二投目。
核心部の流れのセンターを叩く。
荒波でルアーの存在は良くわからない。
動いているであろうアクションを想像してロッドワークを行う。
荒瀬のドリフト中は異常なし。
流れを横切らし、間も無く浅い流れに突入となる瞬間。
ルアー後方の水面が異常に盛り上がる。
何かが後ろにいる!
その瞬間再びバイト!!
そして、その魚は一気に瀬を下り始める。
ロッドに負荷を掛けて暴走を捻じ伏せる。
清流鱸は激しくテールウォークを魅せる。

筑後川、清流鱸84cm
やはり、この川は偉大だ。

清い流れ、良い魚、そして良い仲間。
それ以上は何も要らないと思える一時。

清流鱸を始めた事でまた一つ新しい世界の扉が開いた。
そんな気持ちの良い朝だった。
あの流速の瀬で思いっ切りトップウォーターをやってみたい。
一生涯忘れる事の出来ない様な興奮を手に入れたい。
平日のある日、仕事から帰宅して食事を済ませると真っ先にストック用の大型タックルボックスを広げた。
無い、気になっているアレが無い。
TDソルトペンシルである。
清流域のトップウォータープラグに求められる性能は飛距離、比重、レスポンス、安定性。
特に11cmが僕のお気に入りだったのに。
友人である、筑後川の名人?「筑紫次郎」氏にその事を話すと「家にあるよ。」と快く分けて頂いた。
有難い事である。

釣師のお礼は後ほど釣果で。
週末になり、0時を過ぎてゆっくりと家を出る。
筑後川のフィールドは自宅から5分と掛からない。
それでも仕事も家庭もある、立場ゆえに、フィールドに毎日入れる訳でない。
実は、釣りは「めんどくさいもの」である。
一度、その熱き情熱を失ってしまえば。
不眠不休の過酷な釣りなど出来ない精神状態になってしまう。
僕も何度も経験してきたし、今まで何人も見てきた。
熱狂的な釣り仲間も、その多くは「今だけ」なのである。
今目の前にいる仲間達との釣りは「今しか無い」貴重な時間だと思っていい。
釣りに求めるものは人それぞれだけど、僕が求めるのはサイズでも数でも無く、経験値を覆す程の「意外性」である。
意外性との出会い、未知との遭遇、新たな発見などは、長く釣りをしてきた者にとって大切なもの。
それがあるのか?無いのか?でその釣りを継続か終了の二択をジャッジしてしまうからだ。
仲間の「筑紫次郎氏」は、戦争に行ったわけじゃ無いけど、僕にとって戦友みたいなもの。
夏の豪雨の夜も、真冬の雪舞う夜も、筑後川を共に釣ってきた。
厳しい条件でも釣りをしてきた、戦って来た仲間である。
今夜はフィールドで合流する事に。
早速、釣りを開始するが・・・
お互いに何時もの大きなオタマジャクシを釣る。
そう清流域、常連の魚はこの真鯰。

オタマジャクシは蛙の子という歌があるが、このお腹の丸々したナマズこそ巨大なオタマジャクシではないか?と最近思う。
下流では川アンコウと呼ばれ食味としても重宝されているとか。
実は、ナマズの動きに、鱸の動きは関係している。
釣れない時間は、川辺で時間を過ごし、やがて来るであろう地合を待つ。
3時を過ぎた頃だろうか。
「よっしゃ、キタ!!」
筑紫次郎氏のロッドが絞り込まれる。
程なくしてランディングされたのは80cmの清流鱸。
自分と仲間で興奮や発見を共有する事。
釣りは、それが楽しい。
そして僕にも。

86cmの清流鱸。
折角なのでカメラを渡し撮影して頂く。

釣り方は流れのセンターにシンキングペンシルを流し込む、何時もの釣り方。流れの釣りのセオリーどうりである。
僕が凄い訳でも、ルアーの性能がどうでも無くて、フィールドが良いと釣れるという事。
もちろん情熱が一番大事。
明け方を前に、筑紫次郎氏は「このまま釣っても、キリが無い、またがある」とお帰りに。
僕はコンビニに向かい目覚ましに熱いコーヒーを買い。
夜明けを待った。
間も無く東の空が明るくなる。
高ぶる期待感を胸に、向かった先は、流速が加速する荒瀬。
チャンスはあるはずだ。
迷い無く、頂いたTDペンシルを選び瀬のヒラキをチェックする。
開始早々、浅く緩い流れのセンターにて 着パクでヒット!
鰓荒い一発で外させる。
流れのトルクが無い場所で、自分の立ち位置よりも上流という角度によってはフッキングし難い事もある。
でも、魚はいる。
徐々に核心部に近づく。
ファーストキャストは手前から荒瀬のサイドシャローから加速するエリアを軽快にポッピングさせる。
ボフォ!という音と水飛沫と共にルアーが水面から捥ぎ取られた。
清流鱸だ。

完璧なボディの75cm。
ルアーはもちろん頂きモノ(笑)

全身筋肉質という感じの体形、無駄が無く形の整った清流鱸は美しい。
リリースして二投目。
核心部の流れのセンターを叩く。
荒波でルアーの存在は良くわからない。
動いているであろうアクションを想像してロッドワークを行う。
荒瀬のドリフト中は異常なし。
流れを横切らし、間も無く浅い流れに突入となる瞬間。
ルアー後方の水面が異常に盛り上がる。
何かが後ろにいる!
その瞬間再びバイト!!
そして、その魚は一気に瀬を下り始める。
ロッドに負荷を掛けて暴走を捻じ伏せる。
清流鱸は激しくテールウォークを魅せる。

筑後川、清流鱸84cm
やはり、この川は偉大だ。

清い流れ、良い魚、そして良い仲間。
それ以上は何も要らないと思える一時。

清流鱸を始めた事でまた一つ新しい世界の扉が開いた。
そんな気持ちの良い朝だった。
- 2014年6月8日
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