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関根崇暁
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▼ 終わりを確かめることも、始まりの一歩
またひとつ季節を駆け抜けた後の満たされて行く気持ちと。
その言葉にならない虚しさを、肌で感じるために晩秋の闇に身を置く為に、真夜中の筑後川へ車を走らせた。

筑後川の有明鱸達との時間はもう残されてはいないだろうけれど。
終わりを確かめるべく、向かわずには居られないものである。
そんな淡い期待と、着古したレインウェアと使い慣れた道具達と共に。
午前2時を少し回った頃、川岸を歩いた。
雨脚は強まるばかりで、フィールドは僕が釣りをすることをまるで拒むかの様だった。
この時期の釣師の心は、常に相反する二つに支配されるものだと思う。
良き季節を思うとき充実感に満たされながらも、寂しさを噛み締める。
或いは、期待と不安。
本当の答えが分からないから、その答えを探す。
まだ見果てぬ夢の魚を求めて行くのがその釣りならば。
その季節の引き際も、今での経験測から言えば、出会えない事を知りつつ、ただ微かな意外性を少し。
この気持ちは少年時代感じた夏の終わりの空の切なさにも似ている。
日本には四季があり、季節の釣りがある。
魚が釣れない釣師の言い訳は浅墓であるが、自分に釣れないはずは無いという気持ちが言葉を纏い一人歩きしているのかもしれない。
シーズンは何時から始まり、何時に終わるのか。
これは永遠のテーマであるけれど、実は終わりが次の始まりだったりするもので。
川から抜けたなら、川に上るハシリを探し、残る意外性を探す。
今までも、これからも、それが僕の釣りだから仕方ない。
ここぞというチャンスも無く、魚からの反応も何も無く。
ただ静かに夜は深けて行く。
それでもこの大切な時間に遠慮する事も無く雨は降り続く。
夜明け前、冷え切った身体を温めながら家路に付き。
明け方ベットに転がり込む。
それでも、それも釣りだから残念だなんて思わない。
また、真冬のチャンスを探すだけである。
ゆっくりと昼前に目を覚ますとまだ雨は降っていた。
気持ちは遠く春を想い、フライを巻くべくバイスへ向かう。

この先はどんな釣りが待っているのだろう。
春の渓流を夢見ながら、一つ一つ丁寧に巻いて行く。
僕は鱸釣りだけをする釣師ではないから、季節毎にいろいろな魚たちと遊ぶ。
一年を通して、海での釣りは少ないけれど、それも嫌いでは無い。
それでもどちらかといえば、淡水が好きだと思う。
相変わらず一人で向かう釣りは淡水魚かもしれない。
それでも、今後は仲間たちと釣りをする機会を徐々に設けたいと考えている。
釣りにおける個性は明確にあるから、自分と同じ釣りをする人などは稀にしか居ない。
出会えたとしたらそれも奇跡と呼んで良いかもしれない。
シーズンの終わりだと線を引くもの自分次第。
シーズンの始まりだと準備を始めるのもまた自分次第。
何をしたいのか?が決まったその日からそこに向かうだけである。
フィールド、魚、そして仲間達へ。
出逢えたことにありがとう。
その言葉にならない虚しさを、肌で感じるために晩秋の闇に身を置く為に、真夜中の筑後川へ車を走らせた。

筑後川の有明鱸達との時間はもう残されてはいないだろうけれど。
終わりを確かめるべく、向かわずには居られないものである。
そんな淡い期待と、着古したレインウェアと使い慣れた道具達と共に。
午前2時を少し回った頃、川岸を歩いた。
雨脚は強まるばかりで、フィールドは僕が釣りをすることをまるで拒むかの様だった。
この時期の釣師の心は、常に相反する二つに支配されるものだと思う。
良き季節を思うとき充実感に満たされながらも、寂しさを噛み締める。
或いは、期待と不安。
本当の答えが分からないから、その答えを探す。
まだ見果てぬ夢の魚を求めて行くのがその釣りならば。
その季節の引き際も、今での経験測から言えば、出会えない事を知りつつ、ただ微かな意外性を少し。
この気持ちは少年時代感じた夏の終わりの空の切なさにも似ている。
日本には四季があり、季節の釣りがある。
魚が釣れない釣師の言い訳は浅墓であるが、自分に釣れないはずは無いという気持ちが言葉を纏い一人歩きしているのかもしれない。
シーズンは何時から始まり、何時に終わるのか。
これは永遠のテーマであるけれど、実は終わりが次の始まりだったりするもので。
川から抜けたなら、川に上るハシリを探し、残る意外性を探す。
今までも、これからも、それが僕の釣りだから仕方ない。
ここぞというチャンスも無く、魚からの反応も何も無く。
ただ静かに夜は深けて行く。
それでもこの大切な時間に遠慮する事も無く雨は降り続く。
夜明け前、冷え切った身体を温めながら家路に付き。
明け方ベットに転がり込む。
それでも、それも釣りだから残念だなんて思わない。
また、真冬のチャンスを探すだけである。
ゆっくりと昼前に目を覚ますとまだ雨は降っていた。
気持ちは遠く春を想い、フライを巻くべくバイスへ向かう。

この先はどんな釣りが待っているのだろう。
春の渓流を夢見ながら、一つ一つ丁寧に巻いて行く。
僕は鱸釣りだけをする釣師ではないから、季節毎にいろいろな魚たちと遊ぶ。
一年を通して、海での釣りは少ないけれど、それも嫌いでは無い。
それでもどちらかといえば、淡水が好きだと思う。
相変わらず一人で向かう釣りは淡水魚かもしれない。
それでも、今後は仲間たちと釣りをする機会を徐々に設けたいと考えている。
釣りにおける個性は明確にあるから、自分と同じ釣りをする人などは稀にしか居ない。
出会えたとしたらそれも奇跡と呼んで良いかもしれない。
シーズンの終わりだと線を引くもの自分次第。
シーズンの始まりだと準備を始めるのもまた自分次第。
何をしたいのか?が決まったその日からそこに向かうだけである。
フィールド、魚、そして仲間達へ。
出逢えたことにありがとう。
- 2014年11月9日
- コメント(2)
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登録ライター
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