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▼ ベイトキャスティングの面白さ
- ジャンル:日記/一般
- (清流鱸探求, 筑後川 有明鱸 釣行)
最近は色々なジャンルのルアーフィッシングで専用のベイトタックル存在していて関心する。
ベイトリールはその昔は両軸リールと呼ばれていて、タイコ型リールと差別化されていた。巻きの部分で言えば糸巻き方向が同軸上で行えるのでストレス無く 「巻く」という動作が出来るのと、スピニングタックルに比べてキャスト時の初速のコントロールが易しいのでピンスポットへ様々な角度からルアーをキャストする事が出来る。
それでも反復でキャスト練習を積んでから初めて出来るもの。
キャスティングの世界は深いからこれで100点満点なんていうのは無くて常に進歩し続けるべきものだ。
「○○キャストが苦手」なんていうのを良く耳にするけど何か苦手なものが一つあるとするならば、一つ魚を逃した事と同じ事である。
僕は約30年ベイトキャスティングの基本を磨いてきたけど、それでも未だ未熟な部分は沢山ある、いったんどんなフォームでどんなキャスティングをするのか?実は自分でも良くわからない。
ベイトキャスティングでは初速を上げすぎても下げすぎても良いキャストは出来ないもの、そのルアーやロッドにあった「丁度良い」があるので闇雲に力任せに投げるのではなくて、自分の「丁度良い」を探してみたい。
その再確認を兼ねて、雨の中バス釣りに出掛けてみた。
やはりフィールドで実際投げてみると、ベイトタックルではライナーからテンプラまで、シャープな初速からマイルドなキャスト、ユルユルのアプローチまで自在な放物線でルアーをコントロールする事が出来る。
道具は多少古いけど、その操作感覚はやはり楽しい。
この日はダイワの「サッポロSR」という懐かしのルアーで1ヒット!
だけど嬉しすぎて巻きすぎてバラシ(笑)
因みに画像のルアーはダイワのウッドプロップ(ヨシノボリ)です。
僕の場合ダム湖などの止水フィールドでは圧倒的にベイトタックルを使用する率が高いのだけど、明確な流れの有るフィールドでは殆どがスピニングタックルである。
筑後川のシーバスフィッシングにおいてベイトタックルの利点を確認している。
フィールドのコンディションに合わせて試行錯誤の渦中にいる時間は何とも楽しいもの。
少し見えてきたような、迷路に入ったような...
不思議な感覚の釣りだけど、それでもタックルが良いと釣りも上手くなった様な気がするのは不思議だ。
やはりメインラインはナイロンのモノフィラ。
伸度が色々なミスをフォローしてくれる、人の感覚に近いライン。
リーダーはフロロの6号。
本当に数年ぶりにビミニツイストでダブルラインを作りリーダーを結ぶ。
僕がシーバスを覚えたのはナイロンライン、一番長く使っているのもナイロンライン。PEが主流になって登場する事も少なくなったけどやはりトラブルの少ないラインは安心して釣りが出来る。
色々悩んだけど、シーバス用のリールはやはりHiSpeedギヤの物が良い。一番好きなのはABUのAmbassadeur5500Cだけれど、実用を考えるとやはり巻きが遅い。とりあえずLITE‐FLのHi‐Speedモデルを部屋から発見したので使ってみた。
LITEは1989年製だから・・彼是、四半世紀前のリールではあるけど。
実用はまったく問題が無いレベル。先の遊び用のマグサーボからすれば回転の軽さは雲泥の差である。
現在、時代は変わって、素晴らしく高性能な道具はあるけれど、数値上の高性能というのは人の感覚から遠のく気がするのは僕だけだろうか?たとえ時代遅れでも何でも、過去の優れたモノには人の感性に近い何かを僕は感じずには居られない。
この釣りにおけるベイトキャスティングタックルの利点というのは、まだはっきり見えないけれど。
これは一々世話が焼ける道具であることは間違い無い。
オイル一滴で性格が変わるリールには何か人間味を感じてしまうのである。秋までしっかりキャスト練習をして良い釣りにしたいと思っている。
- 2014年8月19日
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