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▼ マゴチをルアーで狙う。
気づけば7月に入ってる。
梅雨の最中なはずだけど、
梅雨と真夏を行ったり来たりの天候が続く。
季節外れの台風や大雨で災害に遭われた地域の皆さんには、お見舞い申し上げます。
横浜方面で夏の定番釣り物と言えば、
「マゴチ」
照りゴチなどとも呼ばれてて、
産卵のために浅い水域に入り込むのが、
少し前なら梅雨明けがシーズンインの知らせだったが、
最近は梅雨入りと同じくらいに始まる。
何せ「美味しいサカナ」。
最近たまたまヒラメが釣れて食したが、
改めてマゴチの旨さを再認識するくらい、
釣りではヒラメに譲っても、
食味ならマゴチに軍配が挙がると思う。
シーバスが釣れてる場所で、
しかも横浜方面だとメッカが沖堤なので、
シーバス狙いの延長線上でマゴチ狙いと言うのも成立します。
マゴチの基本条件は、
・濁っている、または濁った
・潮が動いている
・イワシ、キスがたくさん回遊してる
・砂時に岩などが点在
・防波堤の基礎付近
・船道のカケアガリ
中でも濁りは絶対条件。
これは前日比とかだけでなく、
上げ潮や下げ潮で濁りが入ったようなタイミングでも、
濁りだしたな、と思ったら時合いに突入したりするくらいに重要。
あとは狙う場所さえ間違わなければ、
マゴチは集団生活してるのか、
一本抜いた付近からバイトが連発することも多い。
で、使うルアーが実は大事だと考えてます。
条件に、
「イワシ、キスがたくさんいる」
と書いたから、
「イワシやキスのようなルアー」を連想しがちで、
「ならシーバスで使ってるルアーでOK」
と思いがちですが、
自分の考え方は違います。
ここで、
横浜方面で定番の釣り方、
「ハゼエサのマゴチ狙い」について少し。
そもそもなんで、ハゼをエサにするのか?
河口などの汽水域でなければ、
この時期ハゼ類はそんなには多くありません。
そもそもイワシやキス等がたくさん回遊してくるから、
よりベイトの多い浅い水域で、産卵に備えて荒喰いするのがハイシーズン。
ハゼを選んで食べるより、
たくさんいるイワシやキス、
さらにはもっと身近にいるカニやエビ等を食べる方が簡単なはずです。
そう、
ハゼをエサに使う理由の1つは、
あまり素早く泳ぎ回らないし、基本ボトムにいるサカナなので、
捕食があまり上手いとは言えないマゴチに、
「食べさせやすい」からなんです。
(他、弱りにくい、目立ちやすいとかも理由です)
なら、
エビやカニはどうなのか?
当然、釣れます。
横浜方面でマゴチが始まる前の時期は、
内房でエビエサでマゴチを狙いますし、
横浜方面でも、カニエサのクロダイ狙いの底撃ちでマゴチが釣れたりすることもあります。
となると使うルアー、
ミノーライクなものではなくて、
いわゆる「クロー系ワーム」の方がマゴチ狙いに合っていると思います。
クロー系ワームが適している理由は他にもあります。
・少ない移動でスローに誘える
・波動で存在感が出る
マゴチは捕食が上手くないサカナ。
好条件は濁った時。
しかも確実にボトム付近の暗い場所がバイトゾーン。
自分も定番のシャッドテール系ワームとかで狙うことが多いのですが、
ミスバイトが非常に多いのです。
サーチするにはある程度速い動きのルアーの方が向きますが、
ある程度狙うところが判っていれば、
移動距離が少なく、スローに誘いやすい、しかも腕などをパタつかせて存在感が出やすいクロー系ワームの方が確実に喰わせやすい。
ミノーライクなルアーを使う場合でも、
リトリーブし続けるよりは、フォールを入れた時にバイトしてくることが多い。
ダートやワインドに反応するのも、圧倒的にフォールしたタイミング。
ちなみに自分が初めてルアーでマゴチを釣ったのは、
岸ジギでルアーが着底した瞬間でした。
特に沖堤などの場合、
足場から比較的角度の付いた状態で狙うことになるので、
リトリーブを続けるタイプのルアーだと浮き上がってボトムからどんどん離れてしまいやすいです。
川崎新堤のような深い沖堤でもマゴチはいるのですが、
ルアーで専門に狙おうにもやりにくいのは、
マゴチのいる基礎付近から急角度でルアーが浮上してしまい、マゴチにしっかりルアーを見せて、バイトの間を与えられるの範囲が狭いためです。
同じ沖堤でも、
野島や房総方面ではミノーやリトリーブ系ワーミングが成立しやすいのは、
堤防からの角度が緩やかなことも理由の1つ。
沖堤でなくても、今の時期は結構港内の奥の浅い場所までマゴチは入ってることがあります。
マゴチは回遊するサカナではないので、
コチラが動いていく、つまりランガンが基本です。
が、あまり速い動きのルアーでランガンすると、
実はマゴチが居るのにしっかりバイトさせられなかったりします。
クロー系ワームでランガンすれば、
リフト&フォールを繰り返す動作になるので、
ペースは遅くなりますが、丁寧に探ることがしやすくなります。
同様にラバージグタイプも甲殻類イメージでは使いやすく、マゴチの反応が良いルアーです。
この場合、トレーラーに使うワームはミノーライクなタイプでもOK。
ピンテールタイプよりはシャッドテール。
シャッドテールよりはグラブやカーリーテールがスローに扱いやすいですよ。
あと、カラーが大事で、同じような条件でも反応の良いカラーが異なる事が多いので、
・ピンク
・赤、または赤金
・ホワイトまたはグロー
この3色くらいあると万全です。
ちなみにクロー系ワーム。
パワーホグのようなタイプより、
ロッククローやチャンクローみたいなパタパタするタイプの方が、
止めたときにワームが倒れる間も動き続けるのでバイトチャンスを増やせます。
ここで紹介した釣り方は、
そのままキジハタとかアコウを狙うような釣り方です。
なので、
ジグヘッドにこだわらず、
ゼロダンや直リグみたいなリグでも釣れるので、
色々試してみても良いと思いますよ!
珍しくマゴチ狙いを長々と書きました。
普段釣れたサカナをキープしないバッシーですが、
マゴチは「食べるために狙うサカナ」の1つ。
釣りする人以外、なかなかお目にかかれない高級魚です。
小さなサイズも釣ってしまうハゼエサに比べれば、
バイトチャンスは少ない釣りですが、
是非食味を味わってもらいたいと思います。
参考になれば!
梅雨の最中なはずだけど、
梅雨と真夏を行ったり来たりの天候が続く。
季節外れの台風や大雨で災害に遭われた地域の皆さんには、お見舞い申し上げます。
横浜方面で夏の定番釣り物と言えば、
「マゴチ」
照りゴチなどとも呼ばれてて、
産卵のために浅い水域に入り込むのが、
少し前なら梅雨明けがシーズンインの知らせだったが、
最近は梅雨入りと同じくらいに始まる。
何せ「美味しいサカナ」。
最近たまたまヒラメが釣れて食したが、
改めてマゴチの旨さを再認識するくらい、
釣りではヒラメに譲っても、
食味ならマゴチに軍配が挙がると思う。
シーバスが釣れてる場所で、
しかも横浜方面だとメッカが沖堤なので、
シーバス狙いの延長線上でマゴチ狙いと言うのも成立します。
マゴチの基本条件は、
・濁っている、または濁った
・潮が動いている
・イワシ、キスがたくさん回遊してる
・砂時に岩などが点在
・防波堤の基礎付近
・船道のカケアガリ
中でも濁りは絶対条件。
これは前日比とかだけでなく、
上げ潮や下げ潮で濁りが入ったようなタイミングでも、
濁りだしたな、と思ったら時合いに突入したりするくらいに重要。
あとは狙う場所さえ間違わなければ、
マゴチは集団生活してるのか、
一本抜いた付近からバイトが連発することも多い。
で、使うルアーが実は大事だと考えてます。
条件に、
「イワシ、キスがたくさんいる」
と書いたから、
「イワシやキスのようなルアー」を連想しがちで、
「ならシーバスで使ってるルアーでOK」
と思いがちですが、
自分の考え方は違います。
ここで、
横浜方面で定番の釣り方、
「ハゼエサのマゴチ狙い」について少し。
そもそもなんで、ハゼをエサにするのか?
河口などの汽水域でなければ、
この時期ハゼ類はそんなには多くありません。
そもそもイワシやキス等がたくさん回遊してくるから、
よりベイトの多い浅い水域で、産卵に備えて荒喰いするのがハイシーズン。
ハゼを選んで食べるより、
たくさんいるイワシやキス、
さらにはもっと身近にいるカニやエビ等を食べる方が簡単なはずです。
そう、
ハゼをエサに使う理由の1つは、
あまり素早く泳ぎ回らないし、基本ボトムにいるサカナなので、
捕食があまり上手いとは言えないマゴチに、
「食べさせやすい」からなんです。
(他、弱りにくい、目立ちやすいとかも理由です)
なら、
エビやカニはどうなのか?
当然、釣れます。
横浜方面でマゴチが始まる前の時期は、
内房でエビエサでマゴチを狙いますし、
横浜方面でも、カニエサのクロダイ狙いの底撃ちでマゴチが釣れたりすることもあります。
となると使うルアー、
ミノーライクなものではなくて、
いわゆる「クロー系ワーム」の方がマゴチ狙いに合っていると思います。
クロー系ワームが適している理由は他にもあります。
・少ない移動でスローに誘える
・波動で存在感が出る
マゴチは捕食が上手くないサカナ。
好条件は濁った時。
しかも確実にボトム付近の暗い場所がバイトゾーン。
自分も定番のシャッドテール系ワームとかで狙うことが多いのですが、
ミスバイトが非常に多いのです。
サーチするにはある程度速い動きのルアーの方が向きますが、
ある程度狙うところが判っていれば、
移動距離が少なく、スローに誘いやすい、しかも腕などをパタつかせて存在感が出やすいクロー系ワームの方が確実に喰わせやすい。
ミノーライクなルアーを使う場合でも、
リトリーブし続けるよりは、フォールを入れた時にバイトしてくることが多い。
ダートやワインドに反応するのも、圧倒的にフォールしたタイミング。
ちなみに自分が初めてルアーでマゴチを釣ったのは、
岸ジギでルアーが着底した瞬間でした。
特に沖堤などの場合、
足場から比較的角度の付いた状態で狙うことになるので、
リトリーブを続けるタイプのルアーだと浮き上がってボトムからどんどん離れてしまいやすいです。
川崎新堤のような深い沖堤でもマゴチはいるのですが、
ルアーで専門に狙おうにもやりにくいのは、
マゴチのいる基礎付近から急角度でルアーが浮上してしまい、マゴチにしっかりルアーを見せて、バイトの間を与えられるの範囲が狭いためです。
同じ沖堤でも、
野島や房総方面ではミノーやリトリーブ系ワーミングが成立しやすいのは、
堤防からの角度が緩やかなことも理由の1つ。
沖堤でなくても、今の時期は結構港内の奥の浅い場所までマゴチは入ってることがあります。
マゴチは回遊するサカナではないので、
コチラが動いていく、つまりランガンが基本です。
が、あまり速い動きのルアーでランガンすると、
実はマゴチが居るのにしっかりバイトさせられなかったりします。
クロー系ワームでランガンすれば、
リフト&フォールを繰り返す動作になるので、
ペースは遅くなりますが、丁寧に探ることがしやすくなります。
同様にラバージグタイプも甲殻類イメージでは使いやすく、マゴチの反応が良いルアーです。
この場合、トレーラーに使うワームはミノーライクなタイプでもOK。
ピンテールタイプよりはシャッドテール。
シャッドテールよりはグラブやカーリーテールがスローに扱いやすいですよ。
あと、カラーが大事で、同じような条件でも反応の良いカラーが異なる事が多いので、
・ピンク
・赤、または赤金
・ホワイトまたはグロー
この3色くらいあると万全です。
ちなみにクロー系ワーム。
パワーホグのようなタイプより、
ロッククローやチャンクローみたいなパタパタするタイプの方が、
止めたときにワームが倒れる間も動き続けるのでバイトチャンスを増やせます。
ここで紹介した釣り方は、
そのままキジハタとかアコウを狙うような釣り方です。
なので、
ジグヘッドにこだわらず、
ゼロダンや直リグみたいなリグでも釣れるので、
色々試してみても良いと思いますよ!
珍しくマゴチ狙いを長々と書きました。
普段釣れたサカナをキープしないバッシーですが、
マゴチは「食べるために狙うサカナ」の1つ。
釣りする人以外、なかなかお目にかかれない高級魚です。
小さなサイズも釣ってしまうハゼエサに比べれば、
バイトチャンスは少ない釣りですが、
是非食味を味わってもらいたいと思います。
参考になれば!
- 2017年7月6日
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