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▼ ' 16 アルジェント プロトタイプ 94ML GARPS-942ML(オリムピック) インプレ
- ジャンル:釣り具インプレ
- (釣具インプレ)
オリムピック ' 16アルジェント プロトタイプの9.4ftモデル。
実は密かにこのようなものを卸していた(笑)
昨日魚を掛けた部分も含めてある程度特性が把握出来たのでまずはファーストインプレッションを記してみたい。
◆スペック
9フィート4インチ。
パワーとしては機種名通りMLクラスと言える。
アルジェントプロトタイプ 新シリーズの中核となるロッドで、オールマイティな位置づけのロッド。
なにやらナノアロイカーボンとかケブラーコンポジット、トルザイトリングとスペック的にはアレコレ満載な16年度のオリムピックの最新作。
ウェイトキャパについては7~32gとなっている。
実使用を交えての感触でいけば振り抜かなければ40g程度まではキャストは可能。
初期状態としてはEXがつく程のファストアクションだが、ブランクが慣れるにしたがってベリーが曲がるようになってくる。
ブランクの慣らしが済んでスペック通りのレギュラーファスト位のアクションと言える。
ただしティップは柔らか目なのでスペック以上に繊細な印象を受けた。
グリップエンドはこのレングスとしては標準(8ft台と比較すると若干長い程度)。
最近のシーバスロッドの傾向としては照準となるであろう長さ。
◆パワー感
一旦ブランクが慣れてしまうと40センチのセイゴクラスのシーバスでも9.4ftのストロークで暴れさせずに寄せる事が出来た。

しかしそこから曲げ込んだ時のパワー感が非常に強い。
ナノアロイとやらがどの程度の材料比率でどうなっているとかその特性がどうだとか言う話は解らない。
これまでのオリムピックのブランクは精密に曲がり、信じて曲げ込めば応えてくれるという感じだったが「アングラー側へはまだ負荷を掛けられる」と訴えかけるようなブランクに仕上がっていた。

写真のシーバスは65センチ位のスレ掛かりとなったもの。
溢れるパワー感があるものの、バットガイドの下辺りまでキレイに曲がりつつ、竿の弾力で勝手に寄ってくるし、無理矢理引き剥がそうとしたときにはキッチリ剥がしてくれる。
流れの中から引きずり出すのはこれ位の強さがちょうど良いと感じた。
◆軽さ
スペックとしては136g。
このレングスとしてはかなり軽い部類に入ると思う。
旧プロトタイプの9ftモデルで160gぐらいあった事を考えると2世代前のアルジェントの軽さを彷彿とさせる数値である。
しかしながら旧世代のアルジェントの心配になるようなパリパリ感は無く、しっとりと曲がりつつ芯を感じさせる仕上がりとなっている。
実釣においても軽さを感じるが、いかんせん9.4ftということもあり長さから来る疲労感を完全に払拭するようなものではない。
この軽さは所有感には繋がるが、機能にあたって過度の期待はしない方がいい。
長ければそれなりなのだ。
◆キャスト感
ファストアクションとなっており、オープンエリアにおけるキャスティングは得意とするところであろう。
逆風下においても問題なくルアーを加速させていくことが出来た。
ただし、前述のとおりティップがかなり繊細な造りをしている事もあり、変則的なキャストについてはコツが居る。
例えば垂らしを短くして小さいモーションで投げるときはベリーをしっかりと曲げる事を意識しないと飛距離が伸びない。
どんな竿でもそうだが負荷を掛けたティップ投げをするとティップの破損に繋がる。
特にこういった手合いの竿はティップの破損が顕著に現れるので注意を要する。
そうはいっても多くのシチュエーションでは意識せずとも使用可能。
◆コスメのたぐい

なんかダイワっぽいリールシート(笑)
確かにフィット感は良かった。

フェルールは印籠継ぎ。
スレッドがなく、代わりに平織りメッシュのカーボンが巻かれている。

ガイドはチタンフレームトルザイトリング。
トップガイドのみチタンフレームSiCリングとなっている。
ティップは好みが別れる所かなと思う。
トルザイトリングの存在が知られつつある頃からトップガイドはSiCが良いと言う説はあった。
ツララのハーモニクスなどは「選択肢として軽いモノがあるなら限界狙っていきたいでしょ」と言う尖った思想でトップガイドもトルザイトリングとなっている。
実際にトップと2番のガイドの大きさを比較するとやはりSiCはトルザイトと比較して同じ径なら大きなリング、フレームとなっている。

重量物は先端に行くほど大きく影響する。
僕的にはブランクの性能をスポイルするよりMAXの性能で行って欲しかった思いはある。
◆総評
ロングレングス化が進行するシーバスロッドの標準モデルとして開発された竿。
ステージに特化しない事で、ハマりはしない代わりにどのような場所でも及第点以上の性能を発揮するタイプ。
実は密かにこのようなものを卸していた(笑)
昨日魚を掛けた部分も含めてある程度特性が把握出来たのでまずはファーストインプレッションを記してみたい。
◆スペック
9フィート4インチ。
パワーとしては機種名通りMLクラスと言える。
アルジェントプロトタイプ 新シリーズの中核となるロッドで、オールマイティな位置づけのロッド。
なにやらナノアロイカーボンとかケブラーコンポジット、トルザイトリングとスペック的にはアレコレ満載な16年度のオリムピックの最新作。
ウェイトキャパについては7~32gとなっている。
実使用を交えての感触でいけば振り抜かなければ40g程度まではキャストは可能。
初期状態としてはEXがつく程のファストアクションだが、ブランクが慣れるにしたがってベリーが曲がるようになってくる。
ブランクの慣らしが済んでスペック通りのレギュラーファスト位のアクションと言える。
ただしティップは柔らか目なのでスペック以上に繊細な印象を受けた。
グリップエンドはこのレングスとしては標準(8ft台と比較すると若干長い程度)。
最近のシーバスロッドの傾向としては照準となるであろう長さ。
◆パワー感
一旦ブランクが慣れてしまうと40センチのセイゴクラスのシーバスでも9.4ftのストロークで暴れさせずに寄せる事が出来た。

しかしそこから曲げ込んだ時のパワー感が非常に強い。
ナノアロイとやらがどの程度の材料比率でどうなっているとかその特性がどうだとか言う話は解らない。
これまでのオリムピックのブランクは精密に曲がり、信じて曲げ込めば応えてくれるという感じだったが「アングラー側へはまだ負荷を掛けられる」と訴えかけるようなブランクに仕上がっていた。

写真のシーバスは65センチ位のスレ掛かりとなったもの。
溢れるパワー感があるものの、バットガイドの下辺りまでキレイに曲がりつつ、竿の弾力で勝手に寄ってくるし、無理矢理引き剥がそうとしたときにはキッチリ剥がしてくれる。
流れの中から引きずり出すのはこれ位の強さがちょうど良いと感じた。
◆軽さ
スペックとしては136g。
このレングスとしてはかなり軽い部類に入ると思う。
旧プロトタイプの9ftモデルで160gぐらいあった事を考えると2世代前のアルジェントの軽さを彷彿とさせる数値である。
しかしながら旧世代のアルジェントの心配になるようなパリパリ感は無く、しっとりと曲がりつつ芯を感じさせる仕上がりとなっている。
実釣においても軽さを感じるが、いかんせん9.4ftということもあり長さから来る疲労感を完全に払拭するようなものではない。
この軽さは所有感には繋がるが、機能にあたって過度の期待はしない方がいい。
長ければそれなりなのだ。
◆キャスト感
ファストアクションとなっており、オープンエリアにおけるキャスティングは得意とするところであろう。
逆風下においても問題なくルアーを加速させていくことが出来た。
ただし、前述のとおりティップがかなり繊細な造りをしている事もあり、変則的なキャストについてはコツが居る。
例えば垂らしを短くして小さいモーションで投げるときはベリーをしっかりと曲げる事を意識しないと飛距離が伸びない。
どんな竿でもそうだが負荷を掛けたティップ投げをするとティップの破損に繋がる。
特にこういった手合いの竿はティップの破損が顕著に現れるので注意を要する。
そうはいっても多くのシチュエーションでは意識せずとも使用可能。
◆コスメのたぐい

なんかダイワっぽいリールシート(笑)
確かにフィット感は良かった。

フェルールは印籠継ぎ。
スレッドがなく、代わりに平織りメッシュのカーボンが巻かれている。

ガイドはチタンフレームトルザイトリング。
トップガイドのみチタンフレームSiCリングとなっている。
ティップは好みが別れる所かなと思う。
トルザイトリングの存在が知られつつある頃からトップガイドはSiCが良いと言う説はあった。
ツララのハーモニクスなどは「選択肢として軽いモノがあるなら限界狙っていきたいでしょ」と言う尖った思想でトップガイドもトルザイトリングとなっている。
実際にトップと2番のガイドの大きさを比較するとやはりSiCはトルザイトと比較して同じ径なら大きなリング、フレームとなっている。

重量物は先端に行くほど大きく影響する。
僕的にはブランクの性能をスポイルするよりMAXの性能で行って欲しかった思いはある。
◆総評
ロングレングス化が進行するシーバスロッドの標準モデルとして開発された竿。
ステージに特化しない事で、ハマりはしない代わりにどのような場所でも及第点以上の性能を発揮するタイプ。
- 2016年8月12日
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