みなさんこんにちは！REDです。だいぶジメジメしてますが、いかがお過ごしでしょう？先日、夏至を迎えたせいか、朝マヅメの時間が早過ぎて全然起きられません(ｸｽｸｽ)

今週はルアマガソルトさんのロケで涸沼へ行って来ました。朝の時合も終了し、涸沼川にかかる大貫橋でキムラックスとあれこれ最近の状況をダベります。そして、アピアやポジドラの試作を取り出してスイムチェック。なにせ最近はあれやこれやたくさんのモデルを作製しているので、こういった水辺での時間は自然とサンプルルアーのスイムチェックをしてしまうんです。

そんな中の一つにアピアから送られて来たバイブレーションのサンプルがあります。ラックVとは別のモデルで、重量もヘビー級。アクションはこれまたビリビリ手元に来る、ピッチの細かいバイブレーションプラグらしいわかりやすい動きをしてくれます。まぁ、そうとは言え、水深の浅い涸沼ではあまり出番は無さそう。バイブレーションはスイムアクションももちろんなんですが、その使い勝手も重要チェックポイントの一つ。バイブレーションプラグの形状は飛んでいる時にバランスを崩すと一気に飛距離が落ちて失速してしまいます。キャスト時にクルクル回らないかどうかどうか、様々なキャストを試したりタラシの長さを変えてみたりしてチェックします。また、着水やフォール中にラインが絡んでしまうトラブルがないかどうかもチェックどころです。

まぁそんなチェックポイントを気にしながらルアーテストをしていたんですが、そんな時に対岸の小さな水門のキワキワでシーバスのボイルが発生！しかも目測では80アップクラス。脳内ではこのバイブならば射程圏内と瞬時に判断！！力を入れてフルキャストをかまします。すると試作バイブは対岸ギリギリ壁際へ着水…したのは良いけど速攻で根掛かり…。

頭にちらつくのは宇津木社長が
『サンプルだから絶対無くすな！！！』
と念を押すように言っていたこと。

「これはマズイぞ…」

沈みグイやブロックなら外れるかも知れないと軽くロッドを煽ってみると、あっけなくノットの上でプッツリ。

「うぎゃ～～～！！切れたあぁ～～～どうしようキムラックスゥ～～～…」

アセる私。

「大丈夫ですよ。対岸に取りに行きましょう」

そう言うキムラックスについて行き、根掛かり現場へ。すると意地の悪いことに太目のロープで編んだ網に砂利を入れた土嚢が大量に沈んでいるのでした。偏光グラスを掛けて覗き込むとルアーらしき白い塊をすぐに発見っ！！

「あった！キムラックス、出番だ。取ってくれ」

と先輩風を吹かし、キムラックスに手を突っ込ませます。(ｼﾒｼﾒ)

「んん？あ、フックが二本ともロープに…あれ？？あ、砂利の中に入っていっちゃいました。あれあれ？？」

せっかく引っ掛けたルアーを見つけたのに、事態を悪化させるキムラックス。もはや水も引っ掻き回して濁ってしまい、ルアーも見えない。

「やべぇ、宇津木社長に殺されるぅ～！！どうしよう…」

頭を抱えるワタシ。しかしそこで思いついたのは、無くしたことをキムラックスのせいにしてしまうという絶妙なる案。

１、キムラックスに貸したら投げ切れした

２、キムラックスに貸したらボラに引っ掛けてラインブレイクした

３、キムラックスがREDのボックスから盗んだ

４、キムラックスに貸したら橋脚に当てて木端微塵にした

いいぞ。こういうのは得意だ！もっと考えろRED！！いくらでも妙案は出て来るぜ！！！

５、キムラックスが投げたら橋の上を走る車に引っ掛け、そのまま切れて回収不能

６、キムラックスが投げたらウン○に刺さって、バッチイから回収を諦めた

だが冷静に考えたら、普通にタモ網を突っ込んだら取れるんじゃないだろうか？？試してみると呆気なく回収！！

ええ、ボロボロですが、
何か文句ある？？？