プロフィール

APIA

大阪府

プロフィール詳細

カレンダー

<< 2025/5 >>

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

検索

:

アクセスカウンター

  • 今日のアクセス:83
  • 昨日のアクセス:688
  • 総アクセス数:6652175

APIA Homepage

代替テキストを記述

マニュアルルアー

ピンチヒッター松尾道洋です。いよいよタッグバトルが迫って来る中、来週月曜日は高知へと現地入りしている為、本日前倒しで書いています。

6mfu538wzkm5pn6pkajr_480_480-dfe8fc91.jpg


昨日、アピアからHベイトが発売されて、ようやく店頭に並びました。予想を超える売れ行きで正直驚いています。このご時世、あんなピーキーなルアーが、こんな勢いで売れるとは、、、

何となく、CD7が爆発的に売れたあの時と似ている感じです。


すごく嬉しい反面、ピーキーなルアーであるが故に、話題性で売れていく事に怖さも感じています。

ルアーフィッシングって創意工夫で切り開く部分もあって、ルアーの使い方もその一つであると思っていますが、この状況だと、しっかりと使い方をインフォメーションしないとマズいのでは?と思い始めています。
 

時間のある時にアピアのHPやルアーパッケージなどを見てもらえれば嬉しいです。

今回はHベイトの注文書を作成した時のインプレッションを、そのままここに載せておきます。ここから抜粋したものがルアーのパケに使われています。

***********************************************

 

◇食わせ系スリムベイト Hベイト

今回開発した食わせ系ミノーは攻略が難しいサヨリパターンにも対応できるもので、その他明暗部などで見られる「釣れないボイル」を攻略する事を目標とした。
中でもサヨリパターンは特異な部類で、食わす事が難しいとされているが、その理由はサヨリの動きに起因するものだと考え、その特徴を考察することから開発は始まる。

まず、魚系ベイトの動きを観察すると、それぞれに特徴がある事がわかる。例えばボラの場合は、頭に近い部分を支点に胴体~尻尾までをウネウネと左右に振る「ウォブン(ウォブル)」の動きが強く見られる。イワシなどはアクションで言えばロール主体で、それに対応しているルアーは数知れない。それだけメジャーなベイトであると言えるだろう。
では、サヨリはどうか?
動き自体はロール主体のウォブンロールだが、主に尾ひれ付近を推進力としており、胴体から発する波動はかなり少ない感じに見受けられる。これが他の魚と少し違う所で、ルアーで動きを再現させる難しさに繋がっているのだろう。
頭~胴体が支点で、推進力が尾ひれとなると、リップやヘッドに水を当ててアクションをさせるミノーのメカニズム上、泳ぎを再現させるのは難しい。
よく、リップを削る事でアクションを抑えて対応するのはその為だが、これは頭~胴体の動きが再現出来ても、重要な尾ひれの動きが再現されていないので、結局パターン自体に再現性を持たす事が難しかった。

そこで、今回のルアーはテール位置を少し膨らませ、水流を受ける事で波動を出す形をとっている。これならミノーとしての造形美を保ったまま、尾ひれの波動を再現できる。
ミノー自体は控えめなアクションで、通常のリトリーブでは僅かにロールに振る設定となっている。これはサヨリのみならず、体力を落とした落ちアユや、スリムベイトのバチなどのパターンやスレたシーバスにもマッチしてくるだろう。
水流などの地域差も視野に入れ、番手を上げてのフックチューンでここから更に動きを抑える事も出来るよう、あえての2フックバージョン。繊細なバランス保持を重視した事による固定重心システムを採用している。

Spec
スローフローティング、レンジ20~40cm。
140mm 14g~15g デリケートスローピッチウォブンロール
搭載フックST46#6 (フックチューンST46#5~#4)
 
 
 
注文書用作成文

スレたシーバスに効くスリム系フローティングミノー「Hbait」完成!
 
スレていない魚を釣る為の飛距離優先のシーバスゲームも、いつか頭打ちとなる時が来る。次に来るのは恐らくスレたシーバスの攻略で、それを担うのはまずルアーになるはずだ。
細身のシルエットに控えめな動き・ルアー後方の膨らみが生む尾ひれの波動。
スリムベイトやスモールベイトを偏食するシビアなシーバスに対し、Hbaitはベイトライクな弱々しさで誘惑する、アピアの新たな食わせ系フローティングミノーだ。
 
 
ポイント
 

  • 水面に僅かに顔を出すシビアなフローティング設計で、吸い込みやすさを追求
  • 立ち姿勢は流れに強く、アクションのスイッチも任意にオンオフできる
  • ルアー後方の膨らみは、魚の尾ひれが生み出す水流変化を再現
  • バチからサヨリ、ボラ稚魚や落ちアユまで幅広いベイトパターンに対応できる動き




*************************************************

創意工夫という事では、ハマさんが良い見本になってくれています。

注文書に書いていないインプレッションとして、水面での三角波があります。ハマさんはプロトの段階で、この三角波を使ってシャローのランカーを捕獲しました。

zjayvkzmgxzio3t3uk7p-da8d4ed8.jpg
香川にて。


そしてAPIA TVのクリボー。

7utsrjah5it7pbztvfze-7a5cbf46.jpg
大阪にて。

きっと、作ったオレでさえ、目から鱗的な使い方があるのだろうと思います。

kuhsidkf3veiseyokrjo_480_480-32d268c9.jpg

H-baitはMT車みたいなもんです。

色んな人が色んな使い方をして、ワクワクしてくれたらと思います!

 

コメントを見る