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ヴァンフォードC2000SHGは「お値段以上シマノ」


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話題のリール、ヴァンフォードC2000SHGを購入した。
このリールは、ヴァンキッシュを頂点とするシマノ・クイックレスポンスシリーズの中堅機種に当たるスピニングリールである。

クイックレスポンスシリーズとは、軽量さと応答性を重視したシマノリールの総称だ。

批判を恐れずに書くと、
もともと、この手の軽量リールの製造はダイワのお家芸であったと私は認識している。
以前のシマノはダイワとは対照的で、どちらかと言えば、ステラを軸とした、高剛性と巻きの安定性、つまりは慣性モーメントを重視したリール作りをしていたように思う。


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私はヴァンフォードの2代前に当たる、レアニウムCI4をベースにしたカーディフを渓流で使っていた時期があった。
自重はたしか160グラムほどであったと記憶している。
カーディフは、軽いことには軽かったが、剛性感に欠け、グニャグニャしたリールという印象を当時は受けた。
巻きの軽さに関しても、ダイワのそれとは異なり、応答性はクイックとは言い難いものだった。
どちらかと言うと、巻き始めてしばらくすると安定感が増すという、シマノらしいフィーリングを持ったリールであった。

価格帯が近く、当時は名機と名高かった、ダイワ・ルビアスとは異なるものだった。


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その後、レアニウムはストラディックCI4と名を変えてモデルチェンジし、シマノの中でも売れ筋のリールへと成長した。

そして今回、更なる進化を遂げて生まれたのが、このヴァンフォードというわけだ。
自重は約150グラムまで軽量化されている。

これは、今年ダイワから待望の復活を遂げた、ルビアスFC-LT2000クラスとほぼ同じ自重である。


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今回のヴァンフォードでは、上位機種のヴァンキッシュと同じ高剛性ローターを採用するなど、剛性の面で大幅な改善が施されている。
ローターの恩恵なのか、カーディフで感じたグニャグニャ感は減っている。

辛口レビューをしてやろうと思っていたのだが、困ったことに、このリールからは欠点という欠点が見当たらない。

メーカーサイトでこのリールを初めて見たとき
「デザインがダサイ」
というのが私が受けた率直な印象だったが、実際に手に持ってみるとそこまで悪いデザインでもない。

私は先代ストラディックCI4のデザインがどうしても好きになれなくて、ノーマルのストラディックを買ったくちだが、ヴァンフォードのデザインは赤黒というテーマは受け継ぎつつも、ガキっぽくない控えめな造形でまとめられている。

最近は渓流でも赤黒のカーディナル3Rを使う人が一定数いるし、これなら渓流で使うのもアリかな?


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強いて残念な点を言うならば、巻きフィーリングは値段相応ということ。
高級感のあるヌメヌメ感は当然無い。

あとは
「サイレントドライブ搭載により静粛性が増した」
という話を聞いたりもしたが、
個人的な体感としては先代ストラディックで感じたギヤノイズの大きさとあまり差が無いと感じた。

もちろん、二万そこそこのリールにそこまでの性能を要求するのは酷な話である。

価格帯で考えれば限界と言えるぐらいの性能をこのリールは持っているのではないだろうか。

これ以上を求める人はステラかヴァンキッシュ、あるいはイグジストを買うべきだろう。


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総評をすると、このリールは、
「お値段以上、シマノ」
だ。
買って損はない。
傑作機となる予感がする。

最後に言いたいことは、私はシマノの回し者ではないということである。

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