千魚釣探 https://www.fimosw.com/ 釣果情報・シーバス、メバル、イカ、チヌ、青物、ヒラメ、マゴチ...ソルトアングラー支援サイト、日本最大のWEB釣り大会『凄腕』、釣り動画fimoTVなど(会員登録無料) メモリアル・サツキマス https://www.fimosw.com/u/shimadasan/pjxtd22b2ixxoa 2024-04-15T08:31:00+09:00 https://youtu.be/0X3yIqCOnu0

年度末の忙しさがようやく落ち着きました。
ゆっくり起きてダラダラしようと思っていましたが、
朝目覚めると思いのほか体が軽いです。
これは行くしか無いですね。
もちろんいつもの社長出勤です。
よっ社長!







山猿さんが
「湖コソ練に行く」
と言っていたのを思い出し、ダメ元で連絡を入れてみます。

すると、
「夕マズメ一本勝負です」
と返信がありました。





山猿さんを待つ間、近くの渓流で釣りを楽しむことにしました。

前日ぐらいまで雨が降っていて、そこそこ増水しています。
やれなくもないですが、本谷は水量が多くて遡行が大変そうです。

安全第一。
支流の小さな沢に入ることにしました。

この沢、「意外と侮れない沢」でした。
魚影もそこそこあり、釣れる魚は良型揃いです。










帰ってもいいですか?

この日はキャスト練習も兼ねていたのですが、どうもシックリきません。
あーでもない、こーでもない、とやっていると良い時間になってしまいました。

一旦釣りは終了し、湖へ。





山猿さんと合流し雑談していると、見慣れないクルマが近付いてきました。

なんと!
クルマの主は、ハンドメイドミノー「乱舞」の製作者・サムさんでした。

お会いするのは初めてです。
色々と伺いたいこともあったのですが、初対面でベラベラしゃべるのも失礼かと思い、あまり多くは話せませんでした。



サムさんと別れ、湖へと進撃します。

ある人は言った。
「3回も投げれば分かる。そこに魚が居ないということを。」 

その人が
ネイティブフィールドだけでなく、確実に魚がいる管理釣り場でも同じことを言っていたのは内緒です。

1
2
3
はい、釣れない。

「3回投げましたが釣れません。つまり、ここに魚はいないですね?」

山猿さん
「いないです」

黙々と投げ続けます。
反応がないときは回遊待ちです。
キープキャストの精神です!

次第に薄暗くなってきました。
山猿さんと何を話していたかは覚えていませんが、
殺気が消えたのが良かったのでしょう。
何の前触れもなく、急に山猿さんにヒット!





「大きくはない」
そう謙遜されますが、これは立派なサツキマスでしょう。
グリーンバックが美しいです。

「私も、そっちで投げたら釣れるんじゃないですかね?」

そう言ったとたん、
目の前までサツキマスがチェイスしてきました。

みなさん、これが客引きサツキマスですよ!
騙されてはいけません。
足元見てきますからね。



そうこうしていると再び山猿さんにヒット!
今度のヤツは「だいぶデカイ」らしいです。

「またまた~根掛かりなんでしょ~?」

しかし、
異様にグイグイ曲がるロッドを見て、これはタダゴトではないということを理解しました。

「バレろ」
「切れろ」
「逃げろ」
と言えるような空気ではない。

そして次の瞬間。
見たこともないような巨大な銀ピカ君がジャンプしました。

「だいぶデケー!」

そこからは寄せては返す攻防が続きました。
一時はランディング寸前までいきましたが、魚がだいぶデカイのでネットにすんなりと入りません。

足元には複雑な根があるので強引なファイトは出来ません。

あざ笑うかのように足元ダッシュを何度も繰り返す巨大サツキマス。
「色んな意味で足元見てる!」

このままだとフックが伸びてしまうか?!

そう思った瞬間。
グッと腕を伸ばして勝負に出た山猿さん!
一気に距離を縮め、ランディング成功です。

だいぶデケー!
だいぶデケーしか言えねえ。

サイズは49センチ。
めったにお目にかかれないサイズです。
おめでとうございます!





なぜ山猿さんだけが釣れ続くのか?

それは、
「日頃の行い・感謝の気持ちを忘れないこと」
だそうです。

う~ん…
少し納得いきませんでしたが、喉元まで出掛かっていた言葉をグッと飲み込み、ロッドオフとしました。

現場からは以上です。
]]>
sima
渋々の春先の渓 https://www.fimosw.com/u/shimadasan/pjxtd229axhibb 2024-04-06T12:51:00+09:00 https://youtu.be/mv75OHLgUwI

3月下旬。
年度末の忙しさのピークですが、この日は中日で休みです。
疲れが溜まっていましたが釣りに行くことだけは決めていました。
負担軽減のため、なるべくハードではない沢へ。

自宅からもわりと近く、入渓場所もある程度把握できている沢です。

ラクなのは良いのですが、昔からあまり釣れるイメージのない沢ですね。
「1尾釣れればいいや」
ぐらいの気持ちで入渓しました。





まずは本流出合いから下流区間を。
しかし、まったく反応がありません。
放流魚が入っているかな~と淡い期待をしていましたが魚影は皆無でした。

釣り切られたか
カワウに荒らされたか
あるいは単純に居ないだけなのか





1つ事実を挙げるとすれば、岩の上にはカワウのフンがあったということです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


プランBに変更。
さらに上流から入渓し、途中から分岐する支流を目指して釣り上がっていきますした。

ここまで反応ゼロです。
(客引き1)

ああでもない、こうでもない、とやってるうちに目的の支流まで来てしまいました。

既に日が傾き始めています。
まずいですね…ボの予感がしてきました。

支流に入ってスグのポイントでイワナのチェイスがありましたが、完全に客引きです。

こういうのもなんですが、私は客引きには慣れています。
そもそもムキになるようなサイズでもありませんし、この程度の客引きには惑わされません。

※念のため、投げまくっておきました



その後も反応はなく。
「ここで釣れなければ釣り人を…」
そんな絶好のポイントでも魚影はありません。

「ここに居ないわけがない」
足下にミノーを落とし、チョンチョンしてみます。
すると岩影からイワナが飛び出してきました。




やっぱり居た。

水温が低すぎるせいか、活性が極端に低いようです。
こんな釣り方でないと釣れないか。



その後も状況は好転しませんでした。

退渓ポイントの近くに放流魚が溜まっている小さな淵があり、そこでは連発しましたが…





放流魚でも釣れないよりはマシですね。
しかもけっこう良いサイズではありませんか。
こんなマイナーな所にまで魚を入れてくれる漁協さんには感謝です。

日々、感謝の気持ちを忘れずに。
ゴミを拾って心の中で天にかざします。

ここでロッドオフにしました。
「次はもう少し暖かくなってから来よう」
そう思いながら帰路に着いたのでした。
]]>
sima
湖の戦い2024 開幕 https://www.fimosw.com/u/shimadasan/pjxtd22skjh392 2024-04-02T08:27:00+09:00 3月中旬?頃の内容になります
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



とある日、SOさんから極秘入電が入りました。

「湖でデカいイワナを狙いましょう!」

もちろん二つ返事で承諾です。
しかも天気予報によれば、その日は快晴!

珍しいこともあるものだ。
出来すぎではないか?
いや、そんなことはない。
考えすぎだ。
早めに寝て万全の態勢で当日を迎えました。

そして迎えた当日朝。
さっそくSOさんと合流します。

「昨日けっこう雪が降ったからクルマは乗り合わせで行こう」
SOさんがそう言います。

これは…?

私のクルマの駆動方式はFRです。
雪には弱いので、親切なSOさんが気にしてくれただけだろう。
深く考えないことにしました。

「お願いします!」

SOさんのクルマに揺られて湖を目指します!
標高が上がるにつれて徐々に景色が変わっていきました。





すごく良い景色だ!
一面銀世界!

一面銀世界だと…?
少しイヤな予感がしてきました。

そして湖に到着!
湖面を覗いてみると…

湖面が雪で覆われているではありませんか!
スノージャムの上に雪が積もったらしく、水面が見えない…

※スノージャム
雪と氷が混ざったジャム状の塊で、流氷雪とも。
スノージャムが水中に蓄積したり、さらにその上に積雪したりすると、湖面が真っ白に覆われてしまう。

早い話、釣りが出来る状態ではないということです。

やらかしました雨男!
天気が良くても釣りが出来ない!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



一旦諦め、山を降りて麓のコンビニに行きます。
コンビニの駐車場もけっこう雪が積もっていました。

「ここの雪が全部溶けるぐらいじゃないと、山上湖の雪なんて尚更溶けないですよね」

そんな話をしつつボ~ッと過ごします。
近場の沢も見に行きましたが…
そっちも雪がけっこう深くて釣りをする気にはなれませんでした。

「ダメ元でもう一度湖に行きましょう!」

時刻は正午近くだったでしょうか?





さすがに朝イチの湖面と比べると雪は溶けてきていました。
それでも釣りが出来るスペースは限られています。

「こんな日にルアーを投げられるだけでも感謝しよう」

心の中でそう言い聞かせました。
多くは望みません。
私はルアーを投げられるだけで幸せ。
大岩魚や、巨大サツキマスを釣りたいだなんて思うわけがありません。

キャスト!
キャスト!
キャスト!

とある大先輩が言っていました。

「三回も投げれば分かる。そこに魚は居ないと。」

ここに魚は居ないのかもしれない…
徐々に集中力が切れていきます。

SOさん
「ここは回遊ポイントだからね~。釣れるときは一瞬だよ。いつ釣れるかは分からない。投げ続けるしかないね。」

つまりキープキャスト!
さすが軍師。
的確です。





「ちょっと向こうのほう観てきます」

あまりにも寒かったので散歩がてら別のポイントを観に出掛けたタイミングでした。

SOさんからLINEが!

「釣れた~!」

なに~???




さすが軍師!
しかも銀ピカの尺上ランドロックサツキマスです。
美しい。
これを釣りたいんです!

私もこれでエンジンが掛かりました!

キャスト!
キャスト!
キャスト!

…。
どうやらエンジンが掛かっただけだったようです。

やがて風に押し戻された流氷群が目の前にやって来て、釣りは続行不能に。

最後に別のポイントもやってみましたが無念のタイムアップです!

そして最後の最後に貴重な自作ハンドメイドミノー・アバロン80S湖verをロスト…
これは痛い。

こうして2024第1回湖調査は終了したのでした。

SOさん、運転からアテンドまでありがとうございました!
次回も宜しくお願いします。
]]>
sima
サミット2024解禁の儀 https://www.fimosw.com/u/shimadasan/pjxtd229c9o7xz 2024-03-24T19:40:00+09:00 https://youtu.be/DRTUriA6ogc

※解禁して間もないですが既に記事が溜まっています。
仕事が遅くてスミマセン。

3月上旬。
解禁サミットが密かに開催されました。今回は常任理事国(Must Five)が揃いました。
山猿さん、SOさん、タッサン、だいちゃん、そして私の5名です。



私は仕事に予想外の遅れが発生し、大幅に遅刻です。

現地へ向かう道中、激しい吹雪が吹き始めました。
どうやら強烈な雨男が二人いるようです。

誰だ?雨男は?
雨通り越して雪やぞ!

宴会場。
失礼、会議場に到着したのは日付が変わる直前でした。
※サミットは厳粛な会議であって飲み会ではありません。



現地入りすると既に私以外のメンバーは完全に出来上がっていました。
かなりハードな練習をしていた模様。
私もすぐに追い付きますよ。

激論を交わしたものの、内容はほとんど覚えていません。
辛うじて覚えている内容も国家機密のためここでは書けないような内容ばかりです。
ご了承下さい。

だいちゃんの
「ナイス◯◯◯◯」が面白すぎて 笑



翌朝。
誰かが「5時出発」と言っていたような気がしますが、たぶん気のせいでしょう。
皆が起きて、揃ったのは8時を過ぎていました。
そして誰も釣りに行こうとしません!





恒例のヤツを撮ります。
疲れた体にスタミナン7!
飲み会の翌朝はスタミナン7!
※長野県製薬の回し者ではありません。

山猿隊長がプランAからプランDまで作戦を立案してくれましたが、最終的にプランAが採用されました。

重い腰を上げて現地に乗り込みます!



駐車スペースには、
なんと、ビール缶が落ちていました。

「あ~いけないな~こんな所に缶を捨てたら」

落ちているゴミは拾う!
人として当然のことですから。
そして何となく天にかざしてみました…

すると、
何故か急に風が吹き始め、大量の雪が私の顔めがけて吹き付けてきました。

すかさず山猿さんが
「下心を出しすぎですね」
と言います。





今回が山猿さんにとって今シーズン初の渓流釣行とのことです。
(他のメンバーは全員コソ練済みらしい)

準備も整い、いよいよ目的の沢に入ります。
今回は上流組と下流組の二手に分かれて、予定の時間になったら集合場所に戻るということになりました。なにしろ携帯の電波が届かない山あいなので。

上流組はSOさん、だいちゃん、タッサンの晴れ男トリオ。
下流組は山猿さん、私の雨男コンビ、という編成になりました。

少しイヤな予感がしますが入渓します。





入ってすぐのポイントでいきなりイワナのチェイスがありましたが、
客引きです。

「ムキになるサイズではない」

もちろん投げまくったのは言うまでもありません。





それ以降は反応が薄い状況が続きました。
私の後方で釣りをしていた山猿さんが、私が見ていないうちに2024初フィッシュを釣ったらしいです。
はたして本当なのでしょうか?

忘れた頃にイワナやアマゴのチェイスがありますが全て客引きです。

あまりに厳しいので、早めにお昼休憩を取ります。





上流組は、
「遡行区間がかぶらないように、入渓地点に雪だるまを目印として置いていく」
と言っていましたが、まだそれらしきモノは見ていません。
つまり、私と山猿さんが釣り上がっている区間は、この日は釣り人が入っていないことになります。
それなのに釣れない。

山猿さんが言います。
「この沢に魚は居ない」
あれ?さっき釣ったのでは…?





しばらく遡行を続けましたが、天気がますます悪くなり吹雪いてきました。
予報は晴れのはずですが、おかしいですね。

さすがに心が折れます。
最後に現れた大場所をやって退渓することにしました。

山猿さんが岩影にミノーを落とし、チョンチョンやっています。
すると…





イワナが釣れました。
お見事です!
魚の顔が観れただけでも満足です。

退渓し、林道に戻ると上流組三人の足跡が残っていました。
思ったより上流まで行っているようです。
この様子だと、まだ戻って来てはいないようです。

予定の集合時間までは少し余裕がありましたが、早めに戻ることにしました。

上流組を待つ間、本谷も少しだけやってみましたが客引きしかいません。
そしてまた吹雪いてきたので完全に納竿することにしました。

「上流組、まだ戻って来ないですね」

山猿さん
「爆釣してるかも?」

しばらく待っていると、吹雪が止み、空には晴れ間が広がり始めました。

これは…?

チリン、チリン…
遠くから熊鈴の音が聞こえて来ます。
そして最終コーナーから晴れ男トリオが姿を現しました!
まるでアルマゲドンの最後のシーンみたいだ!

さすが晴れ男トリオ。
天気の子を連れてきてくれました。
※映画「天気の子」はまだ観てないです

爆釣だったらしいのですが、小さなアマゴの写真以外は見せてもらえませんでした。
それ以外は沢の水に浸したランディングネットの写真だけでしたね 笑



いや~厳しかった!

次回のサミットは湖編になりそうです。

長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。
]]>
sima