自分のホームでのバチの流れは、下記の様になります。
①アオイソメ
②ゴカイ
③引き波バチ
④トリッキーバチ
 

学術上はどうだとか、小難しい話はこの際無し。
自分の中で、判り易いように分類してるだけですから。
基本的に年明け位からスタートし、夏前に終了。
そして、自分の中で「バチプレイ」と言っているのは③。
これにシーバス釣りの90％を賭けてます。
(逆に言えば、他のシーズンはどうでもいい(爆))
その派生として他のバチを捉えている為、前ブログの様な判断になりました。
 

しかし、「バチルアーとして間違えてない」と言ったのは、①・②があるから。
この時は、引き波は要りません。
狙うレンジとしては、水面直下。
その為、その時には使えるコンセプトではあるのですが、如何せん到着時期が遅かった。
 

それじゃ、その時期には使えるか？というとそうでもない。
今度は、それを各々で分けて考察してみましょう。
 

・プロテウス(大)
①・②のバチを攻める場合、流れに漂わせる使い方をします。
ラインテンションは殆ど無い状態。
そうすると、コイツはロールしながらフォールしてしまいます。
ある程度流れがきつくても沈む。
必要なのは、水面下10cm以内をその状態でもキープしつつルアーが微細にくねる事。
コイツは飛距離がおいしい(50m以上)ので、是非使いたいところだが、少し沈みすぎ。
流れでラインテンションが張られても、30cm以上沈んでしまう。
ロッドをギリまで立ててレンジがキープできても、もう一つ問題が。
それがアクション。
ヘッドを支点にせずに全体でS字を描いて泳ぐので、そのアクション自体はかなり優秀。
しかしバチルアーとしては、大きすぎ。
これをもう少し抑え目にしてやれば、ピンポイントでの狙いには使える可能性大。
という事で、コイツはセッティングでどこまで抑えられるかを、これからテストします。
3g程度重量UPするか体高をもう少し抑えてやれば、かなりの飛距離が稼げるはずなので、
遠距離用対ベイトルアーとしては、超優秀になるのでは？　と。
シマノのスタッガリングスイマーの、急激な浮き上がりを抑えた感じ、とでも言いますか。
デッドスロー域では、流れの変化では浮き上がるけどレンジはある程度キープ出来る。
このアクションを殺さずにそれが実現出来れば、秋に是非とも使いたいルアーとなります。
ただ、そうすると「捕食角度に合わせた」ボディバランスがネックになる。
デッドで水平姿勢を維持出来ればいいんだけどなぁ～。
 

・プロテウス(小)
神ルアー(^^)
既に自分が4ヶ発注掛けた事からも、コイツの「ベイトルアー」としての優秀さが判ると思います。
秋のトップ祭りのフォローとして使えば、絶対に釣れる自信があります。
そして今回の3点の中で、最も「バチルアー」として使えそう。
それもそのはず、こっちが原点らしいですから。
コイツのメリットは、何といっても飛距離。
この軽さにして、40m近くまで吹っ飛んでいきます。(あ、風が吹くと半減(^^;))
重量とバランスが良い為、水平姿勢を保てるので沈み込まない。
なので、ベイトルアーとしては至極優秀なのだが、如何せんバチルアーとしては泳ぎすぎ。
(アクションは大に順じます。それより、もう少しキビキビ動くかんじかな？)
コイツは、動きさえ抑えつけちゃえば、①・②時期のバチルアーとして充分使えます。
が、それ用にしては、サイズがやや小さいのが気になる。
そして、アイの位置の問題で、フックを選んでしまうのが難点。
まあ、バチ時期には大きなフックは使わないんで、それは無視できそう。
敢えてアクションを大きくする様にして、対トリッキー用にチューンも出来そう。
色んな意味で、期待出来るルアーです。
 

・名称不明
今回、一番頭が痛いのがこれ。
何と言うか･･･どうやっても自分のバチとリンクしない。
動き的には悪くない。のた打ち回る感じ。
しかし、アップで通せば頭下がりに沈み込むし、ダウンで通せばしっかり水を噛んでしまう。
ヘッド面積がある為、引き波を無理矢理立てても太い！
あくまで憶測だが、本来ならば対底バチ用かな？という気がする。
その理由として
・50m程度まで届く飛距離と、コントロールの安定性。
・沈み込みの速さと、低速域でのロールアクション。
そう思えば、バチ用ルアーとしてはかなり優秀なのだが、自分は底バチパターン＝無視。
あくまで上で食わせるのがバチだと刷り込まれてるので、対象外になってしまう。
という事で、5センチミノー氏には申し訳ないが、コイツはベイトルアーに改造させて貰います。
(まあ、改造と言っても、セットを出すだけですが･･･)
 

これにて、ファーストインプレッション終了です。
今後は、色々セッティングを出しながら使っていって、良いセッティングが出たらUPしていきます。