コンセプターとビルダー ~中~

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※これは、全くの情弱者が勘違いと偏見で綴ったログです。
 事実とかけ離れてる場合は、笑ってやり過ごして下さい。
 
 
さて、前回具体例を挙げたウォーターソニックだが、何が凄かったのか。
 
「金属の塊を、そのままバイブレーションにするという発想。」
 
メタルジグという存在すら知らなかった為、その衝撃たるや凄かった。
 
それまでの、必ず浮力を計算されたルアーと違い
 
 
まさに釣りバカが愚直に考えた物が、そのまま形になった
 
 
からだ。
(神にバカというのは失礼極まりないが、いい意味での「釣りバカ」って意味ですからっっ)
 
 
従来品より遥かに遠くに飛ばせ、そして壊れず、アクションを犠牲にしない
 
 
自社開発製品なのに、何て太っ腹!
 
 
破損でのリピート(ミクロ)を狙うのではなく、バス市場全体(マクロ)を狙ったのだろう。
 
狙い通りか、あのルアーは滅茶苦茶売れ、そしてその派生ルアーも売れた。
 
そして、比重の違いによる沈下速度の違いに気付かず、根掛りしてのリピートも増えた(爆)←俺だけか
 
 
 
では、それまでのルアーは何だったのか?
 
 
 
ここから、本題に入っていきますw
 
そういう「プロ」が居なかった頃、ルアーメーカーには、必ず「開発者」という方がいたと思う。
(勿論、今でも居るけど)
 
表には出てこないけど、コンセプトを決め、デザインをし、テストをして作り、店やプロに売り込む。
 
某MEGA○ASSの社長が、当時は売れなくて潮来に一生懸命売り込みに来た話とか、聞かせてもらいました。
 
勿論大所のメーカーは、プロが色々やってたかも知れないけど、それでも表には出てこない。
 
つまり「単なる釣りバカが、色々考えて自らコンセプターとなりビルダーとなって開発」してたのではないか。
 
その最たるのが、「ラウリ・ラパラ」なのではないかと思う。
 
そして、そういうルアーは汎用性がある為に、「何処でも・どんな場所でも」通用する。
 
確かに専用品(?)に比べると爆発力は無いかも知れない。
 
が、ケースに入ってれば、どこで使ってもそれなりの力を発揮してくれる。
 
ただし、その汎用性が故に、使い手が色々と考える必要があるし、時には手を加える事もある。
 
それも、ルアーゲームの一つの楽しみではないかと思う。
 
そんなルアーは、爆発的に売れる事は少ないかも知れないが、ジワジワと口コミで広がり裾野が広がる。
 
今みたいにメディアが氾濫してないが故の恩恵でもあるが、それが本物ではなかろうか、と。
 
 
しかしながら、今は情報過多の時代。
 
人は簡単にネット上に溢れるデマを信じ、それに踊らされる。
 
ルアーの付け替えを目の前で見せられ、そこからメディアを一切見なくなった私は、ある意味良かった。
 
それを信じて投げ続け、そして結果が出ずにまたメディアを・・・という悪循環に嵌らずに済んだからだ。
 
 
しかし
 
 
そんなのはまだ可愛い。「騙される方が悪い」と言われれば、それまでだから。
 
が、その強大になったメディアの力を利用し、金の事しか考えてないようなのが出始めたからだ。
 
 
業界で、最も利益を上げる可能性のある物といったら、多分ルアーであろう。
 
回転も早く、ある程度消耗されるし単価もそれなり。
 
ただし、金型制作費等を考えると、量が出なければ、はっきり言ってまるで儲けが出ない。
 
つまり、敢えてルアーに関わる事により、より多くの収入を得ようと考える輩は、何を考えるか。
 
 
 
解るな?
 
 
 
自分が解ってるだけでも、その手法は3つ。
 
きっと、もっと色んな術があるんだろうけど・・・
 
 
 
という事で、次回、毒吐きます・・・
 
 
 
 
 
 
 

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