ノットって、何?

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結束だろ!

という突っ込みは、ナシね(^^;)


以前PRノットをあれこれやってみて、確かに最強だった。

しかし、それに挑戦状を叩きつけてきた男がいた。

はじさん、である。

昨日、わざわざコチラに出向いて勝負に来てくれた。

その結果・・・


やっぱり、強度はPR最強!


ん?

そこで違和感を感じた人、正解。

そう、「強度は」なのである。


話を少しずらそう。

ノットを組む時って何時?

そりゃ、出撃前の準備段階でしょう。

それだけ?

 

 

多分、半分か、それ以上は現場でしょう。

そう、ライントラブル・根掛り等、現場でノットを組まなきゃならない時は数多くある。

それが休憩中ならば、まだいい。

組まなきゃならない時が、もし時合いだったら?

しかも、それが5分や10分で終わる時合いだったら?

 

話を戻そう。

目の前で組んで貰った時、余りの出来事に衝撃を受けた。

手が細かく動いてるな~・・・滑らかな動きだな~・・・なんて思ってると

 

「出来ました」

 

へ!?

一寸待って!

まだ1分も経ってませんけど!?

何なら、これから組むんじゃないの?とか思ってたんですけど。

 

話を聞くと、MIDノットというヤツらしい。

ならば、とPRと勝負をする事に。

彼はロッドを持った状態でスタート、自分はボビンを手に取った状態でスタート。

すると・・・

 

「出来ました」 (はじさん)

 

私?

まだボビン回しの途中なんですが・・・なんなら、この後ハーフヒッチもやらにゃならんのですが・・・

 

完敗 orz

 

んで、強度勝負をしたら、PRが勝つか使い込んだメインラインが切れるかだった。

ここで思った。

実際に現場で組む際は、使いこんだラインに結束するわけだ。

そうなったら、劣化したライン分の強度だけあれば、いいんじゃないかと。

となれば、はじさんのMIDノットは 「現場最強」 なのではないだろうか、と。

 

ただし、勘違いしてはいけない。

これは、彼だから出来る技なのだ。

「目隠ししても出来ますよ」と豪語していたが、それは見なくても判る。

手の動きが、芸術だ。

ピアノを嗜んでいる人なら判るが、体が曲を覚えると鍵盤を見なくても弾けるようになる。

正に、その感じ。両手10本の指の動きに、全くの無駄が無い。

そして、リズムといい動きといい、全くのブレが無い。

数回やって貰ったが、一度たりともそれがブレる事が無かった。

 

その後、五平さんに「PRの申し子」浅川さんが居る事をキャッチした我々は、襲撃しに行った。

そこで勝負をしたのだが、(慣れぬボビンのせいもあっただろうが)、彼が回してる最中程度の時間ではじさんは終わっていた。

強度は当然の事ながら、PRの勝利。

しかし、色んな意味で考えさせられた。


果たして、「最高のノットとは、なんだろう」と。


あ、因みに自分が導き出したアームへの巻きつけ数とハーフヒッチ量は、浅川さんと一緒だった。

その道のプロと同じだったという点で、自分のセンスを褒めてあげたい♪


え?

これが言いたかっただけだろうって?

 

彼は巻き込み37-8回と言ってましたが、何か? orz

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