追い込み釣法という邪法

シーバス関係の記事を書くのは、どれ位振りだろう(爆)

チヌの最盛期が過ぎたのもあり、ボチボチ始めております。

んで、やってるのは当然…



トップ(馬鹿)



んで、ここんとこやってる場所での「邪法」な釣法でも紹介させて頂こうかなとw

因みに、これは(多分)特殊な条件が重ならないと使えないので、全くニーズが無いとは思う。

が、もし近しい条件で釣ってる方が居れば、少しでもヒントになれば、と。


先ずは、この図をご覧ください。



これが、やってる場所の簡単なイメージで、上から見た形です。

青(α・β)がベイト・赤(①・②)がシーバスの溜まり位置を示しています。

ここの特徴として、ベイトは基本αに溜まり、残りの一部がβに溜まります。

そして当然の事ながら、それを狙うシーバスは①に溜まり、一部が②に溜まります。

セオリー通りなら①を狙えば良いし型も良いのだが、我儘な私はどうしても②で魚を出したい。

その理由は簡単



出方が派手だから



②の方が元からのベイトが少ない事もあり、魚も必死になって追うのかと(あくまでイメージw)

①で捕食スイッチが入ると、ベイトは逃げまどうのですが、ここで面白い事が。

あくまで逃げる魚の波紋を見てるだけなので実際は違うのかも知れませんが、何故かベイトは青の⇔の方向にしか動かない。

これは何もない状況でも同じなのだが、簡単に言えば斜めに動く事がない。
(もしかしたら、矢印の方向で流入/流出しているだけかも知れない)

これは流れ込みの関係か中心部の「何かしら」が要因なのだろうが、トップで魚を出す事しか考えてないので、この際無視(爆)

実際は、赤のLの角部にシーバスが居着いて、縦横に追うからだろうけど。

で、この特性を利用して行うのが「邪法」。

具体的に言うと、立ち位置からαと①の間に、ド派手な(色・動き)ルアーを通し派手に落として一気に巻いてくる。

すると、αに居たベイトがBの方向に一斉に逃げてβに行く。

それが到着するより早く回収し、即トップに切り替えて②に投げ込むと、ベイトの到着とほぼ同時に着水し



どっぱぁ~ん






と派手に食いあげてくれるという訳♪

これぞ、正真正銘の追い込み釣法w(追い込む対象が逆だろってツッコミは無しで)

やってる事は非常に簡単なのだが、それでもちょっとしたコツがあるもんで。

1つは着水ポイント。

αに掛かる場所に落としてしまうと、ベイトはBの方向に逃げてしまい、全てがパア。

安全を見て①より離れた位置に落としても、逆に①のシーバスを警戒させるだけでαが動かない。

因みに、立ち位置からαまで結構な距離がある上に近辺に障害物があるので、キャスト精度は必須。

次にベイトによってルアー/巻き速度を変える必要がある事。

というのも、居るベイトはサッパ・カタクチ・イナとシーズンによって変わるのだが、遊泳速度が違う。

以前近しいルアーを投げてしまったら、一部のベイトがそれを追ってしまった事があった。

すると魚が散ってしまい、本懐が遂げられない。

また、速いベイトの時に引き抵抗が強いルアーを投げてしまうと回収までに時間が掛かり、トップを投げる前に「どっぱーん」と(爆)

そしてもう一つ。

釣りたくもないのに



魚が掛かってしまい、ファイト中に「どっぱーん」と(泣)

釣りたい魚を目の前にして釣りたくない魚を釣ってしまう事程、悲しい事は無いもんで。

こういう時に、間違っても「釣れる波動wのルアー」を投げてはいけません(笑)


という事で、「変な拘り」の為だけに編み出した釣法、機会があったらお試し下さい。

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