ガチキン2回戦対策 ~覇王編~

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2回戦目ともなると、ビッグネームが出てくる。
自分の組で言うなら、皆もご存知「覇王」こと久保田氏。


実は、最近でこそログで絡んでいただいているが、その当時は全く接点も無く、

・一般アングラーにして初代凄腕王者
・湘南サーフがホーム


位のイメージしかなかった。
逆に言えば、幾ら凄腕王者とは言え、サーフがメイン。
港湾での勝負であれば、キャストで何とか渡り合えるか?という甘い期待もあった。

ならば、早速情報収集だ。
先ずは業界事情通でもある、謀に聞き出す事にした。
しかし、その口から出てきた言葉は、俺を奈落の底に突き落とすには充分過ぎた・・・

「あ?湘南の魚の薄さを知らねーの?日本一シーバスの居ない場所だな。東京湾の1/100以下、つまり、湘南で10本魚を出すってのは、東京湾で1000本釣るより難しいんだよ。(謀)」

愕然である。
隅田川でしか釣りをしない自分にとって、そんなフィールドは未知なる世界。
そこでキッチリ魚を出し、しかも王者になってしまうとは・・・

心にかなりのダメージを負ってしまった為、救いを求めるべく、例の情報屋の店の暖簾を押す。

r:「覇王の情報が知りたいのだが・・・」
五○:「覇王!? ソイツは高いぞ。そうだな・・・もんじゃ3枚とサザエの味噌漬けでどうだ?」
r:「むぅ・・・今は手持ちが無い。2回に分けてもいいか?」
○平:「まあ、いいだろう。じゃ、座れや」


まー油とんこつもんじゃ1枚とサザエの味噌漬けを平らげる。

r:「先ずは、彼のスタイルが知りたい。サーフメインという情報はあるのだが・・・」
五○:「はぁ!? 何を言ってる! 彼は元ボーターで、東京湾中のオフショアをブイブイ言わせてた男だぞ」
r:「な・・・なにぃ!? って事は、当然キャスコンも・・・」
○平:「当たり前じゃないか。しかも、だ。俺にも腑に落ちない事がある。なぜ彼が一般アングラーなのか、と。」
r:「ど、どういう事だ?」
五○:「そんな事も知らないで情報が欲しかったのか? ヤツはメーカーと契約してる、れっきとしたプロだ!」
r:「って事は、だ。港湾・ボート・サーフ全てに穴が無い、と」
○平:「その通り。しかも、今は「覇王スペシャル」という竿の開発中と聞いた」
r:「竿の開発まで!? って事は、まるでハタノさんじゃないか」
五○:「確かに、そうとも言えるな。まさかヤツと戦う気じゃ・・・」
r:「・・・何も言わんでくれ。あと2枚のもんじゃは後日必ず食べに来る。おあいそしてくれ」


嵐が近付き、隅田川は透明度がゼロになった。
その横を、重い足取りで歩くrattlehead。
ホームでもある隅田川の色は、彼の心を写し出しているようだった・・・

しかし、そこに一筋の光明が!


この続きは「ガチキン2回戦対策 ~術~」にて。

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