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上宮則幸

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宮崎 超上流山鱸 3

漆黒

21:00にパーキングに集合した後に向かったフィールドはもちろん、大河大淀の超上流域。
川岸は道路からは遠く、どこも藪を掻き分けて入るわけだが、もちろん近くには民家も街灯も一切無し。
漆黒の闇に水のせせらぎが聞こえ、沢山のホタル達が舞う様は幻想的だ。

川岸に着くと、足場の悪い中を灯火も着けずに進む。
「赤色光なら多少は大丈夫なんですが、闇夜のライトはプレッシャーになるから…」
そう川端君が言うが、間違いなく正解。
それは上流下流関係無く、ライトで水面を照らすのはご法度だ。
そこにデリカシーが有る無しで釣果は大きく左右される。
ただし、大変危険な行為。
転倒を免れるため、足音を消すためにそろりそろりとゆっくりゆっくり慎重に歩を進めるうちに、自然と目が慣れてきた。

最初のポイントは川端君が間違いないと自信を持っていると言うポイント。
水際から離れてキャストすると、いきなりのバイト!?
ガボッツを下から小突くような感触。
だが、暫く当たりが無いので水際に行くと、浅場にボラ達が群れていて、恐らく、さっきの感触はボラスレだったと気付いた。

少し残念に思いながら、狙いの瀬尻に歩を進めると浅瀬を大量の鮎が跳ねる!
水深10cmもないドシャローで捕食音が響いた!
ナマズか?シーバスか?

瀬尻の払い出しに岩が絡む場所にガボッツを投入。
ガボッツを軽く引き波が立つ程度のスピードで流す。
群れる鮎を散らさぬよう、フィッシュイーターにプレッシャーを掛けぬよう…

引ったくるようにヒット!
ただしシーバスではなさそう。
グネグネとした感触はナマズか?
ガッカリしながら抜きあげようとすると、フックアウト…

水深の浅いエリアでのバラシはやはりご法度。
鮎達が騒いだ余韻の残るこのポイントでは、もう魚は出ない。
暫く撃つも撃沈。

その後、下見をしていないポイントを数ヵ所回るも、そもそも難易度が高いポイントで、しかも闇夜に視界が効かず、キャストもトレースも精度を欠き、手探り足掻いただけに終わった。

午前0時をとっくに回った頃に釣りを終え、クルマに戻る途中、川端君に明日の朝間詰めの釣行を頼むと、快く承諾してくれた。
夜釣れさえすれば…
保険と考えていた朝間詰め釣りの集合時間は4:30でタイムアップは7:30。

もうそんなに時間は無いが、さっき使ったルアーのフックが気になる。
散々、瀬の岩に擦りまくった。
なんとしても翌朝獲るために不安は残したくない。
リーダーも不安だ。
睡眠時間を削ってでもチェックをすます。

藁にはすがらない。
神にも祈らない。
必要な事を精一杯やるだけ。
奇蹟などないんだ。
全てが必然。
正に釣りは因果と縁起。




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さてと、日曜はポイント谷山店さんのFishmanイベントです!
午前の試投会会場は谷山港のここ!

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沢山のご参加お待ちしております。
特に初心者未経験者の方、一度ベイトキャストを挫折した方大歓迎です!






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