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▼ マグナムクラフトのジョイントの固着
- ジャンル:日記/一般
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なんか最近、良く取り上げられる
マグナムクラフトのジョイントの固着
今回の記事によると
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-12060024300.html?frm_src=thumb_module
「先週月曜日に組みあがり、キャスティングと吊り下げテストを経て実戦投入の予定でしたが、負荷テスト後にジョイントを引き抜こうとしたところ、
1cmほど 抜いたところで固着してしまい、一人では全く抜き差しが不可能な状態となりました。
固着防止に蝋を塗っていましたが、用を成さなかったようです。」
とありました。
基本的にフェルールワックスは経年劣化で
磨り減ったブランクに対しての緩み防止で使うのであって
新品で刷り合わせされたものに使えば
ワックスそのものが「面摩擦」を生む効果となり
専用でない「ロウ」などは逆に「強力な接着剤」になります。
で固着した場合は、まず普通の方法じゃ抜けません。
油圧も使えないですから「衝撃」で外します。
今回の件はロウがカーボン粉末を巻きこみ
最後に冷却でロウが硬化し
完全な接着&固着を起こしてるように見受けられます。
解決方法は衝撃を与えるのが一番効果あります。
内側から外側に引き抜けるフェルールなら
衝撃を内側から外に与えてやれば抜けます。
冷却による収縮を利用する。
これは素地同士の場合にのみ効果的です。
ただ、微々たるもんです。
はっきりいって数十度の温度変化では
熱硬化式樹脂で固めた炭素繊維ってのは
基本的に、そこまで性能差が出るほど熱膨張起こしません。
厄介なのは間にいれてる物の性質変化です。
熱で緩み冷えると固まる性質のものは
冷やせば逆効果です。
今回のケースでは、熱を加えてロウを緩くしてから
内側から衝撃与えて抜いたほうが
もっとキレイに抜けてたのではないかと思います。
暖める方法は「ドライヤー」または
「温度調整機能付きヒートガン」です。
温度調整ヒートガンはあらかじめ
どのメモリで何度になるかを確かめるため
温度計によるキャリブレーション(校正)を行なう必要があります。
お湯はダメです。少し染み込んでかえって逆効果になります。
基本的なやり方は過去に紹介した
2ピースフェルールを抜く方法の応用です。
違うといえばワンハーフは根元が太いので
グリップが長い場合、合う長さと太さの棒やパイプを探す必要があるのと
棒の慣性移動による衝撃でやると
抜けたときにブランクが吹っ飛んで折れることもあるので
ゴムハンマーで徐々に押し出す事が必要です。
エンド側から棒を挿入するので
エンドに蓋をしてしまった場合ははずします。
ただのカバーならすぐに外せますが
支柱が入ってるタイプは難儀します。
アルミ製のエンドキャップで支柱も金属性ならハンダコテで抜けます。
金属パーツは熱伝導率が良いので、お湯でも抜けなくはないです。
エンドを抜いたら内側から棒やパイプを差し込み
フェルールに当てて、衝撃を与えながら
徐々に徐々に押し出して抜く。
これが固着時の対応です。
尚、ストレートパイプではなく
2ピースのようなブランクですと
外側だけでなく内側にも螺旋状にカーボンテープを巻いてるのでネジ山と同じ効果を発揮し閉まる方向に回転させると食いつきやすく固着しやすい傾向があります。
繊維方向はティップを上にした状態で反時計回り。
逆ネジ方向ですね。
ねじって取るときは気をつけないと
かえって奥にささります。
そういった意味でも自分は衝撃与えてはずすように心がけてます。
マグナムクラフトのジョイントの固着
今回の記事によると
http://ameblo.jp/magnamcraft/entry-12060024300.html?frm_src=thumb_module
「先週月曜日に組みあがり、キャスティングと吊り下げテストを経て実戦投入の予定でしたが、負荷テスト後にジョイントを引き抜こうとしたところ、
1cmほど 抜いたところで固着してしまい、一人では全く抜き差しが不可能な状態となりました。
固着防止に蝋を塗っていましたが、用を成さなかったようです。」
とありました。
基本的にフェルールワックスは経年劣化で
磨り減ったブランクに対しての緩み防止で使うのであって
新品で刷り合わせされたものに使えば
ワックスそのものが「面摩擦」を生む効果となり
専用でない「ロウ」などは逆に「強力な接着剤」になります。
で固着した場合は、まず普通の方法じゃ抜けません。
油圧も使えないですから「衝撃」で外します。
今回の件はロウがカーボン粉末を巻きこみ
最後に冷却でロウが硬化し
完全な接着&固着を起こしてるように見受けられます。
解決方法は衝撃を与えるのが一番効果あります。
内側から外側に引き抜けるフェルールなら
衝撃を内側から外に与えてやれば抜けます。
冷却による収縮を利用する。
これは素地同士の場合にのみ効果的です。
ただ、微々たるもんです。
はっきりいって数十度の温度変化では
熱硬化式樹脂で固めた炭素繊維ってのは
基本的に、そこまで性能差が出るほど熱膨張起こしません。
厄介なのは間にいれてる物の性質変化です。
熱で緩み冷えると固まる性質のものは
冷やせば逆効果です。
今回のケースでは、熱を加えてロウを緩くしてから
内側から衝撃与えて抜いたほうが
もっとキレイに抜けてたのではないかと思います。
暖める方法は「ドライヤー」または
「温度調整機能付きヒートガン」です。
温度調整ヒートガンはあらかじめ
どのメモリで何度になるかを確かめるため
温度計によるキャリブレーション(校正)を行なう必要があります。
お湯はダメです。少し染み込んでかえって逆効果になります。
基本的なやり方は過去に紹介した
2ピースフェルールを抜く方法の応用です。
マグナムクラフト#2のフェルールを抜く方法
http://www.fimosw.com/u/mottuan1/bm2zimmvdho4v7違うといえばワンハーフは根元が太いので
グリップが長い場合、合う長さと太さの棒やパイプを探す必要があるのと
棒の慣性移動による衝撃でやると
抜けたときにブランクが吹っ飛んで折れることもあるので
ゴムハンマーで徐々に押し出す事が必要です。
エンド側から棒を挿入するので
エンドに蓋をしてしまった場合ははずします。
ただのカバーならすぐに外せますが
支柱が入ってるタイプは難儀します。
アルミ製のエンドキャップで支柱も金属性ならハンダコテで抜けます。
金属パーツは熱伝導率が良いので、お湯でも抜けなくはないです。
エンドを抜いたら内側から棒やパイプを差し込み
フェルールに当てて、衝撃を与えながら
徐々に徐々に押し出して抜く。
これが固着時の対応です。
尚、ストレートパイプではなく
2ピースのようなブランクですと
外側だけでなく内側にも螺旋状にカーボンテープを巻いてるのでネジ山と同じ効果を発揮し閉まる方向に回転させると食いつきやすく固着しやすい傾向があります。
繊維方向はティップを上にした状態で反時計回り。
逆ネジ方向ですね。
ねじって取るときは気をつけないと
かえって奥にささります。
そういった意味でも自分は衝撃与えてはずすように心がけてます。
- 2015年8月13日
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