なにやらマグナムクラフトさんで
究極のアジングブランクを作成するという新たな動きがあるようです。

究極のアジングブランク・・・
恐らく究極のスローフィネスブランクだとは思いますが
既存のマンドレルを使用するのではなく

完全に1からマンドレルを作成し焼き上げるブランクになるそうです。


( ﾟдﾟ )ヤッタ！！！
これは期待せざるをえないですね～♪


さて、話は変わって依頼品のロッドですが
夜間は出来るだけ低騒音な手動によるカーボンフードの切り出し
手動でのリールシートやナットの加工作業でチマチマと・・・
近いうちに、なおきさんの工房お借りしてよろしいでしょうか（笑


そんな作業の合間に修理依頼品である

突如飛び込んできたセレンディピティ63Sの補修をいたします。

まずは触診・・・モミモミと



トップから１番ガイドの間で表層剥離が見受けられます。
深刻っちゃ深刻です。
このままでは当然使えません。

この状態ならば、もしかしたら補強したらいけるかも？そんな浅はかな考えで

ササクレ部分に薄く最小限のエポキシ接着材を塗りこみ
極細PEスレッドで仮止め圧着。


接着剤が乾いたあと、スレッドを解き
トップガイドのスレッドとエポキシをはずした上で
スレッドとコーティングで硬さが増す事を考慮し少しサンディング。

その後、再びＰEスレッドにコーティングが噛みやすいように
スレッドを巻いて、コーティングしテストしてみます。


これでダメならササクレ部分をカットし
ソリッド全体を細く削り込み元の状態に近づけるように
1.2mmのパイプに合うようにテーパーを調整するつもりです。
太くて張りが強すぎるって場合は内径1mmパイプのトップガイドにあわせて削り込みしてみます。


それでもダメならソリッド接合部をカット
リューターでチューブラーセクションに穴をあけて
ソリッド部位を除去した上で30tティップを削りだして繫ぐ予定。

手段は３つ。
まずは低難易度かつレングスに影響されない方法から順番にやっていきます。

まぁ、ソリッドは幸い３０ｃｍ程度残っているので
よほどのことがないかぎり２つめの元のソリッドのシェイピングで事が足りると思います。