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LEGARE開発記 vol.14

こんにちは、開発の酉抜です。

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今回はUNIFORCE100Fと同時に進めていたもう一つのプロトについてご紹介します。









<2つ目のルアー案>
試作ではABSの材料を削ることになります。当然その間はまだ組立ができません。そこでその待ち時間でUNIFORCE100Fとは別のルアー案を進めていました。
UNIFORCE100Fプロトを削っている間に別案の設計をする、そして別案を削る間にUNIFORCE100Fの修正案を設計、というローテーションを基本的には繰り返していました。
その別ルアー案というのが、とある特徴を持ったシンキングペンシルです。通常のミノーにはあって通常のシンペンには無いものってありますよね。それによって使用感や操作性能にも差が出ます。その差を埋めるための特徴を持たせたシンキングペンシル・・・という案だったのですが・・・

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形状はイメージ通りにできたのですが、トライ&エラーを繰り返してもアクションが思い通りにならなかったのです・・。

重心の高さ、ラインアイの位置、ウェイトバランス、などの思いつく部分を色々と変えながら試しましたが一向に良くなりませんでした。
そこで早い段階でこのシンペン案の開発を一旦ストップして、他のルアー案に力を入れることにしたのです。

ルアーの開発は全てが上手く進むということはありません。良い出来のものもあれば全くダメなものもできます。
途中で壊したプロトもあるので全てを数えた訳ではありませんが、UNIFORCE100Fも40ほどのプロトを試作しました。最終仕様のプロト以外は全て失敗作ということです。

試作する度にルアー開発の難しさと奥深さを感じます。
何年先になるか分かりませんが・・・一生できない可能性も高いですが・・・ファーストプロトで100点のクオリティを出したいです。
一発でどれだけ高クオリティのルアーを作れるか、ファーストメイク?ファーストビルド?にチャレンジしたいですね(笑)

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