皆さん、こんにちは。
開発の酉抜です。


突然ですが、昨日泣きました。
でも悲しいことがあったとか、感動する映画を見たとか、泣くほど嬉しいことがあった訳ではありません。ルアー案が難題というのは・・・泣きたい理由ではあるかもしれませんが・・・。

昨日泣いた理由はコレです。





玉ねぎは泣けますね・・・。

最近は外食を控え、自炊に力を入れております。
昨日は約1300グラムの鶏肉のかたまりと、ネットに入った9個入りの玉ねぎを購入して、調理しました。
これを一度にまとめて一口大にカットし多い分は冷凍保存、1時間以上の格闘でした・・・。
PC作業が多く疲れ目な私に追い打ちをかけるように・・・でももしかしてドライアイには涙を流すのは良いことなのか？などと、よく分からないことを考えながらの作業でした。

思ったよりも余計な内容で長くなりましたが、冗談はそのくらいにして本題に入ります。

今回は第一弾ルアーのコンセプトと1stプロトをご紹介します。









◆第一弾コンセプト◆
何回かに分けてLEGARE第一弾ルアーについての開発の様子に触れていきます。



LEGARE事務所にはホワイトボードいっぱいにルアーがイラスト付きで書かれています。この中からシーズンや魚種などに合わせて優先順位を付け、開発を進めています。

まず最初に進めることとなったルアーコンセプトは
・スタンダードに使える10センチのミノー。
・2種のリップを付け替えることで、レンジとアクションを使い分けることができる。
・アクションはシャローレンジのローリングと、ミドルレンジのウォブンロール。
・・・という内容です。

こんな頭が痛くなるようなルアー案から私のLEGAREでの開発がスタートしたのです。









◆1stプロト◆
頭を悩ませていても仕方がないので、とりあえず形にしてみよう、ということで始めはボディ形状をそこまで気にせず、リップ脱着の構造を試す方向で削り始めました。

そして、出来上がった1stプロトがコレです。





第一弾ミノーの1stプロトでもあり、LEGAREとしての1stプロトでもあります。

脱着はとりあえずできるものの、リップ取付具合が弱く、魚に暴れられると簡単に取れそうな強度でした。
リップ自体も薄目で折れやすそうでしたが、ヘッド部の太さを考えるとそこまで太くも厚くもできない・・・。
リップを少し後方に移動させ、縦気味の方向に取り付けるという案もありましたが、ボディ内側にABSの肉が増えることによる浮力ダウンとキャスト時の空気抵抗を考え、この案は試作しませんでした。別な案が無ければ試してたかもしれませんが・・・。

ここから私が頭を悩ませる毎日が始まりました。
ここからこのプロトはどうなっていくのか、今後の開発記をお楽しみに！