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ウェーダーのソール交換&補修



私は毎年、大晦日も正月も関係無くシフトローテーション通りに勤務しているのですが、今年はたまたま12月31日・1月1日と休みがハマって何年かぶりに世間様なみの年越しを過ごすことが出来ました♪ (#^.^#)v

そして2日からは普通に仕事です! ww
まあ2日・3日は休日出勤扱いなので手当ても出るし稼げる時に稼いでおきます! 笑

そしていつもその反動で“ポチっと病”にかかるんだけど、なかなかそのポチっとができない対象がウェーダー・・・

それは何故かというと現在使用している物は2012年に購入したリトルプレゼンツ(正確にはリトルオーシャンブランド)のクロロプレンウェーダーでサイズがXLK! ww

Kってゆうのは所謂“キングサイズ”ってやつでXLより胴囲が10cm大きくてブーツもワンサイズ大きいもので、ソールはフェルトピン仕様です
そして胴体のフロントには裏にマチのあるジッパー付きでコレがまた便利♪

履く時に厚着しているアウターごとスッポリつっ込んでジッパーを閉めるとOK! 楽チンである♪


だけど考えてみたらもう5シーズンも使ってるんだなぁ~ (^_^;)
普通ならもうとっくに買い換え時なのでしょうけど候補を探しても現行と同等の物が見つからないのです。

これは!と思うとサイズが無く、サイズが合うと今度は理想の仕様が満たされていない・・・フェルトソールのみだったり前ジッパーじゃなかったり・・・ラジアルソールを購入してピンを打とうかとも考えましたけど・・・

昨シーズンも同じ理由でウェーダーの延命をはかり、剥がれかけたソールのフェルトを接着して、海水が若干滲みる箇所も外側の縫合部をグルーで塞いだりしていました。

そして年末に近づいて、そろそろ今シーズンの海鱒の準備をとウェーダーを確認するとまたソールが剥がれかけてる・・・

前回接着した部分以外がけっこう剥離していて、使用後に洗ってはいたのですが奥の隙間に砂も侵入していてこれはもう“全剥がし”しかないなと!!

そして木ベラで煽りながらオモイッキリ引っ張るんだけど、いざ剥がすとなるとかなり頑丈なのねコレ! 笑

特に去年補修で接着した箇所がガッツリ着いてる!

途中から手が痛くなり軍手を履いたのですが、片足分を剥がし終えた時には手の平に血豆に近い水ぶくれができてますた・・・Orz

さらにもう片方もとなるとさすがにシンドイので(この時既に滝汗! 笑)良い方法はないものかとググってみるとウォータープライヤーを使うとよいみたい♪
もっと早く調べるべきだった! 笑

後の祭りだけど、さらにドライヤーなどで温めながらだともう少し楽にできたかもです。

力任せではなく、いろいろ文明の利器を使えってことですね! 笑笑



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やっとこ剥がし終えてから思う

だいぶスパイクピンも磨耗して効いてないしフェルト自体も寿命だなコレ (*_*)


さてどうしよう・・・


探しても29~30cmの替えのフェルトピンソールの在庫が無い! 

そこで前々から考えてたラジアルスパイクを思い付く!
というのもフェルトは海藻の匂いが付きやすく、乾くと臭いんですよね。

それに冬場のウェーダー使用のシチュエーションはサーフや磯場、漁港などが多くラジアルスパイクの方が適してない?

そもそもフェルトピンってどんな場面でいちばん効果を発揮するんだろ?
テトラは滑りにくいとは思うけど、あとは渓流とかかな?

調べてみると、岩場や川底が石の中心の場所で藻やコケに効くとのことです。
まあ予想通りでした! ww

そしてスパイクソールのネオプレン(クロロプレン)ウェーダーってなかなかラインナップされてないのは何故なのかな? (サイズの問題でリトルをメインで探してます)

これも調べると今の主流が比較的万能なフェルトピンになってるんですね~ 確かに何処でも使えますからね!

でも濡れた藻やコケに気を付けさえすればラジアルスパイクの利点も有るし、せっかくなので物は試しで今回はこっちに決定♪

んでスパイクの替えソールを探すと“がまかつ”の3L幅の30cm(5L)を発見! 他には見つからず在庫も残り一つなのですぐに“ポチっとな”です! 笑

それで届いたのがコレ



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ん!? コレ接合部がベルクロ仕様(マジック)だぁ~!!

シマノがそうなのは知っていたけど、がまかつもかぁ~!!

そしてウェーダーの足裏に合わせてみるとひとまわり幅が細い!
さらに剥がし終えた本体足裏部のゴムが思ったより薄くて指で押すとけっこう柔らかく、用意したソールの幅ではカバーしきれないなコレ・・・その部分で貫通の惧れ有りだな・・・((+_+))

ベルクロなのはもしかしたらって思ってたので剥がしたり削ったりも考えてはいたのですが材質を調べてみるとナイロンの可能性が高く、用意したボンドのセメダイン スーパーXの用途でもナイロンなら着きそうなのでそのまま接着することにしよう。



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ベルクロが接着できることを確認するために少量のボンドを塗って乾燥させると、はじかれないし大丈夫そう♪

そして足裏の柔らかい部分が露出する件は間にゴム板を貼って補剛してみることにする

用意したのは3mm厚のゴム板



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3mmにしたのはもっと厚い5mmだとカッター入れるのにかなり苦労するからです(これについては過去違う作業で経験済み 笑)

これは幅が30cmのゴム板の切り売りなんですけど、ソールの長さは実測で32cmだったのでこの横幅では横に並べて取れないので縦に取る必要が・・・
10cm単位での切り売りなんですが、でもあえて30cmでお願いしてみる! なぜなら長めに切ってくれるから! 笑 (薄く0.3mって見えるでしょ? 40cmだと勿体ないし! ww)
そしてよし!計算通り! まにあう長さで切ってくれました♪ 笑 (くれぐれも無理強いしてませんよ!? ww) 
値段は画像から計算できますね!? 安心料としては安いですね♪
(接着面が二面になるリスクは増えますけど・・・)

これを本体足裏に充ててボールペンで型をとりカッターで切り抜き



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ゴム板は本体より若干小さくなるように微調整してます。
これは大きいと出っ張った部分が歩行時に引っ掛かると剥がれの原因になると考えてのあえての小さめです

ゴム板の脱脂とボンドの食い付きを良くする為にペーパー掛け
本体足裏も同様にペーパー掛けで所謂“アシをつけて”おくってやつです♪



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ここで前もってウェーダーに新聞紙をしっかり詰め込んで凹まないようにしておきます(コレ大事! 笑)

本体足裏とゴム板にボンドを均一に塗り10分程放置して少し硬化し始めたらいざ接着!


布テープをしっかり張りながら爪先から固定していき踵の方へ
かなり張ってたので若干前にズレてしまったのですが踵方向へもしっかり張りながらテーピング

これについては放置時間が足りなかったかもです。
このボンドの使用方法では10分となっていましたけど、調べたサイトでは張るのはズレないので一発勝負となっていました(このサイトでも10分と書いていた)・・・ズレるのは乾きが足りてないんだと思います・・・

そしてプラスチックハンマーで叩いて圧着。
これも乾いた物同士をしっかりくっ付ける為ですね

あ、今回使用した道具はこんな感じ



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新聞紙を詰めておいたのはテープでテンションを掛けて固定する時に本体が潰れてしまうとしっかり固定できないからでした! 調べておいて良かった♪ ww



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丸一日経って確認



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クッツイテル♪ (*^^)v


これで足裏の脆弱さを補剛できました♪

ボンドがハミ出してますが水の侵入を防いでくれる事を期待してそのままでいきます



今度はソールの接着です

まずは問題のベルクロ部分にボンドを塗り乾燥
(ベルクロにけっこうボンドが吸われるのでたっぷり塗りました)
これはベルクロである為、接着面の下地造りです



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半日後、今度は接着用に再度ボンドを塗布して放置

本体足裏になったゴム板の裏もまたペーパー掛けを施しボンドを塗り放置

今回は一回目のゴム板の接着時に学んだので片足ごとに作業を進めます!
それと言うのも両足同時にボンドを塗ると片側の作業中に放置してる側のボンドが垂れてくるからです! 笑笑

それぞれ接着してこれも布テープでテンションを掛けながら固定して丸一日放置

今度の確認は少しドキドキ・・・
ベルクロは巧く接着されているだろうか!?



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ハイ、なんとかくっついてました~♪ www

土踏まずの部分のソールが細いの解ります?
まあ、全体的になんですけど! 笑


そして若干ベルクロが溶け出してるのでしょうね ハミ出してるボンドが青く変色しています

ですが手で引き剥がそうとしても大丈夫なのでこれで使用してみようと思います! 笑



追加の作業

ウェーダー爪先のサイドのラバー部分に歩行時の変形と経年劣化が原因と思われるヒビが水平方向に入っており気になっていたのですが、コレも放っておくと間違いなくヒビが広がり浸水してしまうので補修しておく。

用意したのは0.5mmの板ゴム(コレ得意ね! 笑笑)



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コレでパッチするために、ヒビをカバーできる大きさに角を落とした楕円状にカット (角を落とすのは剥がれにくい形状と考えて。)

そしてボンドの用途で使えない(接着できない)素材にポリエチレン?とあるので調べてみるとスーパーの買い物袋がそれなんですね。

そこで買い物袋を板ゴムより大きめにカット



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なんか見たことあるって方! 分かる人はDIY派ですね!? 笑
まあ、私が子供のころはそんな言葉は聞いたこと無かったですけどね! ww


そうです! 自転車のタイヤがパンクした時にチューブに貼るゴムパッチとクリソツになりました! 笑笑

予めヒビの周りとゴム板もペーパーを掛けておきボンドを塗布

このシートが有るとボンドを塗りやすいです♪
はみ出してもOKなのがGood! w w w

放置後、ポリエチレンシートごと布テープで上から固定です

これも丸一日後に布テープを剥がすとポリエチレンは布テープ側にくっ付いて綺麗に剥がれました~♪



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まんまパッチの使い方と同じですね! 笑

今回はついでなので考えられる4箇所すべてに施工しておきました♪



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左右両方やっています

これでラバー部分の補修も終了
あとはラバーとクロロプレンの裏側の繋ぎ目部分も少し補修。


さてこれまで掛かった主だった費用は替えのソールが5400円ほど、ボンドは1300円(今回は接着が二面なので二本購入しましたが通常なら一本で足ります。)でゴムロールが二種類で1000円弱なのでざっとで8000円。

あのウェーダーは約3万円として5年使ったから充分元は取れてるとは思いますが、年6千円と考えたら今回ダメ元で補修したのもあと二年も延命すれば儲けもんです! 笑

まあ、手間を考えると新品で見つけていたら間違いなく買っていましたけどね! 笑笑
今回の補修でそれまでの繋ぎになればと♪ (^O^)



さて、このところ釣果情報が聞かれる小型の海サクラマス

ウェーダーを補修中ってのもあり、行くとしたら透湿の方でとは考えてましたが・・・自分としては何だかなかなか腰が重くて・・・
ですが冬用のウェーダーも準備ができたので投入したいし次の休みにでも大物狙って行ってみようかしら♪ (#^.^#)

ウェーダーも実際使ってみて満足できるものなのか、またご報告しますね~♪



以上、足がやたらデカくて身長180cm弱、体重100キロのアングラーの奮戦記でした~ 笑

(もっとオススメのウェーダーの情報を知ってるって方は是非教えて下さい! m(__)m)



 

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