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サクラマスジギング用アシストフック自作 2021まとめ



先日、今シーズン2回目となるオフショアサクラマスジギングへ行ってまいりましたが、そのログの前に準備としてまたアシストフックを作りましたので、そちらを先にアップしたいと思います

毎年この時期になると過去にアップしたアシストフック自作ログの閲覧数が一定程度有るので私が書いても需要が有るのかな?

そうだとしたら文章だけで端折ってた部分も画像に残した方がよいかもなので、今回は細かく写真を撮ってみました

フック作りなんて簡単だよ!って方は読む必要ないんでよろしくです (^^ゞ


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まずは上の写真
これは去年や今年の第1回目の釣行に使用したフックです

サクラマスはファイト時や釣り上げた時に激しく暴れるので中にフロロカーボンの中芯を入れたアシストラインはその日の終盤には癖が付いてしまいます
そして一日何匹も魚を掛けたフックはどうしても針先が鈍くなってしまいます

なのでフックは使い捨てと割り切る事にしました
もしバラシが有ったらフックを確認しますね
まず刺さりが悪くなっていることが殆どなので交換です

そこでまたアシストフックを作ることになるのですが、この時ソリッドリングは再利用できますのでそこは助かりますね♪


製作に移る前に私が使用しているツールを軽くご紹介します

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左から
セキ糸とボビン・ボビンスレッダー
ニードル 小・中・大用三本
ハーフヒッチ用のウィップフィニッシャー
100均の糸切ハサミ

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100均のステンレススプーン
ラジオペンチ・大物用プライヤー・ライター
どう使うかは後程! w

そして余談ですが私がよく写真で使っている背景の黒いのは100均のトレイです
余計な物が写らないので多用しています 笑


今回使用するフック達

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カルティバ JIGGER LIGHT ホールド5/0・4/0
シャウト TCスパーク1/0

ホールドの4/0とTCスパークの1/0が重ねてみるとゲイプ幅もシャンク長もほぼ一緒でベンドカーブが角ばっているか丸いかの違いで針先にネムリの有るTCスパークに絞って使う事にして、タラや大物用にホールドは5/0のみ使用しています


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ヴァンフック PERCH Hook L
カルティバ JIGGER LIGHT シワリ 3/0

パーチフックは小さいジグ用
シワリ3/0はリアフック用です


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アシストラインはヴァンフックの150Lb

ブルーカラーがお気に入りですが色落ちが激しいようなので次からは気にしないことにしました 笑


中に通すフロロカーボンライン

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FAMELL ADDICT FLUORO 3.5号

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Seaguar Grandmax 4号


では製作工程に進みます

ジガーライトホールド5/0から作っていきます

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アシストラインを10cmにカットして中芯を抜きフロロカーボンライン4号を通し少し長めにカット


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ニードルを半分より若干手前まで通し貫通


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ここでソリッドリングを忘れずに通す
(忘れやすいのでやり直す羽目になります)


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アシストラインの先端をニードルのツメで引っ掛けてストッパーを閉じる

この時ニードルで中に引き込む穴を広げておくと通しやすいです


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ゆっくりと中に引き込んで二重にする


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私はこの時にステンレススプーンをソリッドリングに通して中を通したアシストラインを引っ張り締め込んでいます
(普段はラジオペンチを使用していますがこの時はそばに有ったプライヤーで撮影してしまいました)

ソリッドリングはカルティバの5/0がちょうどスプーンを通すことが出来ます

通したスプーンを持つことでスッポ抜けも無いし力が入ります
(これはマグロ用のシングルフックを製作する時にも使っている方法です)

締め込みが終わったら外側のアシストラインを指で伸ばして被せます


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任意のアシストラインの長さにフックを貫通
この時はタテアイで作ったのでソリッドリングと同じ向きにフックを刺しています


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アシストラインがチモトの正しい位置(針先側)に乗る様に回転させて移動させる

間違ってもチモトの背側に固定してはいけません
フッキングの力が逃げてしまいます

このアシストラインとフック自体の長さが足されてアシストフック全体の長さになります

長さでよく言われるのがメタルジグの長さの1/3~1/2程度がよいみたいです

なので長さは数種類用意しておくことを心掛けています


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今回もピンクのセキ糸を使用

ボビンにセットしてボビンスレッダーで導いて糸先をパイプに通す

ボビンスレッダーが無い場合は余裕を持たせて糸を出して出口側から口で吸うと通せますよ♪ 


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バイスにフックをセットしてアシストラインの余剰分をプライヤーでカット

シマノのプライヤーはサクっと切れます♪

ハサミで切ったりしてボサボサになった場合はライターで炙って整えています

フックにセキ糸で下巻きを1往復します

アシストラインをカットする長さ、下巻きの長さはだいたい針先と平行になるくらいでOK!


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今度はそのままアシストラインごと巻きつけていきます

下地が見えないくらいでOK


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セキ糸をハーフヒッチで留めてカット

この時はウイップフィニッシャーで撮影しましたが面倒くさくなって後から手でハーフヒッチしました! 笑

手でハーフヒッチをする場合は右手の人差し指と中指で糸を絡めとり1回転捻じって輪を作り、ソリッドリング側から通すと留まります
やってみたらすぐに解ります w

私は2~3回結びます


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糸切ハサミでセキ糸をカットして巻きが完成


※ここでティンセルやフィルム・マス毛鉤付きにしたい場合はセキ糸を切らずに巻いちゃってください

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こんな感じで作れます


瞬間接着剤を塗布して乾燥

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私は瞬間接着剤用硬化促進剤アルテコ スプレープライマーを使用しています

瞬間接着剤が白化せずに透明のまま短時間で硬化するので重宝しています

ただ匂いがキツいので段ボールでガードして部屋に広がらないように気をつけています


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全て完成

ジガーライト5/0以外はフロロカーボンラインは3.5号を使用しています

フォール主体のジグ用にヨコアイも二つ作りました

今回からサクラマスジギングには熱収縮チューブを被せてガードするのはやめようと思います
チューブを装着すると長持ちしますが、タイイング部分が痛んだりフックが錆びたりするより前にフックが鈍る方が先なのと吸い込みのための軽量化も考えて必要無しと判断しました



この翌日、これらを携えてサクラスジギングに行きましたが、やはりフックは使い捨てることになります

でもまた作ればいいんです♪ (´・ω・`)v



 

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