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ゾーンに入れる方法

  • ジャンル:style-攻略法
スポーツや仕事をやっていると何だかノッてきていつもより上手くいく時がある
今回のテーマはそれを上回る、神がかり的な状態になるゾーンに入れる方法について釣りと絡めて述べてみたい

意識的にゾーンに入れるためにはちょっとした事前準備が必要だ
まずはフィールドをしっかりと観察、場所を感じ、馴染む
視覚、嗅覚、触覚、聴覚、潮風のしょっぱさを感じる味覚、五感を意識してフル活用する

「練習の時はいいんですが、本番になると実力が出せないんです」と言う人がいる
これは練習と本番では環境が違うことが原因だ

人間は慣れる生き物で、いつもと違う場所
例えば広い試合会場では環境に適応しようと微細な眼球運動を繰り返し、無意識で周囲の情報を得ようとするそうだ
見ているようで見ていない、空気感にも上手く馴染めず、集中出来ているようで出来ていないのだ

格闘技の選手が試合の何時間も前に会場入りしてじっくりと下見したり、剣道家が床の滑りを確認するように床を歩き回っているのは、五感を使って自身の戦う環境に順化しているからだ

次にヒーローインタビューを意識すること
ナイスフィッシュでしたねー、今日の釣れた要因はなんだったんでしょうか?
という質問に答えられるようにする
別にインタビュアーがいるわけはないのだが、
勝因を魚かける前に考えておく、あらかじめ釣るための道筋を明確化しておくのだ

試合後のアスリートは息が上がった状態でも、はっきりと試合展開、勝因を説明しきれている
勝利の道筋を事前にイメージしきれているから出来ることなのだ
釣りのプロも釣ったあとの説明がとても上手なことからも伺い知れる

事前準備による環境順化でいきなり釣りの感覚をピークに近づけること
無意識下で得続けている情報を意識的に取捨選択すること
目的達成の道筋を明確化し集中することがキモだ

ゾーンに入ると相手や周囲がスローモーションで見えたという話を聞く
私の場合も色々あるが、真っ暗闇の中着水点が赤い点になり、巻き出す前にトレースラインが赤い線となって見える
そして魚をかける前に「釣った」と感じて一呼吸してからアタリが来る経験をしている

古来より人の考えは哲学的思弁に終始していたのだが、科学技術の発達した現代では脳科学をはじめとした研究で素晴らしいほどに解明され様々な分野で活用されている

上記のことはあくまでも浅学の私が本を読んだり、知り合いのスポーツ選手達から聞きかじったことである
書いた私もいつも、いつでもゾーンに入れられているわけではない
中々に難しいと感じてはいるが
実力の100%では無理でも101%なら釣れそう
という時には意識してやっている

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