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古き、良き、釣友

窓の隙間の向こう側から聞こえだした夏のダミ声。
梅雨も間もなく明けるか?
毎日毎日雨続きでうんざりだったものの、開拓中のホーム河川には梅雨の恩恵が現れ、沈黙を続けていた河川に、ド派手な太鼓を叩くような吸い込み音と共に、逃げ惑うイナッコが叩く水の音が響き渡った。
鱸はいる。
人は居ない。
定点的に釣り歩いて行くと、こういう恩恵を引き当てる事ができる。
今年の僕は、妙に運が良い。
そして、この最高のタイミングに誘いを講じ、この運を引き当てたのは、古き良き、釣り仲間。
この方との関係はかれこれ17年。
鱸釣り歴より長い。
ここまで僕と水辺を共にし、長く釣りを愛してきた仲間はこの方とホンダくらいであろう。
当然、二つ返事で了承。
この方との釣り前夜は、まともに寝れた試しが無い。笑

■魚釣りに年代は関係無い■

"釣友"
なんて僕の口から言うのは少し失礼に当たる気がする。
世代は僕の親父と変わらない年代。
僕が今の歳の頃、当時13歳の僕と出会った。
最初は"先生と生徒という間柄で"
中学の時は、部活も違うし、授業は社会を教えてくれた方だった。
距離がグッと縮んだのは僕が中学を卒業する少し前くらいだろうか?
この方は取り憑かれたかのように、魚釣りにハマった。
 中学校の当時、"魚釣り"と言えば僕の名前が上がったであろう。
それくらい同級生に魚釣りが好きな人間がいなかった 
必然的に僕と会話が弾み、どこそこに行ってみよう!っとずっと釣りの話。
最初の僕らは、根魚や、シロギス、アイナメなどを狙いにいっては

「あそこ行ってみよう!朝、4時頃集まろうか!」

「了解です(*^^*)」

僕たちは決まって約束の時間など守らない。
前日は寝れず、遠足を越えるワクワクにたまらず起床。
夜中0時頃には現場に赴き、竿を振る。
「先に現場の様子見ておいて、良さん来たらランガンもアリだな」
な~んて考えてる数十分後、見慣れたシルエットと、細い竿を握るその方が現れて
「いや~ワクワクして寝れなかったから先に状況見ておこうと思ったら、もう居るんだもんな~笑笑」
僕たちの釣りは、この笑いから始まる。笑

「日が登ってからが地合いなので、6時でどーですか?」

「了解!」

その日、我々はチヌのトップゲームをしようと待ち合わせた。
前日仕事が忙しかった為、昼には寝て夜中、目を覚ました。
携帯を見ると
「太刀魚調査に4時頃家を出ます。連絡ください」
やっぱりな。あの人が日が登った6時にノコノコ現場に来るハズがない。笑

「僕は鱸の調査しておきます」

午前2時半、僕はそーラインを入れた。

■鱸、大ボイル■

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僕はその異変にすぐに気がついた。
手前にはお手頃サイズのイナッコの大群に、気配ムンムン。
潮はこれから下げ始める。
今日釣れなかったら納得できないな~
なんてボヤいた直後、ボッッシュ!

「こっち、ボイルってます」
の直後に入電。
ボイルがいよいよ本格的になってきた最高のタイミングに現れる仲間。
さすがのタイミングに脱帽である。笑
この方の釣りスタイルは、徹底的に地元を探るスタイル。
どの季節、どんなタイミングで、どんな釣りをすれば、どんな魚が釣れるのか?
毎年毎年変わる状況も、ちゃんと四季をはめ込み、釣る。
メバルの話が出れば真冬だし、鱸の話が出れば夏終。
太刀魚の話になれば夏だし、時に、シロギスも出てくる。
僕はと言えば飽きず、ひたすら鱸を追うスタイル。
地元を開拓し、いろんなエリアを開拓してきた。
お互い夢中になって自然を語る中で、魚は違えど話が共通する事がよくあった。
こういう会話がまた面白く、違った視点の魚の見方もあるもんだと勉強になる。

まったく、釣りから離れても釣り。
釣りをしてても、釣り。
呆れたものである。笑


さて、挨拶もほどほどに、久しぶりの鱸のボイル音に翻弄されなが、思い思いのルアーをキャストするも、なかなかヒットに持ち込めず二人で1本ずつバラしたのみ。
それでも良かった。隣で竿を振るだけで楽しい。こんな楽しい時間をもたらすもの。
釣りも料理と一緒で"何を"ではなく"誰と"が大切である。


■東京湾トップチヌ■

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こちらは実に好調である。
この記事はまた新たに書こうと思います。
東京湾の川に増える、チヌの多さに首を傾げながら?笑

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