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『トラ・トラ・トラ』  第二章

初日の夜は、J氏を含めた5人で居酒屋に。
なんかやっとゆっくり話が出来た。
酒を酌み交わしながら、色んな話で盛り上がる。
みんな気持ちは同じ、釣りが好きな良い奴らなのだ。

fimoって良いなと思う事。
同じ趣味趣向を持った仲間と出会えること。 出会えたこと。
fimoが無かったら、多分出会えなかった仲間。
でも、自らが出会おうと自分自身が動かなければ、誰とも出会えない。
fimoが釣友を探してくれるのではなく、自分がfimoの中から趣味趣向が合った仲間を捜してコンタクト取ればいい。
それが正しい使い方かなと。

閉店まで盛り上がって解散。(ゴメン、楽しすぎて写真撮るの忘れたわ)

この日は、J氏の強制収容所に収監され未明の4時まで3時間の睡眠を取った。 ※Jさん有り難う。大変助かりました。

さてさて、早朝4時に目が醒める。
4時半に出発と言う事で、しんやさんとまちゃさんが迎えに来てくれる。
早々にPrison Break(脱獄)し、一路西海橋へ




台風の影響で風が心配されたが、まぁ現地へ行って見ることに。
途中コンビニに寄り、スタンドで燃料を入れ針尾瀬戸へ向けてひた走る。
ハウステンボスを横目に見ながら、スロープへ到着。
そこでは、恐ろしい光景が・・・・・・

酒は白波! 海も白波!! ウサギどころじゃない。羊サイズが跳ねている・・・・・
このウサギと羊とは、白い波の大きさ。

但し、風波であってウネリでは無いのでポイントへ入るまでの5分程度ならなんとか横切れそう。
定員5名のHHに4名乗船し出港。
ちなみにプロペラのピッチをこのために下げてきた。
荒波のためにプレーニングはしない。
微妙に波を被りながら、西海橋へ入っていく。

どうしても来てみたかったフィールド、針尾瀬戸。



聞きしに勝る激流、渦潮を目の当たりにする。 しかし、まだまだこんなもんじゃ無いらしい。
自慢ではないが、大分は豊後水道も早水の瀬戸と言われるくらい流れが速い。
しかし、豊後水道より細いところを走る潮なので、視覚的にスゲェ~のである。

あまりにも潮の流れが速すぎるタイミングだったので、奥へ進む。
これまたガンガン流れる河の中にBOATを浮かべて釣っている様な感じ。



ブレイクや沈み根を打っていくのだが、ブラックバスでも出てきそうな光景である。
しかし水が綺麗。 ルアーの動きがよく解る。
風と潮の流れに翻弄されながらも、ランガンしていく。
一向にシーバスは追いかけてこない。

ガイドのしんやさんやまちゃさんが申し訳なさそうにする。



遠征初回であることと自然相手の魚釣りなので、自分やもっさんは、全く気にしてないのです。
それよりも、次回来るときはどんなタックルが必要なのかを、既に考えて居たりする。 それがまた楽しい。

針尾瀬戸に宿題を貰いながら、ホームのフィールド 大分でこのパターンに近いフィールドがないかを考えたりね。
それが楽しく嬉しい。

だから渋くてもしょうがないのだ。

そう、ここ針尾島には高い電波塔がある。
海軍の送信所なのだ。



諸説有るが、日本が宣戦布告した真珠湾攻撃の作戦開始指令である
『ニイタカヤマノボレ 1208』を送信した電波塔と言う事で有名である。
これを境に、大東亜戦争が勃発した。
そしてこのブログを上げた今日が、長崎に原爆を落とされた日。
北九州が曇っていたから長崎に目標変更になった。
そして、その原爆を積んだB29は大分上空を通っていった事を思えば、何とも感慨深いのである。
まぁそれはさておき、景色が綺麗な針尾瀬戸。



こんなフィールドにBOATを浮かべてシーバスを狙ったのは初めてである。 とにかく気持ちが良い。
こりゃ、飛び込みたくなるわな。
やっと、もっさんがチヌをバイブレーションでGET!



米軍の弾薬庫を横目で見ながら(接近は禁止ね)、軍用艦を遠目に見ながら、燃料備蓄基地も山の中という怪しい針尾瀬戸。



もう、軍の秘密基地であり軍の町ですね。
最期に、潮が緩んだタイミングで西海橋下を攻める。



頭上には、新西海橋にある歩道のガラス張り(丸い窓)から、おねいちゃんのおパンティーでも見えないかワクワクしながら見上げつつ、反転流やブレイクを打っていく。



12時にStop Fishing。
いやぁ~遊び疲れた。 とにかく新鮮で楽しかった。おもれかった。



この日は、もっさんがチヌ1枚 30cm弱のシーバス1本の結果だったが、非常に楽しめた。
釣りってね。 色んな楽しみ方があるのよ。
長くやればやるほど、30cmでも50cmでも楽しんで狙って釣っている。
そりゃ~デカイのに、こしたことは無い。
結果だけ求めていたら、こんな面白くない遊びはないと思う。
景色を楽しみ。
仲間との会話を楽しみ。
その時やる気のあるシーバスを釣る。 それでいい。
時には、1人で結果(釣果)だけを追い求めることもあるけど、それだけじゃつまらない。
フィールドを楽しむ。 これが一番楽しい。

歴史のある町で、また良い想い出になる釣行が出来た。
針尾瀬戸を出ると鬼のような風波に翻弄されながらスロープまで戻る。
BOATを上げ、楽しい長崎の仲間と別れ一路大分を目指す。
・・・・・・・・・・・が!
ICの入口を間違えて佐世保市内へ北上(爆
でも、そそくさと降りたICの正面に海上自衛隊の護衛官や潜水艦が・・・・
戦争は反対だけど、男心をくすぐられる。



車を止めてしばし見学。



まぁこれも何かの縁。 ゆっくり見学し燃料を入れて、改めて帰路につく。
気持ちは満たされて『トラ・トラ・トラ』だな。
いいフィールド・いい仲間・満足のいく釣りになった。

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