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那珂川 清流~上流調査

以前、那珂川河口付近であまりに釣れないことから、
(特に雌の)シーバスのほとんどは春に遡上してしまって
いるのでは? と妄想しました

遡上するシーバスは、一時的に橋脚などで休みはすれど、
目指す最終地点はベイトがそれ以上さかのぼれない堰等が
ある場所だそうです(自然とベイトが溜まるので)。
(シーバス攻略Style 2021 『河川(上中流)の確実な攻め方』47P)

なので今回は、那珂川の遡上限界となりそうな
場所と、茨城県側の上流域をチェックしてきました


まず、那珂川を遡上するシーバスを追うにあたり、
河川の規則や、堰・頭首工が関係してきます。
自分なりにまとめたものが、下図になります

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大きなカギとなるのが、県境にほど近いところの茨城県側に
ある『小場江頭首工』です。
このゲートは、今年は4月23日に閉じられました。
(この頭首工の魚道についてはRiberline様が詳しいです

なので、栃木県側にシーバスが突っ込んでくるとしたら、
ゲートが閉じられる前か、10月頃にゲートが開いた後?
稚鮎を追って2~4月にゲートを通過したシーバスなら、
今では相当上流に登っていてもおかしくありません。

そして遡上限界点を調べてみると、海から約100km上流にある
『三又川の堰』ではないかと思いました。
なので今回は、そこに釣りにいってみました

(図のなかの遊漁規則については、漁協に問い合わせをして確認しました。
 那珂川は、栃木県と茨城県で、漁協の管轄が異なります
 茨城県側の那珂川の不明点については、
『茨木県内水面漁業 水面漁業 協同組合連合会』の中の、
『那珂川 組合』様 (TEL 029-288-3034)
に問い合わせさせて頂きました)



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雨のなか、『三又川の堰』までやってまいりました
代かきの影響はもう抜けたらしく、水は綺麗です
魚がいそうな雰囲気だなあ、もしかしてランカーシーバス
が登ってきていたりしないかなあ(*^^*)
と、釣りはじめ…… 
何もなく終了(><;

小魚は時折跳ねていて、対岸の岸際ではコイが暴れていたの
ですが、水深は深いところでも1mあるかないか、他はヒザ
くらいの水深の部分が多いようで、ルアーがすぐに底を擦り、
そうなるとフックに大量の藻が絡んできます







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夕方まで2時間ばかり、スプーンにミノー、ウェイクにバイブと
あちこちに投げ倒したあと、怒りのCoo190投入も功を奏さず……







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三又川の堰のすこし下流には、こんな面白い脇流があります
もしかして、ここにシーバスがいるのでは……!?
いや、ヤマメとかがいるかも……と、堰止め石の間からの
流れのヨレにスプーンを投げてみると、まさかの、アタリ!
まさか、ランカーシーバス!?













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『ランカーシーバス』
から<ランカー>と<シー>を抜いたお魚でした
ちっこいのに、すごい暴れるのにびっくり

スプーンはチヌーク激アツ 3cm 7g
スプーンで魚を釣ったのは、実はこれが初めてなのです

このあと、他の堰石の並びを同じように攻めたのですが
アタリもなにもなし。小魚はライズしているのですが。

―ーと、清流域はこんな感じでした
もうちょっと下流のほうはどうなっているんだろうと、
GW最後のほうで、軽く様子を見てきました。









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これは那珂川上流域のとある瀬。
いかにも、落ち込み部分にシーバスがいそう!
と攻めてみたのですが、反応ナシ。
他の釣り人のかたも若干名いらっしゃっていて、
私のあとにここを攻めていたのですが、ダメみたいでした








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禁止事項の立て札
ということは、ここは鮎釣りも盛んなようです
日中は、ルアーをぽんぽこ投げることは難しいのかもしれません









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そして岸には、稚鮎がいっぱい!
左は写真映りが悪いのですが、稚鮎の群れです。
こういう群れがあちこちにいっぱいいます。
右は見かけた稚鮎の死体です。




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今のところ、9月までは小場江頭首工より下流で探り、
10月になって茨城県側の上流域がルアー禁止になったら、
栃木県側の清流域で試してみようかな、と思っています

ちなみに師匠に栃木県側でシーバスってどうかと聞いたら、
「え!? うーん……小口バスしか聞いたことないなあ」
とのことでした。
 

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