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寺岡 寿人

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アウトスター120Sとは vol.1

いよいよ発売が近くなってきたアウトスター120S。


私の手元にアウトスター120Sが届いた時にはかなり煮詰められた状態で、私が行ったテストといえばボディ外部や内部構造の強度テストをメインに、使用感や使い続けた結果出てくるトラブル等をフィードバックするくらいでした。


そんなテストにてアウトスター120Sを投げ込んだシチュエーションは地磯がメインです。


ターゲットとなる魚はシーバス、真鯛、青物。


使用したタックルとしては10f前後M〜MHクラスのシーバスロッドに4000番クラスのスピニングリール。


PEラインは1〜1.5号でリーダーはフロロの5〜6号となります。


今回からこういったタックルセッティングで地磯エリアにてアウトスター120Sを使ってきた結果【実際はどうだったの?】という所を数回に分けて簡単に書いていこうと思います。


結論から言うと、凪から少し風波出るコンディションの地磯で飛距離もしっかりと稼ぐ事ができて、操作するにしても慣れればストレスは特に感じる事なく、結果もついてきました。


まず飛距離に関してはPEライン0.8号〜1号が丁度良い所かと思いますが、1.5号でもしっかり飛距離は出ました。


アウトスター120Sの自重が程よくノット巻き込み垂らし短め、ペンデュラムどちらでも投げやすいです。


背後に地磯の壁を背負うシーンでもそれなりに飛ばしやすいです。


重心移動のウェイトを固定するマグネットも程よい強度で、キャスト時にロッドを振った際は女性でもカチッとウェイトを落としやすいと思います。


そしてここからは声を大にして言いたい所なのですが、特にキャスト技術に依存する訳でなく誰が投げてもよく飛びます。


飛行姿勢や飛距離にムラなく安定したキャストができると思います。


この辺りは、また私のYouTubeチャンネルでメジャーを使い実際に飛距離を測ってきますのでお楽しみに。


そして操作やアプローチについてですが、これに関してはある程度シンキングペンシルというジャンルの釣りに慣れていないといけません。


というのもアウトスター120Sは【遠くの水面下をスローに姿勢を維持したままアプローチしたい】というコンセプトがある以上浮き上がりやすくなっています。


よって使いこなすには【巻き感や挙動を感じなくても流れの強さを見極め程よい巻きスピードをイメージできる経験値】がある程度必要になります。


このあたりはスネコン130と似ています。


というよりアウトスター120Sは端的に言うと【めちゃ飛ぶ細いスネコン130S】だと思っています。


スネコン130Sと言えばオートマチックな一面もありますが【しっかりラインを管理し操作する事で本領発揮する】マニュアル感が強いルアーです。


先程書いたようにアウトスター120Sも似た所があり、シンキングペンシルの中でも扱いが簡単なタイプではありません。


ただ目線を変えると、雑に巻いても扱えるシンキングペンシルと違い、繊細な一面を持つアウトスター120Sは【シンキングペンシルの程よい巻き感】を知り身につけるには最適と言えるかもしれません。


また方向性に迷いが無いので【アウトスター120Sとは?】を理解すると、一気に使い所使い時が見えてきて手放せなると思います。


実際に私がそうでした。


そして話をアプローチに戻しますと、着水後にウェイトボールを戻さない意識で巻きを入れると多少尻下がりになり、I字系アクションや水面スキッピングなどのアプローチも可能です。


これに関してはアウトスター120Sだから特別優れた性能という訳でなく、同じ事が再現できるルアーはたくさんありますが【同じルアーでアプローチを選べる点】は、短い時合いを釣る時や不意なナブラなどの状況によって大きなメリットになる事があります。


また内部構造が工夫されていてロッド操作に関してもアウトスター120Sは素直に反応します。


例えば水面下ダート的なアプローチなどです。


私自身はアウトスター120Sを使用する時は、基本流し巻きか水面スキッピングの二択なので多様しないアプローチですが水面下ダート的なアプローチは時に効果があると伺っています。


ただこれに関しては「このキャストは終始流し巻ききる」「このキャストは水面下ダートをやりきる」といったように、慣れないうちは無理にコンビネーションを組まず1キャストの中で1つのアプローチを続ける事がうまく扱うコツかと思います。


理由としては、意図してウェイトボールが移動しやすい構造としている為にロッド操作でダートさせると良い動きをするのですが水平姿勢を維持できなくなります。


そこから巻きに入ると浮き上がり水面を滑る事になる場合があるのですが、巻き感がないシンキングペンシルは慣れないと【今水に入ってるか?それとも浮いちゃってるか?】がわかりにくいです。


よってまだ慣れないうちは、1キャスト毎にメリハリのあるアプローチの使い分けをおすすめします。


慣れたらコンビネーションで遊んでいくと、より効果が出てくると思います。


今回はキャストや操作のコツやアプローチについて簡単に書きました。


まだまだ書く事はあるのですが、深掘りするのは皆様の手に届いてからにしたいと思います。


次回は実際に釣れた魚と流す為のノウハウ、ポイントや状況によっての使い所使い所についてを簡単に書いていきます。

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