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▼ ビッグベイト初心者によるビッグベイト初心者のためのビッグベイト道 その6
どうも。
先日、忘れられない程の悲しい出来事があり、当面釣りは控えようと思うも、多分来週位には磯のサラシの様子が気になって出て行くんだろうなと、自分のヴァカさ加減に半分呆れている中年のネコです。
さて、これまでビッグベイトの使い方、シーバスへのアプローチの仕方を初心者なりに自身の経験、検証を踏まえて述べました。
今回は、ラインについて述べていきたいと思います。
1.ビッグベイトのライン選びについての一考
皆さんは普段のシーバス釣りにおいて、殆どの方がPEラインを使用していると思います。
(一部のアングラーはモノフィララインを使用している方も居ますが。)
ビッグベイトを使用するにあたり、皆さんはそのままのラインシステムを使用する事を予定してはいないでしょうか?
一般的にシーバスのスピニングタックルで使用するラインの太さはPE0.8号〜1.5号、リーダーは16lb〜30lbを使用されているかと思います。
(因みに私はボラとエイと巨鯉によるラインブレイクが怖いので、1.5号と30lbリーダーです)
もしも、スピニングタックルでビッグベイトの使用を考え、上記の太さで始めようとされているなら、私からすれば「止めてください」と言います。
ベイトで普段からシーバス釣りをされておられる方なら解るハナシですが、テンションを掛けずに巻いた糸同士が絡むと…。
ビッグベイトをスピニングで使用する際、フルキャストをする事はほぼ無いでしょうが、やはりライントラブルや高切れは避けたいもの。
先述した1oz(約28g)前後のものならば可能でしょうが、2oz(約56g)近くなると投擲した瞬間の張力はかなりのものになるため、そういった観点からもPEは最低2号、リーダーは35lb以上をお勧めします。
また、同時にガイドトラブルを避けるためにも、FGノット等の〝結び目が小さい〟ノットを確実に出来るように覚えておいた方がよいでしょう。
ベイトにつきましては、これまでベイトでのシーバスをされておられた方はご存知かと思いますが、ビッグベイトを使用したく、ベイトリールの使用を始める方は、いきなりPEラインを使用するのは避けた方が良いです。
ビッグベイトは空気抵抗が大きく、スピニングと同様のキャストをするとバックラッシュは避けられません。
最悪の場合、1投目からバックラッシュ&高切れを起こし、高価なビッグベイトを奉納する事になります。
(私はその違いを理解するまでに、数々のビッグベイトや貴重なルアーを殉職させてしまいました)
私自身、まだまだ初心者に毛の生えた程度のベイトキャスターですが、PE対応のベイトリールを使用してもバックラッシュを多発させたため、PEを使用するまでにモノフィララインで散々練習し、サミングが手元を見なくともある程度出来るようになってからの方が良いと考えます。
そんな練習している暇は無い!!
今すぐベイトタックルでビッグベイトを投げたい!!
大丈夫です。
現在、市場に出回っているビッグベイトの殆どが、ブラックバス用に開発されたもので、モノフィララインでの使用を想定しており、動作に関しては然程差は無いように感じました。
そもそも、リールをぐるぐる巻く釣りではない為、ラインメンディングをしっかりしていれば、フローティングにおいてはラインの比重の違いによるアクションの変化は見受けられなかったと言った方が正しいです。
ラインの太さに関しましては、1oz前後なら20lb、2oz前後なら30lbが相性がよいと思いますし、この太さならキャストミスをした際、バックラッシュは太糸のため解きやすく、糸が多少は伸びる事で高切れもある程度は防いでくれます。
手元が見えない真っ暗な中でキャストしても、キャストフォームがブレず、スプールが回転する音で自然とサミングが出来るようになるまでは、高切れロスト防止の観点からもモノフィララインでの使用がベストかと思います。
繰り返しモノフィラと書いておりますが、当然ナイロンですからね!!
フロロだとそれはもう悲惨な事に…。
無論DCリールだとしても、バックラッシュが起きる時は起きますので、悪しからず…。
ナイロン20lbでも、普通に70クラスのシーバスは釣れます。
そもそも、PEラインが主流になるまでは、皆ナイロンでしたからね…。
- 2021年7月8日
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